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映画も映画館もがんばれ!

2005年07月03日 15時05分21秒 | 映画ニュース
アメリカ留学時代、最高の娯楽は映画館に出かけることでした。試験が終わった後の金曜のマチネー(昼間の興行)で封切られたばかりの映画を3ドル50セントで見るのが最高の贅沢だったのです。

ニューヨークなどの大都市ならばいざ知らず、アイオワの大学町ではマチネーに人は集まりません。それなのに、ゴウ先生の記憶が正しければ、当時5万人の町に9スクリーンがあったのです。ガラガラの館内で少々の心細さと映画館を独り占めしている大金持ちの気分を味わいながら、作品にのめりこんだものでした。

そういう当時の状況を踏まえてこのDVD時代を考慮に入れてみると、いくらアメリカでもあれだけ多くのスクリーンに人は集めきれないのではないかという気はしておりました。そしてどうやらゴウ先生の悪い予感が当たり出しているようです。

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米映画館の低迷長期化 魅力不足、DVD普及で (共同通信) - goo ニュース

2005年 7月 2日 (土) 09:57

 【ロサンゼルス1日共同】米国で映画館に足を運ぶ人の減少傾向が過去20数年間で最も長期化していることが1日までに分かった。作品の魅力不足やDVD市場の拡大が背景にあるようだ。

米メディアがまとめた暫定値によると、映画人気の指標となる週末3日間の劇場興行成績は6月24-26日(金-日曜日)に約1億1650万ドル(約130億円)と、前年同期比で約15・8%減少。前年同期比の統計では18週連続の減少となり、本格的に統計が始まった1982年以降、最も長期間の「低迷」となった。

原因として映画専門家らが指摘するのは、作品の魅力不足と消費者のDVD志向などだ。今年はジョージ・ルーカス監督の「スター・ウォーズ」シリーズ最新作が話題を呼び、売り上げ首位を記録しているが、2位以下は恋愛映画「最後の恋のはじめ方」、アニメ「ロボッツ」など小粒な印象がぬぐえない。

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やっぱり映画は映画館で見たいものです。面白そうな映画ならばなおのことです。

しかしそれを妨げる様々な要素があります。ゴウ先生を映画館から足を遠ざけさせるものは、(1)入場料金の高さ、(2)混雑していること、(3)画質・音響の悪さ、(4)他の観客の悪いマナーです。

大概の人がこうした理由から映画館にいかないのではないでしょうか。見たい映画もすぐにDVD化される現代では話はさらに深刻でしょう。

映画自体が興味深いものであることはもちろん、映画館側の一層の努力もお願いしたいものです。
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2 コメント

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映画は最高です (セネガル)
2005-07-09 13:36:37
先生に素晴らしい映画を沢山観させて頂き、アメリカ人にとっての映画の存在の大きさを羨ましく感じていたのですが、そのアメリカでも映画館に足を運ぶ人が減っているというのは少し残念です。



私も映画館に行って、隣でポテトチップスを音をたてて食べる人が居たり、携帯が鳴ったりと、観る側のマナーの悪さに嫌気がさす時が多々ございます。



Gump Theatreで素晴らしい映画を素晴らしい環境で観れるINDEC会員は最高に幸せなのだなと改めて痛感致します。
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お願いします (Moon)
2005-07-13 01:33:32
Gump Theatreでの上映会に参加させていただいて以来、既存の映画館では満足できないことがよくあります。しかし、映画館で観る良さもあるので、サービスを向上させた映画館が増えてくれることを祈ります。
返信する

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