大好きな映画監督アンソニー・ミンゲラが54歳の若さで亡くなってしまいました。ショックです。
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A・ミンゲラ監督死去=「イングリッシュ・ペイシェント」で脚光(時事通信) - goo ニュース
2008年3月19日(水)01:03
アンソニー・ミンゲラ氏(英映画監督)代理人によると、18日、出血多量のためロンドン市内の病院で死去、54歳。先週首にできた腫瘍(しゅよう)の手術を受けていた。
54年、英ワイト島生まれ。ラジオやテレビドラマの脚本を手掛けるなどした後、91年に映画監督デビュー。第二次大戦中の北アフリカを舞台にした恋愛映画「イングリッシュ・ペイシェント」(96年)でアカデミー監督賞を受賞。監督と脚本を兼任した「リプリー」(99年)でも同脚色賞にノミネートされ、03年の作品「コールドマウンテン」も高い評価を得た。同年から英映画協会の会長を務めていた。
「イングリッシュ・ペイシェント」のA・ミンゲラ監督、54歳で急逝!
2008年3月21日(金) 0:00 eiga.com
「イングリッシュ・ペイシェント」(96)でアカデミー監督賞を受賞したイギリス人監督、アンソニー・ミンゲラが3月18日、ロンドンのチャリングクロス病院で死去した。54歳。同氏の代理人が明らかにした。
代理人によると、ミンゲラは先週、へんとう腺と頸部にできたガンの除去手術を受けており、手術は成功したものの、その後起きた出血を止めることができなかった。
TVドラマの脚本執筆に携わった後、「愛しい人が眠るまで」(91)で長編映画の監督に。「イングリッシュ・ペイシェント」でアカデミー監督賞など9部門を制覇し、一躍巨匠の地位を手に入れた。「太陽がいっぱい」のリメイク「リプリー」でもパトリシア・ハイスミスの原作を忠実に映画化し、アカデミー脚色賞にノミネートされた。03年には英映画協会の会長に選出されていた。
近年はパートナーのシドニー・ポラック監督との製作会社“ミラージュ・エンタープライズ”で、ジョージ・クルーニー主演のアカデミー賞7部門ノミネート作品「フィクサー」(4月12日公開)を製作総指揮。また、スティーブン・ダルドリー監督、ケイト・ウィンスレット主演のホロコースト映画「朗読者(The Reader)」をプロデュースしている。
同氏の突然の死はハリウッドに衝撃を与えている。親友のケビン・スペイシーは、「アンソニーは偉大な映画作家の一人で、彼ほどストーリーテリングを愛して多くのことを成し遂げた者はいなかった。彼を失って、その悲しみがふつふつと湧いてきている。彼は偉大な男で、偉大な友人だった」とコメント。レイフ・ファインズは、「アンソニーは俳優のプロセスに対して敏感さと注意力を持った稀な映画監督だった。『イングリッシュ・ペイシェント』ではくるぶしに湿布をしながら監督し続け、それでも優しげなユーモアと細心さを失わなかった。彼の映画はものすごい孤独と罪滅ぼしの愛の力をテーマにしていたが、彼の死の瞬間もそうだったのだろう。いつも困難に心して取りかかった男として、彼のことを忘れない」と弔意を表した。
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好きな映画3つを挙げれば、以下の通り。
第1位は、文句なく『イングリッシュ・ペイシェント』。INDECの定期上映会でも2回上映しています。BDで出たら絶対に買います。
第2位は、『コールド・マウンテン』。ニコール・キッドマンの美しさとレネー・ゼルウィッガーの逞しさを忘れられません。もちろん南北戦争の戦闘シーンを再現した、あの迫力は忘れられません。一日も早いBD化を望む一本です。
そして、第3位は、『こわれゆく世界の中で』(レビューは、こちら!)。ジュリエット・ビノシュの好演が心を揺さぶります。
とにかく、惜しい監督を亡くしました。心よりご冥福をお祈りいたします。
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A・ミンゲラ監督死去=「イングリッシュ・ペイシェント」で脚光(時事通信) - goo ニュース
2008年3月19日(水)01:03
アンソニー・ミンゲラ氏(英映画監督)代理人によると、18日、出血多量のためロンドン市内の病院で死去、54歳。先週首にできた腫瘍(しゅよう)の手術を受けていた。
54年、英ワイト島生まれ。ラジオやテレビドラマの脚本を手掛けるなどした後、91年に映画監督デビュー。第二次大戦中の北アフリカを舞台にした恋愛映画「イングリッシュ・ペイシェント」(96年)でアカデミー監督賞を受賞。監督と脚本を兼任した「リプリー」(99年)でも同脚色賞にノミネートされ、03年の作品「コールドマウンテン」も高い評価を得た。同年から英映画協会の会長を務めていた。
「イングリッシュ・ペイシェント」のA・ミンゲラ監督、54歳で急逝!
