米調査・コンサル会社のインターブランドは5日、世界的企業の2015年版ブランド番付を発表した。「iPhone」や「iPad」の人気が続く米アップルが3年連続で首位だった。日本勢の最高はトヨタ自動車の6位で、前年の8位からアップした。

 米企業がトップ10に8社入った。2位がグーグル、3位はコカ・コーラで上位3社は前年と同じだった。排ガス規制試験の不正に揺れる独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は、9月に問題が発覚したことも反映させた結果、前年の31位から35位に後退した。

 日本企業はトヨタのほかホンダ(19位)、キヤノン(40位)、日産自動車(49位)、ソニー(58位)、パナソニック(65位)の計6社がトップ100に入った。スマートフォン向けのゲームで出遅れた任天堂は前年の100位からランク外となった。

 調査は、世界で展開する企業の収益性や消費者の支持をインターブランド社が独自集計し、順位を付けて毎年発表している。今年で16回目となる。(ニューヨーク=畑中徹)

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公式サイト:http://interbrand.com/best-brands/

トヨタの孤軍奮闘です。世界では主流のITメーカーなのに、ソフトバンクを含め、日本のそれが1社も入っていないというのは悲しい限り。ユニクロも圏外だし、早くこうしたランキングでもっと多くの日本企業が世界を沸かせてくれるようになってほしいものです。