微妙な実験結果です。
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糖質制限、長期継続で老化早まる恐れ マウス実験で判明
朝日新聞 2019年7月10日11時00分
米やパンといった主食をとらず、たんぱく質などでカロリーを補う「糖質制限」を長期間続けると、老化が早まる可能性があることが、東北大の都築毅准教授(食品機能学)らのマウスを使った実験でわかった。
糖質制限は、短期間行うと内臓脂肪を減らしたり、血糖値を下げたりする効果が報告されている。
都築さんらは寿命が約1年のマウスを3グループに分け、合計のカロリーは同じで内訳を「標準的」「低糖質・高脂肪」「低糖質・高たんぱく」にした飼料をそれぞれ与えた。「低糖質・高たんぱく」の飼料は、糖質によるカロリーは2割に抑え、残りを乳たんぱくで補った。人間が3食全て主食を抜いた状態に相当する厳しい糖質制限だ。
その結果、「低糖質・高たんぱく」のマウスは、「標準的」と比べて寿命が約2割(8~9週間)短かった。腸内で乳酸をつくる細菌が減っており、腸内環境が悪化してがんなどになりやすかったとみられる。短期の記憶力を測ると「標準的」のマウスに比べ、半分程度だった。
都築准教授は「人間でも糖質制限を20~30年程度続けると、老化を促進する可能性がある。医師や管理栄養士などの指導で行ってほしい」と話している。(三上元)
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厳しいとはいえないまでも、ここ2年程ほどほどに糖質制限している貧乏英語塾長です。
甘いものがそれほど好きではないので、菓子類はパス。せいぜい柿の種を口にする程度です。主食は、玄米と麺類(パスタ・そば・うどん・そうめん)にしています。それも、昼に玄米100g、夜に麺類を乾燥状態で100gぐらいで十分です。その代わり、たんぱく質を中心に、できるだけ多くの野菜を食べています。
しかし、糖質制限といえるほどの厳しさがないために、ストレスは一切ありません。本当にたまにの話ですが、ラーメンやそばを外食したり、幕の内弁当を買ったりもします。
とはいえ、もはや大盛りご飯をガシガシ食うという気にはなれません。若いころとは違いますから。しかも、上の実験よりかなり緩やかな糖質制限ですし、現在57歳の貧乏英語塾長としては、あと20年から30年糖質制限して寿命が尽き果てても、大往生というものでしょう。
というわけで、個人的には「ああ、そうですか」という実験結果なのでありました。
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