イチロー選手の強さは、恩人への感謝を忘れないことにあったのですね。
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マーリンズのイチローが26日(日本時間27日)、パドレス戦の7回に代打で左前打を放ち、シーズン22本目の代打安打で球団新記録となった。
同点の7回無死一塁の代打で、珍しくバントを2度失敗。「いやもう、説明するまでもないでしょう」。7球目、初対戦となった右腕メイトンの91マイル(約146キロ)の外角ツーシームを左翼線に運んだ。球団新記録に「まあ、でも今年はこういう流れなので、ないよりはいいです」と話した。限られた出場で結果を出し、打率は.252に上昇した。
右肩のユニホームの袖、感謝を込めて直筆で書き込むスペースに前日は7つの平仮名の横に数字が振ってあり、並べると「おおぎかんとく」。オリックス時代の恩師である故仰木彬氏の名前を入れた。「普通には書けないからねぇ」と照れ笑い。そしてこの日は同様に「おうかんとく」と世界一となった06年第1回WBCで代表監督も務めた王貞治氏の名前を刻んだ。代打安打のメジャー記録もあと6。34試合を残している。 (笹田幸嗣通信員)
≪大リーグ記録は28安打≫イチローの今季代打安打22は、2位のロッキーズ・バレイカの15安打に大差をつける両リーグ最多。大リーグ記録は95年にロッキーズのジョン・バンダーウォールがつくった28安打で、あと6本。イチローの22安打は歴代で10傑入りした。日本記録は07年にヤクルト・真中満(現ヤクルト監督)がマークした31。
イチロー“球団新”を地元メディアも速報 左翼線への一打は「典型的イチロー」
球団記録更新の22本目代打安打「今季メジャーで最も代打安打を放っている」
マーリンズのイチロー外野手が、26日(日本時間27日)の本拠地パドレス戦で新たな“勲章”を手にした。7回に代打で出場し、レフト前ヒット。今季22本目の代打安打となり、マーリンズのシーズン最多代打安打記録(21本)を更新した。地元紙も続々と速報。外角への直球をレフト前に運ぶ技ありの一打に「典型的なイチロー」という声もあがった。マーリンズは2-1で延長11回サヨナラ勝利を飾り、1回無失点の田澤純一投手が3勝目(3敗)を挙げた。
MLBのイベント期間中のため、「ICHI」の愛称をユニホームに背負ったイチロー。1-1の同点で迎えた7回無死一塁に代打で登場すると、粘ってカウント2-2から右腕マトンの7球目の91マイル(約146キロ)の外角速球をレフト線へ運んだ。フェアゾーンぎりぎりに巧みに落とすヒット。無死一、三塁へとチャンスを広げた。その後、後続が倒れて得点にはつながらなかったものの、マーリンズは延長11回サヨナラ勝ち。3連勝を飾った。
ロス・グロードが持っていた球団最多代打安打記録(21本)を更新する今季22本目の代打安打を放ったイチローについて、地元紙「マイアミ・ヘラルド」は速報。「イチロー・スズキは7回にシングルヒットを放ち代打安打を22本とし、マーリンズのシーズン代打安打記録を更新した。ロス・グロードは2009年に21安打を達成し、この記録を樹立した。スズキは今シーズン、メジャーで最も代打安打を放っている」。イチローの代打安打22本は、2位のパット・バライカ(ロッキーズ)の15本を大きく引き離し、メジャー1位となっている。
ファウルで粘り左翼線へ落とすヒットに称賛「素晴らしい打席」
さらに、サン・センチネルも速報し、「イチロー・スズキは代打安打22本目を放ち、マーリンズのシーズン最多記録を更新した。最後にメジャーでより多くの代打安打を記録したのは2007年のマーク・スウィーニーである」とデータを紹介。07年のスウィーニーは代打で24安打を記録しており、イチローの22安打はこれ以来では最も多い本数となった。
また、この試合を中継していた「FOXスポーツ・フロリダ」では、イチローがヒットを打った瞬間に実況が「イチロー、レフト線へのライナーです。ヒットです! 代打安打を22本としました。マーリンズ史上最多です。貴重なヒットです」と興奮気味に伝え、解説者のトッド・ホランズワース氏は「素晴らしい打席です。典型的なイチローです。レフト線へと放ちました」と、ファウルで粘った末の左翼線へのヒットを称賛していた。
3連勝のマーリンズは、ワイルドカード2位のロッキーズと4.5ゲーム差を維持。大逆転でのプレーオフ進出を狙うチームの中で、調子を上げてきた代打イチローの存在感がさらに大きくなっている。(Full-Count編集部)
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