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ライス: 失恋と外交

2005年07月04日 14時28分14秒 | 時事放談: 海外編
ゴウ先生、常々コンドリーザ・ライス国務長官に対してただならぬ関心をもっており、彼女の行動をできるだけフォローしようと思っております。ここ20年間のアメリカ外交は、彼女が想定した図式の上を走っているような気がするからです。極端に言えば、アメリカを知りたければ、ライスを知れだと信じているのであります。そしたらば、このようなニュースとも言えないものにぶつかりました。

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【こぼれ話】ライス長官の対イラン強硬姿勢は失恋から=議員が解明 (時事通信) - goo ニュース

2005年 6月30日 (木) 16:06

【テヘラン29日】ライス米国務長官(写真)が常々イランを厳しい口調で非難している秘密の理由がついに分かった、とイランの国会議員ショクロラ・アッタルザデ氏が29日語った。大学時代にイラン人のボーイフレンドに振られたのが理由とされる。

米国がイランに友好的な姿勢を取っていないとすれば、イランの外交政策や核開発疑惑などがもっとマシな理由として考えられるが、同議員はISNA通信に対し、ライス長官はテヘランから150キロ離れたカズビンから来た若いイラン人学生に失恋した逆恨みでイランに厳しく当たっているのだと自信たっぷりに語った。これはイランの女性議員の調査で判明したという。しかし、その理由が分かった以上、かなり面白い方法でイランと米国の関係を改善できるはずだが、アッタルザデ議員は改善に向けた新提案を示さなかった。

イランでは男女関係が外交関係と表裏一体をなすと考える人が多い。例えば、ドイツのフィッシャー外相が昨年、突然イランに対して態度を硬化させたのは、イランの反体制亡命グループを支持するガールフレンドができたためだといううわさが流れた。また、国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長がイランの核計画に寛容なのは妻がイラン人だからと説明されている。〔AFP=時事〕

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よもやこのレベルの判断で外交が左右されるとは思いませんが、外交が人間の行うものである以上、まったく影響を受けないと断定できるものでもありません。

とはいえ、やり手の長官がこういうことで悩んでいると考えると、何となくほっとするのはゴウ先生だけでしょうか・・・。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
面白いです (MM)
2005-07-13 01:39:12
ありえなそうで、ありえる話ですね。さらに、記事では、アッタルザデ議員は改善に向けた新提案を示さなかった、とまじめに書かれているところがいいです。
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面白い記事ですね (タゴ)
2005-07-09 13:42:08
面白い記事をご紹介頂きまして誠にありがとうございます。



さすがにこの記事が事実そのものだとは思えませんが、人間が仕事をするうえでこういった問題で悩む時は必ずあると感じます。



ライス長官が悩んでいる姿を想像すると、少し近い存在に感じてきました。
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