こんな国会議員、最低です!一刻も早く、辞めてもらいたい!!
**********
自民党の穴見陽一衆院議員(大分1区、当選3回)は21日、受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案を審議した15日の衆院厚生労働委員会で、参考人として出席した肺がん患者の発言を妨害したとして謝罪するコメントを発表した。
当日出席した委員らによると、立憲民主党推薦の参考人が法案の規制が緩いとして、更なる対策を求める発言をした際、穴見氏が自席で「いいかげんにしろ」とヤジを飛ばしたという。関係者によると穴見氏は喫煙者で、コメントでは「喫煙者を必要以上に差別すべきではないという思いでつぶやいた」と釈明した。
厚労委の高鳥修一委員長(自民)は21日、穴見氏を口頭で厳重注意し、おわびの文書を参考人に送付した。共産党の志位委員長は記者会見で「心ない、許しがたい行為だ」と批判した。
自民党の穴見陽一衆院議員(大分1区)が衆院厚生労働委員会で、参考人のがん患者の意見陳述中に「いいかげんにしろ」とやじを飛ばしていたことが分かった。穴見氏は21日、「心からの反省とともにおわび申し上げる」と謝罪するコメントを発表。高鳥修一委員長(自民)は同日、穴見氏に口頭で厳重注意した上で、参考人に書面でおわびする意向を記者団に明らかにした。
穴見氏は、「魔の3回生」と呼ばれる2012年衆院選の初当選組。15日の厚労委で、受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案の参考人質疑の際、立憲民主党が推薦した日本肺がん患者連絡会の長谷川一男理事長にやじを飛ばした。
コメントでは「参考人の発言を妨害する意図は全くなく、喫煙者を必要以上に差別すべきではないという思いでつぶやいた」と釈明した。
自民党の穴見陽一衆院議員(大分1区、当選3回)は21日、受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案を審議する衆院厚生労働委員会に参考人として出席した肺がん患者に対し、「いい加減にしろ」とヤジを飛ばしたとネットメディア「バズフィード・ジャパン」が報じたことを受け、この発言を認め、謝罪するコメントを書面で発表した。
穴見氏は今月15日の厚労委に出席。参考人として肺がん患者が意見を述べている際、「いい加減にしろ」とヤジを飛ばした。
穴見氏は21日、書面でコメント。「参考人のご発言を妨害するような意図は全くなく、喫煙者を必要以上に差別すべきではないという思いでつぶやいた」と弁明。「参考人の方はもとより、ご関係の皆様に不快な思いを与えたとすれば、心からの反省と共に深くおわび申し上げる」と謝罪した。厚労委の高鳥修一委員長は同日、穴見氏に口頭で厳重注意した。
15日の厚労委に参考人として出席した日本肺がん患者連絡会の長谷川一男代表によると、「いい加減にしろ」とのヤジを飛ばされたのは、屋外の喫煙について問われ、答えていた最中だったという。
長谷川氏はステージ4の肺がん患者。受動喫煙による被害を訴えた後だっただけに「受動喫煙対策を進めてほしいと患者の立場で必死に訴えたのに、最初から聞く耳を持っていなかったのかなと思った。国民の命や健康を議論する厚労委員会の議員だけに、残念でならない」と語った。
穴見氏は、公益法人「大分がん研究振興財団」(大分県由布市)が2007年に発足した時から理事を務める。ただ、坂本修一事務局長によると、顔を合わせるのは「事業計画の承認時など年2回程度」という。坂本氏は「一般常識からしておかしい発言で、びっくりしている。我々の活動は多くの方々の理解と寄付で成り立っており、発言で財団のイメージが悪くなってしまわないか」と懸念している。
