日本の若い女性選手たちは、どうしてこんなに強いのでしょう。次々と世界を制圧しています。
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1回目に95・5メートルを飛んで首位に立った高梨は2回目も最長不倒の98・0メートルをマークして開幕2連勝。2季連続4度目の個人総合優勝に向け、好スタートを切った。
前日の開幕戦で自己最高タイとなる2位に入った伊藤は1回目に95・0メートルを飛んで2位につけると、2回目も95・0メートルと高梨に続いた。46勝目は男子で「鳥人」と呼ばれたマッチ・ニッカネン(フィンランド)に並び、男女を通じて歴代2位となった。通算最多は、男子のシュリーレンツァウアー(オーストリア)の53勝。
勢藤優花(19=北海道メディカルスポーツ専門学校)は200・3点で24位、岩渕香里(23=北野建設)は191・1点で27位だった。
高木美、1000で個人初V=日本、男女で追い抜き制す―W杯スケート
スピードスケートのワールドカップ(W杯)アスタナ大会第2日は3日、カザフスタンの首都アスタナで行われ、女子1000メートルを高木美帆が1分15秒25で制し、個人種目でのW杯初優勝を果たした。【EPA=時事】
(時事通信)
【アスタナ時事】スピードスケートのワールドカップ(W杯)アスタナ大会第2日は3日、カザフスタンの首都アスタナで行われ、女子1000メートルを高木美帆(日体大)が1分15秒25で制し、個人種目でのW杯初優勝を果たした。
高木美は女子団体追い抜きでも優勝。押切美沙紀(富士急)、姉の高木菜那(日本電産サンキョー)と組んで臨んだ日本が今季初優勝した。日本男子も団体追い抜きで優勝。中村奨太(ロジネットジャパン)、土屋良輔(専大)、ウィリアムソン師円(日本電産サンキョー)でW杯初優勝とした。
男子1000メートルでは小田卓朗(水戸開発計画研究所)が1分9秒06で3位に入り、W杯で初の表彰台。男子500メートルの長谷川翼(日本電産サンキョー)は6位だった。女子1000メートルの郷亜里砂(イヨテツク)は5位。
【卓球】日本、決勝で中国破り6年ぶり2度目のジュニア世界一に
卓球の世界ジュニア選手権は3日、南アフリカ・ケープタウンで行われ、女子団体決勝で日本が中国を3―1で破り、6年ぶり2度目のジュニア世界一に輝いた。
日本は1番手の平野美宇(16)=エリートアカデミー=が石洵瑶に2―3で敗れたが、2番手の伊藤美誠(16)=スターツ=が劉●珊にフルゲームの末、逆転勝ち。3番手の早田ひな(16)=希望が丘高=も孫芸禎に勝利で続くと、4番手で再び登場した伊藤がストレートで石に完勝。最後はサーブレシーブがネットインするラッキーなショットで勝負を決めた。
日本は昨年、大会直前に起きたパリ同時テロの影響で遠征を自粛。今年も入国書類に一部不備があり、現地入りは大会前日に伸びるなどアクシデントがあったが、伊藤は「昨年も出たかったけど、その分、2年分の思いをぶつけたい」と大会にかける思いは強かった。木造勇人(17)=愛工大名電高=との混合ダブルスでは2回戦で中国ペアに敗れ、全種目メダル獲得はならなかったが、団体戦では8戦全勝。リオデジャネイロ五輪を経験した日本のエースは、圧倒的な強さを見せ、一つ目の金メダルをもたらした。
※●は火へんに偉のつくり
入国書類の不備により、当初の予定から3日遅れて卓球の世界ジュニア選手権が行われる南アフリカ・ケープタウンへ出発した女子日本代表の(左から)伊藤美誠、平野美宇、早田ひな、加藤美優
日本は平野美宇(エリートアカデミー)が黒星を喫したものの、リオデジャネイロ五輪団体銅メダルのエース伊藤美誠(スターツ)がフルセットの末に勝ってタイに戻し、早田ひな(福岡・希望が丘高)も勝ち2勝1敗。最後は第4試合で伊藤がストレート勝ちでこの試合2勝目を挙げ、勝負を決めた。
日本の3人は16歳。昨年はパリの同時多発テロの影響で派遣が見送られ、今大会も書類の不備で出発が遅れ、初戦までは中1日しかないバタバタ参戦となったが動じない強さで頂点に輝き、4年後の東京五輪へ弾みをつけた。
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