地球温暖化、南極の棚氷に巨大な亀裂を急速に作り続けている

地球温暖化、放置していると大変なことになると思うのですが。

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南極の巨大棚氷の亀裂、急速に拡大　英国のチームが観測
朝日新聞　2017年1月10日09時45分

　地球温暖化による南極の氷への影響を調べている、英国の研究プロジェクト「ＭＩＤＡＳ」のチームは、大陸からせり出した巨大な棚氷に入った亀裂が急速に広がっていると発表した。つながっている部分は約２０キロとなり、さらに亀裂が進むと棚氷が分離して、福岡県や千葉県と同じくらいの広さ、約５千平方キロメートルの巨大な氷山となって漂流し始めるという。

　亀裂の拡大が確認されたのは、南極半島の「ラーセンＣ」と呼ばれる棚氷で、厚さ約３５０メートル。これまで亀裂は１００キロを超え、２０１１年以降だけでも、約８０キロ以上亀裂が進んでいる。棚氷は、大陸を覆う厚い氷床が海に押し出されてひと続きになり、海上に浮かんでいる部分。分離すると海に漂う氷山になる。

　ＭＩＤＡＳチームによると、１６年１２月後半に亀裂が突然１８キロ進んだ。分離するとラーセンＣは全体の１０％以上の面積を失うことになる。０２年には近くのラーセンＢと呼ばれる棚氷が突然崩れた。ラーセンＣの観測を続けた結果、ラーセンＢと似た状況が起きているという。

　棚氷が分離したり崩れたりすることで陸上の氷床や氷河が海に流れ込めば、海面上昇につながる恐れもある。（神田明美）

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ドナルド・トランプ米次期大統領は、気候変動問題に冷淡です。このまま化石燃料が大量に燃やされ続ければ、大量のCO2が大気中に放出され、地球の気温は上がり、極地の氷は解けていきます。これを世界最大の超大国アメリカの大統領が放置してよいのか、改めて問いたいところです。

とはいえ、結局、オバマ大統領もこの問題に関して何もできませんでしたから、氏ができないことはトランプ氏が上手そうなので、急転直下、地球温暖化防止に立ち向かうかもしれないと一縷の望みをもっています。トランプ氏の心変わりに期待したいところです。

とにもかくにも、地球が悲鳴をあげているのです。われわれはもっと真剣に対処しないと。