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ドイツ、中国を批判;パートナーではあるが、友人ではない

2014年03月30日 05時53分29秒 | 時事放談: 中国編

ドイツが、中国にやってくれました。

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ドイツ、対中政策修正へ…独紙「友人ではない」(読売新聞) - goo ニュース

2014年3月29日(土)21:45

 【ベルリン=工藤武人】ドイツのガウク大統領とメルケル首相は28日の中国の習近平国家主席との会談で、中国の人権状況改善を求めるなど、「経済一辺倒」の対中政策の修正を図る姿勢を強調した。

 メルケル首相は28日の習主席との会談後の共同記者会見で、「言論の自由は社会に創造性をもたらす極めて重要な要素だ」と会談で指摘したことを明らかにした。ガウク大統領も、習主席に「自由な意思表明が訴追対象になる」中国の現状に懸念を表明した。

 両国は首脳会談後、経済分野に特化していた2国間関係を格上げし、国際情勢や政治問題でも協力拡大を目指す共同声明を発表した。ドイツの軌道修正には、ウクライナ情勢を巡り、ロシアとの関係が冷え込む中、中国を欧米の側に引き寄せたいとの思惑もある。

 これに対し、習主席は28日の記者会見で、ウクライナ情勢に関し、「中国は内政に干渉せず、全ての国の主権と領土の一体性を尊重する」と述べ、ロ シアに制裁で圧力を強める欧米に同調しない姿勢を明確にし、人権問題についても一切言及しなかった。独フランクフルター・アルゲマイネ紙は、両国関係を 「パートナーだが友人ではない」と表現した。

独首脳会談:ドイツ首相、中国の人権改善要求 首脳会談後会見「言論の自由重要」 商談優先批判に配慮
毎日新聞 2014年03月29日 東京夕刊

 【ベルリン篠田航一】中国の習近平国家主席は28日、昨年の就任後初めてドイツを公式訪問し、メルケル首相と会談した。両首脳は、独自動車大手ダイムラーと中国自動車メーカー「北京汽車」による10億ユーロ(約1400億円)規模の投資協定について合意するなど、経済関係の強化で一致した。だが会談後の会見ではメルケル首相が「言論の自由は、研究分野や市民社会において創造性を促進する重要な要素だ」と述べるなど、中国に人権問題の改善を求める場面もあった。

 両首脳はウクライナ問題についても協議し、習主席は「関係各国は政治的・外交的解決を目指し、協力すべきだ」との認識を示した。

 独メディアによると、同日午前に習主席と会談したドイツのガウク大統領も人権問題に言及し、自由な意見表明が刑事罰の対象となる状況への懸念を伝えたという。牧師出身のガウク大統領は旧東独で民主化運動を進めた人権活動家でもあり、予定時間を超えて会談を続行。「友好的だが距離を維持」(南ドイツ新聞)との雰囲気だったという。ドイツでは近年、人権問題を棚上げして中国との「商談」を優先することへの批判が高まっており、ドイツ側は今回、改めて人権重視の姿勢を内外に示した格好だ。

 安倍晋三首相の歴史認識を巡る対応への批判を続けている中国は習主席の訪独に際し、ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)関連施設の視察を打診。戦後、近隣国との和解を進めたドイツの姿勢を引き合いに出し、日本を批判する狙いもあったとみられるが、ドイツ側はこの申し出を拒否し、日中の対立に巻き込まれる事態を避けた。習主席は28日付の独紙フランクフルター・アルゲマイネに寄稿し、中独両国の経済協力の重要性を強調したが、ここでは日本への言及はなかった

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ドイツでも日本批判をやめない習近平首席ですが、ドイツは賢い。経済では協力しつつ、中国とは距離を置き、しかも日中問題に無関係でいようとするのですから。

日本の味方をしてくれるのがいちばんですが、中国側に立たれるのがもっと嫌です。この中立的態度は中国の孤立化を招くことになり、日本にとってはありがたいことです。

このような中国嫌いの国をもっと作り出すのが、いまの日本の課題でしょう。そのためにも、中国と韓国が行っている反日プロパガンダに負けない、世界に向けた広報活動が必要です。

 


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