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山下敬吾九段、棋聖戦挑戦を史上最速の1000勝目で決める

2018年11月09日 02時37分16秒 | 囲碁

立派です。記録しておきましょう。

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山下九段、井山棋聖へ挑戦権…河野九段振り切る

山下九段、井山棋聖へ挑戦権…河野九段振り切る

棋聖戦の挑戦者決定戦で河野九段に勝ち、対局を振り返る山下九段(8日午後10時49分、東京都千代田区の日本棋院で)=大原一郎撮影 【読売新聞社】

(読売新聞)

 囲碁界の最高峰・第43期棋聖戦(読売新聞社主催)挑戦者決定トーナメント決勝第1局が8日、東京都千代田区の日本棋院で行われ、午後10時25分、Sリーグ優勝の山下敬吾九段(40)がSリーグ準優勝の河野臨九段(37)に204手までで白番中押し勝ちした。変則三番勝負の決勝にはSリーグ優勝者に1勝のアドバンテージがあるため、山下九段は井山裕太棋聖(29)への挑戦権を獲得した。

 山下九段は棋聖在位5期の実力者。2014年からは3期連続で挑戦者として井山棋聖と棋聖戦七番勝負を戦った。今年は本因坊戦(井山棋聖の防衛)と天元戦(現在五番勝負が進行中)で井山棋聖に挑戦している。

 左上隅からねじり合いが始まったこの日の対局は、黒の一団の生死を巡って難解な戦いが続いたが、山下九段が力強い打ち回しで粘る河野九段を振り切った。山下九段は局後、「(井山棋聖には)今までいいところなく負けていたので、もう少しいい勝負ができるように頑張りたい」と来年1月10日、東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で開幕する七番勝負への抱負を語った。

山下敬吾九段が囲碁棋聖戦の挑戦権獲得、通算1000勝達成

山下敬吾九段が囲碁棋聖戦の挑戦権獲得、通算1000勝達成

山下敬吾九段  

(産経新聞)

 囲碁の第43期棋聖戦の挑戦者決定変則三番勝負第1局が8日、東京都千代田区の日本棋院で行われ、山下敬吾九段(40)が河野臨九段(37)を破り、七番勝負(来年1月開幕予定)進出を決めた。7連覇を狙う井山裕太棋聖(29)とは今夏の本因坊戦、進行中の天元戦に続く対決。七大タイトル戦には歴代2位の17年連続登場となる(1位は趙治勲名誉名人の24年連続、昭和54〜平成14年)。

 山下九段は6人が総当たりする今期の棋聖戦Sリーグで1位になった。プレーオフにあたる変則三番勝負で、同2位の河野九段が挑戦権を獲得するには連勝が必要だったが、1勝のアドバンテージがある山下九段が第1局を制した。

 この勝利で山下九段は史上24人目となる公式戦通算1000勝(470敗1持碁1無勝負)を達成した。入段から25年7カ月での到達は史上最速40歳2カ月での達成と勝率・680はいずれも結城聡九段(46)=39歳2カ月、・729=に次ぐ2位

山下九段、史上最速で1000勝 25年7カ月

 囲碁の山下敬吾九段(40)が8日、第43期棋聖戦挑戦者決定戦で河野臨九段(37)に勝ち、通算1000勝を達成した。史上24人目。入段から25年7カ月での到達は、2011年の結城聡九段(46)の27年1カ月を上回り、史上最速となる。山下は「時代により棋戦の数も違うし意識はなかったが、このような重要な対局で1000勝を達成でき、記念になった」と話した。

 山下は1993年、プロ入り。日本棋院東京本院所属。本因坊2期、棋聖5期など、7大タイトル獲得・優勝回数は23。今年、第73期本因坊戦で本因坊文裕(29)=井山裕太九段=への挑戦者になり現在、天元戦でも井山に挑戦している。この棋聖戦でも井山への挑戦者となり、17年連続7大タイトル挑戦手合出場を決めるなど、トップ棋士として活躍し続けている。【最上聡】

囲碁、山下が最速で千勝達成 25年7カ月で到達

囲碁、山下が最速で千勝達成 25年7カ月で到達

囲碁の山下敬吾九段

(共同通信)

 囲碁の山下敬吾九段(40)は8日、第43期棋聖戦挑戦者決定戦で河野臨九段(37)に勝ち、3期ぶりに挑戦権を獲得し、プロ入り後最速の25年7カ月で公式戦通算千勝(470敗1持碁1無勝負)を達成した。40歳2カ月、勝率6割8分での到達で、共に歴代2位。千勝は史上24人目。

 日本棋院によるとこれまでの最速は、関西棋院所属の結城聡九段(46)が記録した27年1カ月。最年少、最高勝率は結城九段の39歳2カ月、勝率7割2分9厘。

 山下九段は北海道旭川市出身、日本棋院所属。棋聖5期などの実績がある。日本棋院の中では、最速、最年少、最高勝率で千勝に達した。

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本因坊戦、天元戦、棋聖戦と1年間で3つも七大タイトルの挑戦者になるというのは、ある意味、井山五冠よりも凄いことです。何せ、強豪ひしめき合うリーグ戦やトーナメント戦を負けずに勝ち進んできたということだからです。

しかも、山下九段は七大タイトルを23個も取っており、相手はほとんどすべてトッププロという厳しい環境の中で、40歳にして1000勝をあげるというのは凄いこと。失礼ですが、結城九段の記録よりも重みを感じます。

山下九段は、名人を奪取した張栩九段と同じ世代。つまり、井山五冠にタイトルを奪われた世代です。この人たちが、五冠にリベンジを期してきており、面白い限りです。40歳前後の往年のタイトルホルダーと20歳前後の若手とが、29歳の井山五冠を狙い撃ちする構図は、囲碁ファンにとってはたまりません。

山下九段は、張栩名人がやれたことは自分もできるとおもっているはずです。天元・棋聖の奪還をやってしまうかもしれません。井山五冠ファンとしては複雑な心境ですが、そんな強い山下九段を五冠が蹴散らしてくれることを祈りましょう。

どちらにせよ、天元戦、王座戦、棋聖戦と五冠には息もつけぬ厳しい戦いが待っていることは間違いありません。


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