小池百合子・東京都知事は10日、受動喫煙を防ぐため、飲食店や公共施設などの屋内を原則禁煙とする都独自の条例制定を検討していることを明らかにした。2020年東京五輪・パラリンピックに向け、対策強化を求める声が出ている一方、政府・与党で検討中の法改正による対策の実現が不透明になっていることが背景にあるとみられる。

 小池知事は同日夜、BSフジのテレビ番組で規制案について「基本的には厚生労働省の案に近い。明確に分煙では不十分ということから、屋内禁煙を原則としていく」と述べた。自ら率いる地域政党「都民ファーストの会」の都議選(6月23日告示)の公約にも盛り込む方向だという。

 一方、公明党関係者によると、都民ファーストと都議選で選挙協力をする公明も、受動喫煙防止のための条例制定を公約に盛り込む方針だという。

 厚労省は今年、学校や医療施設のほか、飲食店も一部を除いて原則禁煙とする健康増進法改正案を策定。しかし自民党内の反発が強く、実現が見通せない状況になっている。

**********

都議会自民党は、国会自民党同様、次の記事が示すように、スモーカーだらけです。

喫煙に甘~い都議会自民党では、禁煙条例制定は不可能。受動喫煙防止対策は、都議選の重要争点になりえる
おときた駿(東京都議会議員/北区選出)
BLOGOS 2017年05月10日 22:49

ゆえに、屋内全面禁煙化条例を作りたければ、都民ファーストと公明党が都議会の過半数を占めなければなりません。

そうなればいうことはなしなのですが、小池都知事が東京五輪用の仮設施設500億円を独断で決定したことや築地市場の移転問題を膠着させている現状を、都議選では自民党が衝いてきます。その中で、勝利を収めるのは容易でなさそうです。

ともあれ、世界水準の受動喫煙防止条例を作ると公約するのなら、今度だけは小池都知事を信じてみようかとおもいます。その代わり、都議選で勝利したら、速やかに公約を実現してもらわないと困ります。