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働く肺がん患者の32%が、職場で受動喫煙に遭っている

2017年10月16日 03時20分30秒 | 離煙ニュース: 国内編

受動喫煙を防がない政治家たちの無策のせいで、こんなに困っている人がいるのです。

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働く肺がん患者
3人に1人「職場で受動喫煙」 当事者「規制法の整備を」

毎日新聞 2017年10月16日 東京朝刊

 働いている肺がん患者のおよそ3人に1人が、職場で他人のたばこの煙にさらされる受動喫煙の被害に遭っているとのアンケート結果を、日本肺がん患者連絡会がまとめた。職場での受動喫煙防止は現行法では事業者の努力義務しかなく、禁煙を求めたが実現せずに仕事を辞めた患者もいた。横浜市の世界肺癌(がん)学会議で16日、発表する。【下桐実雅子】

 同連絡会に参加する患者団体などを通し、5月末にインターネットで調査。215人から回答を得た。

 受動喫煙を「不快」と感じていた患者は92%。「息苦しくなる」「がんが再発・進行するのではないかという恐怖感がある」との声が多かった。受動喫煙に遭う場所は飲食店が87%で最も多いが、家庭も7%あった。

 仕事を持つ患者123人のうち39人(32%)は、受動喫煙のある環境で働いていた。2人の子どもがいる40代女性は「治療費のためにパートを始めたが、喫煙のある環境で、1日で辞めざるを得なかった」と回答。「地方は働ける場が少なく、禁煙も徹底されていない。職場を選ぼうとすれば失業状態が長く続いてしまう」との訴えもあった。

 また、喫茶店で働いていた患者は、上司と相談したが、売り上げが減るからと禁煙にしてもらえず「狭い空間でまた煙を吸わされるのかと思うと、復職を諦めた」と振り返った。

 同連絡会の長谷川一男代表は「この状況を変えるには、屋内喫煙を規制する法整備が必要。日本の実態を世界に発信したい」と話す。

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職場がタバコの煙もくもくだったりしたら、たまったものではありません。

ところが、そんな職場がまだ大量にあるわけです。特に、飲食店で働いている人は深刻でしょう。

にもかかわらず、政治家がこういう状況を許し続けています。

特に、飲食店を含めた公共屋内の全面禁煙化を約束しない与党・自民党、どうしようもありません。とはいえ、他の政党も似たり寄ったり。そのために、今回の総選挙も、個人的にはまったく盛り上がりません。

どうにかならんものでしょうか、この状態。野放しの喫煙を許す日本、恥ずかしすぎます。


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