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大統領就任式翌日の米有力紙の社説の語数を比較する

2009年01月22日 13時26分32秒 | 時事放談: 海外編
オバマ大統領が誕生し、アメリカは歓喜の声に湧き上がっています。そんな状況の下でアメリカの有力紙の社説を比較しました。

基準は、本文の語数。対象は、大統領の地元シカゴの2紙を加えた以下の8紙。

  The New York Times
  The Washington Post
  The Boston Globe
  Los Angeles Times
  USA TODAY
  The Wall Street Journal
  Chicago Sun-Times
  Chicago Tribune

語数の多い方から順番をつけると次のようになります。

第1位 The New York Times 759語
President Obama
January 21, 2009


第2位 The Wall Street Journal 747語
JANUARY 21, 2009, 9:47 A.M. ET A 'Responsibility' Era
A pragmatic call to Americans to lift our national game.
Printed in The Wall Street Journal, page A16

747語

第3位 USA TODAY 657語
Obama's 'new era' dawns with clarion call for change
Posted at 12:22 AM/ET, January 21, 2009 in USA TODAY editorial | Permalink


第4位 Chicago Tribune 566語
President Obama
January 21, 2009


第5位 The Washington Post 556語
Mr. Obama's Summons
Before a crowd of astonishing size and spirit, the new president issues a call to duty.
Wednesday, January 21, 2009; A10


第6位 Los Angeles Times 506語
Inaugural address sounds notes of optimism and reality
What Obama lacked in poetry, he made up by addressing current crises and global concerns.
January 21, 2009


第7位 Chicago Sun-Times 487語
Obama's America: Hard choices, big plans
January 21, 2009


第8位 The Boston Globe 450語
American spring
January 21, 2009


この語数の差がどのような各紙の意向を示しているかは、各紙を読んでいただくとして、大統領への期待感の大きさは異常なほどであることは確かです。

その上で、これだけの差が生じた理由を挙げれば、就任演説をそのまま引用したかどうかにかなりの理由があります。The New York Timesなど引用だらけですから。ゆえに、語数が少ない=オバマに批判的というわけではないことは知っておくべきです。

事実、Chicago Sun-Timesは2番目に少ない語数ですが、全編オバマ賛歌。不気味さを感じるほどの持ち上げようです。

その中で、最も短いThe Boston Globeの社説を姉妹ブログの「映画と本と音楽にあふれた英語塾」において分析しています。どうぞご覧ください(こちらを、クリック!)。

それにしても、この熱気、いつまで続くのでしょう・・・。

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