直接喫煙が糖尿病の誘因となることはよく知られた事実です。ところが今回、受動喫煙まで糖尿病の可能性を高めることになる危険性があるという研究まで発表されました。
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間接喫煙には糖尿病の危険も=米医学チームの研究 (時事通信) - goo ニュース
2006年 4月 7日 (金) 16:16
【パリ7日】間接喫煙が糖尿病になる危険性を増大させるらしいことが、英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(電子版)に発表された米医学チームの研究で明らかになった。
研究は、4500人以上の男女を対象に行われた。1985年に対象者の健康状態とたばこを吸うかどうかを調査。そして15年後に再び調査を行った。
その結果、この間に調査対象者のうちの喫煙者では、22%がブドウ糖負荷試験で数値を増大させ、糖尿病の症状が出ていることが分かった。非喫煙者でも常に間接喫煙にさらされている人では17%、非喫煙者で間接喫煙の危険がまったくなかった人は率が最も低くて12%未満だった。
研究は、たばこの煙からの毒素が、血糖を調節するホルモン、インシュリンを作り出すすい臓に蓄積するのではないかと結論付けているが、この推論を確認するにはさらに調査・研究が必要だと指摘している。
間接喫煙が、心臓病やがんに悪影響を与えるということは以前から指摘されているが、糖尿病にも悪いとされたのは初めて。〔AFP=時事〕
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ここに挙げられたデータだけでは、受動喫煙が糖尿病を引き起こすかどうかは「可能性」の域にとどまります。何でもかんでもタバコのせいにして、とスモーカーの方にお叱りを受けることにもなるやもしれません。
ゆえに、研究者の方にはもっと断定的な結論を出せるレベルまで探求を進めてもらいたいと願います。
しかし、受動喫煙が深刻な問題を引き起こすことは事実。タバコを吸わない人は、積極的にタバコの煙から離れる「離煙」の自衛手段を講じてください。
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間接喫煙には糖尿病の危険も=米医学チームの研究 (時事通信) - goo ニュース
2006年 4月 7日 (金) 16:16
【パリ7日】間接喫煙が糖尿病になる危険性を増大させるらしいことが、英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(電子版)に発表された米医学チームの研究で明らかになった。
研究は、4500人以上の男女を対象に行われた。1985年に対象者の健康状態とたばこを吸うかどうかを調査。そして15年後に再び調査を行った。
その結果、この間に調査対象者のうちの喫煙者では、22%がブドウ糖負荷試験で数値を増大させ、糖尿病の症状が出ていることが分かった。非喫煙者でも常に間接喫煙にさらされている人では17%、非喫煙者で間接喫煙の危険がまったくなかった人は率が最も低くて12%未満だった。
研究は、たばこの煙からの毒素が、血糖を調節するホルモン、インシュリンを作り出すすい臓に蓄積するのではないかと結論付けているが、この推論を確認するにはさらに調査・研究が必要だと指摘している。
間接喫煙が、心臓病やがんに悪影響を与えるということは以前から指摘されているが、糖尿病にも悪いとされたのは初めて。〔AFP=時事〕
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ここに挙げられたデータだけでは、受動喫煙が糖尿病を引き起こすかどうかは「可能性」の域にとどまります。何でもかんでもタバコのせいにして、とスモーカーの方にお叱りを受けることにもなるやもしれません。
ゆえに、研究者の方にはもっと断定的な結論を出せるレベルまで探求を進めてもらいたいと願います。
しかし、受動喫煙が深刻な問題を引き起こすことは事実。タバコを吸わない人は、積極的にタバコの煙から離れる「離煙」の自衛手段を講じてください。