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JTは、生協の白石さんまでも利用する

2006年06月20日 08時55分30秒 | 離煙ニュース: 国内編
JTという会社は、喫煙マナー向上キャンペーンと称して、タバコを売りつけるCMをテレビでも雑誌でも新聞でも怠りません。他の先進国では信じられないことです。

そして、とうとうあの「生協の白石さん」までも利用しようとしています。

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禁煙学会:JTキャンペーン、白石さん登場に「待った!」

 東京農工大の「生協の白石さん」を日本たばこ産業(JT)の「喫煙マナー向上キャンペーン」に登場させるのは国際条約違反だとして、日本禁煙学会(作田学理事長)は19日、同大と同大生協にJTへの協力中止を求める意見書を送った。

 「白石さん」は同生協職員。利用者の「ひとことカード」へのユーモアあふれる回答が人気を呼び、昨年11月発売された単行本はベストセラーになった。キャンペーンは20~22日、首都圏や京阪神のJRや大手私鉄の中づり広告として実施。たばこやごみをめぐる質問に、「白石さん」が独特の表現で答えるスタイルになっている。

 意見書は「JTのイメージアップを通じて販売を促進する営業活動に他ならない」とし、たばこの広告・販売促進行為の禁止を締約国に求める「たばこ規制枠組み条約」に違反すると指摘した。

 作田理事長は「本当のマナーは禁煙して初めて分かるもの。たばこの広告に大学が利用されるのは情けない」と話す。

 同大生協によると、昨年10~11月、学内の喫煙マナーの悪さを指摘する「ひとことカード」が相次いで届いた。この話を聞きつけたJT側から協力要請があり、「啓発につながるなら」と快諾したという。【山田大輔】

毎日新聞 2006年6月19日 22時58分

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アメリカでできないタバコの広告が、どうして日本でできるのか。その理由は少し考えれば分かると思います。アメリカで売れなくなったタバコを日本で売りつけようとしているのです。

そういうものに日本人が利用されてよいのかどうか、生協の白石さんには少し考えてもらいたかったものです。残念な話でした。

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