「まあ、よく言うわ」というのが第一印象です。
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中国:李首相「強国になっても覇権求めない」
毎日新聞 2013年10月09日 21時59分
【バンダルスリブガワン工藤哲】中国の李克強(りこくきょう)首相は、ブルネイでの東アジアサミット(EAS)や関連会議への出席を前に、東南アジア各国メディアの書面インタビューに応じた。8日付のブルネイ紙によると、李首相は「中国は強国になった後、覇権を求めるという古い方法は取らない」と改めて強調し、南シナ海の領有権主張などで周辺国に広がる中国脅威論の払拭(ふっしょく)に努めた。
李首相はインタビューで「中国は対話によって東南アジア地域の安定を確保する道を一貫して追求している」とし、周辺海域の緊張回避を重視する立場を強調した。一方で中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)が2002年に合意した、南シナ海問題の平和的解決を目指す「行動宣言」を引き合いに「この原則はすべての(関係)国の最も大きな共通の利益を反映している」として順守を求め、より実効性が高く、法的拘束力を持つ「行動規範」の策定を求めているフィリピンなどを暗にけん制した。
さらに、各国からの輸入が拡大する見通しを示し「ASEAN各国に大きな利益をもたらす」と経済や環境保護分野での協力強化も訴えた。
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中国はすでに「強国」だし、チベットはもちろん、尖閣諸島をはじめ、フィリピンのスカボロー礁などに手を出しています。これで、「覇権」を求めないと言われても、信じられません。
中国の政治家にはだまされないように、日本政府には慎重な態度を望みます。