2008年3月21日(金) 0:00 eiga.com
「イングリッシュ・ペイシェント」(96)でアカデミー監督賞を受賞したイギリス人監督、アンソニー・ミンゲラが3月18日、ロンドンのチャリングクロス病院で死去した。54歳。同氏の代理人が明らかにした。
代理人によると、ミンゲラは先週、へんとう腺と頸部にできたガンの除去手術を受けており、手術は成功したものの、その後起きた出血を止めることができなかった。
TVドラマの脚本執筆に携わった後、「愛しい人が眠るまで」(91)で長編映画の監督に。「イングリッシュ・ペイシェント」でアカデミー監督賞など9部門を制覇し、一躍巨匠の地位を手に入れた。「太陽がいっぱい」のリメイク「リプリー」でもパトリシア・ハイスミスの原作を忠実に映画化し、アカデミー脚色賞にノミネートされた。03年には英映画協会の会長に選出されていた。
近年はパートナーのシドニー・ポラック監督との製作会社“ミラージュ・エンタープライズ”で、ジョージ・クルーニー主演のアカデミー賞7部門ノミネート作品「フィクサー」(4月12日公開)を製作総指揮。また、スティーブン・ダルドリー監督、ケイト・ウィンスレット主演のホロコースト映画「朗読者(The Reader)」をプロデュースしている。
同氏の突然の死はハリウッドに衝撃を与えている。親友のケビン・スペイシーは、「アンソニーは偉大な映画作家の一人で、彼ほどストーリーテリングを愛して多くのことを成し遂げた者はいなかった。彼を失って、その悲しみがふつふつと湧いてきている。彼は偉大な男で、偉大な友人だった」とコメント。レイフ・ファインズは、「アンソニーは俳優のプロセスに対して敏感さと注意力を持った稀な映画監督だった。『イングリッシュ・ペイシェント』ではくるぶしに湿布をしながら監督し続け、それでも優しげなユーモアと細心さを失わなかった。彼の映画はものすごい孤独と罪滅ぼしの愛の力をテーマにしていたが、彼の死の瞬間もそうだったのだろう。いつも困難に心して取りかかった男として、彼のことを忘れない」と弔意を表した。
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好きな映画3つを挙げれば、以下の通り。
第1位は、文句なく『イングリッシュ・ペイシェント』。INDECの定期上映会でも2回上映しています。BDで出たら絶対に買います。
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第2位は、『コールド・マウンテン』。ニコール・キッドマンの美しさとレネー・ゼルウィッガーの逞しさを忘れられません。もちろん南北戦争の戦闘シーンを再現した、あの迫力は忘れられません。一日も早いBD化を望む一本です。
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そして、第3位は、『こわれゆく世界の中で』(レビューは、こちら!)。ジュリエット・ビノシュの好演が心を揺さぶります。
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とにかく、惜しい監督を亡くしました。心よりご冥福をお祈りいたします。
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