受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案を審議した15日の衆院厚生労働委員会で、自民党の穴見陽一衆院議員(48)=大分1区=が、参考人として意見陳述した肺がん患者にやじを飛ばしていたことが分かり、「不快な思いを与えたとすれば、心からの反省と共に深くおわびする」と21日、謝罪した。参考人にやじを飛ばすのは極めて異例。
改正案では公共の場での屋内禁煙を初めて罰則付きで義務付けたが、屋外は規制の対象外。15日の同委員会で、屋外での喫煙について、長谷川一男・日本肺がん患者連絡会理事長が「なるべく吸ってほしくないというのが患者の気持ち」と訴えながらも、「喫煙者がどこでも吸えないと言うのも分かる」と理解を示した後に、穴見氏が「いいかげんにしろ」とやじを飛ばしたという。
長谷川さんは毎日新聞の取材に「喫煙者を差別する意図は全くない。受動喫煙での死亡をどう防ぐか、もっと議論してもらえたら」と話した。同委員会の高鳥修一委員長は21日午後、穴見氏を口頭で厳重注意し、委員会として長谷川さんに謝罪する意向を示した。
穴見氏は2012年に自民党が政権を奪還した衆院選で初当選した「3回生」。ファミリーレストラン「ジョイフル」(本社・大分市)運営会社の代表取締役相談役で、大分がん研究振興財団の理事も務めている。発言について「参考人を妨害するような意図は全くなく、喫煙者を必要以上に差別すべきではないという思いでつぶやいた。今後、十分に注意したい」とのコメントを出した。
同財団の坂本修一事務局長も取材に「考えられない発言で申し訳ない」と陳謝し、穴見氏の事務所に抗議したことも明らかにした。
受動喫煙対策を巡っては、以前にも自民党の大西英男衆院議員が党部会で「(がん患者は)働かなくてもいい」との趣旨の発言をし、批判されている。【酒井雅浩、田畠広景】
肺がん患者に暴言、議員経営のファミレス「ジョイフル」と日本政治の闇
衆議院議員で、ファミリーレストラン「ジョイフル」の代表取締役も務める穴見陽一氏が、国会に参考人として招かれたがん患者が意見を述べている最中に「いい加減にしろ!」と暴言を吐くという、国会の場としては絶対にあってはならない出来事が発生しました。
暴言が飛び出したのは15日に開催された衆院の厚生労働委員会です。当日は、日本肺がん患者連絡会理事長の長谷川一男氏が、参考人として国会に招かれ、意見を述べていました。
長谷川氏が、「喫煙者の人が吸う場所がないと感じることは理解できる」としながらも、病気を抱えている身としては「屋外でもなるべく吸って欲しくない」という主旨の発言を行ったところ、穴見氏が「いい加減にしろ」と複数回、暴言を吐いたということです。委員会を傍聴していた記者が確認しているので、発言は本物と思われます。
国会のヤジについては、従来からいろいろと議論されていますが、あくまでそれは議員どうしのヤジに関する是非です。しかし今回のケースは、参考人として招かれた民間人に対する発言であり、ヤジという言葉で片付けられるものではありません。病気の中、わざわざ国会に足を運んでくれた民間人の参考人に対して、恫喝まがいの暴言を吐くという行為は、どのような理由であれ、民主国家としては絶対に許されないことでしょう。
穴見氏はファミリーレストランのジョイフルの代表取締役(代表取締役相談役という、コーポレートガバナンス上は意味不明の役職ですが、代表権を持っていることだけは間違いありません)を務めており、同社は2016年から店内の分煙化を行っています。
自身は喫煙者ということですが、ファミリーレストランの経営者で、かつ現役の国会議員が、肺がん患者である一般の有権者に対して、こうした暴言を吐くという現実を考えると、日本政治の闇の深さが分かります。
ちなみに、穴見氏が暴言を吐く様子を見ていた他の議員が、笑っていたという報道もあります。もしそれが本当であれば、穴見氏以外の議員も事の重大さを認識できていない可能性があるとみてよいでしょう。
(The Capital Tribune Japan)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます