夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

羽生結弦選手、カザフスタンの無礼者スケーターの妨害に怒りつつも、SPダントツ首位

2016年04月01日 03時11分04秒 | 時事放談: 海外編

羽生選手、立派です。世界に出たら、無法者に対しては断固として怒らないといけないのです。

**********

羽生、マナー違反に声荒らげる=日本連盟が対応へ―世界フィギュア

 【ボストン(米マサチューセッツ州)時事】フィギュアスケート世界選手権の男子ショートプログラム(SP)を前にした30日の公式練習で、羽生結弦(ANA)が他選手のマナー違反に対し声を荒らげる場面があった。

 羽生は曲をかけて練習しており、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に入る前にリンク中央付近でデニス・テン(カザフスタン)がスピンを続けていたため進路を妨害される形になった。曲がかかっている際はその選手の動きを優先するのがマナーで、前日の練習でもテンと接触しそうになっていただけに、羽生は「そりゃねえだろ、お前」と大声を上げて怒りを表した。

 その練習中、羽生が直後のトリプルアクセルで転倒したこともあり、関係者は「あれは危ない。注意してもらう」と話し、日本スケート連盟に対しテン側に注意するよう要請。今後、同連盟が対応する。羽生は30日のSPで2位以下に大差をつけて首位に立った後、「ビデオを見て確認したが、あれはたぶん故意だと思う」と指摘した。羽生は昨季のグランプリ(GP)シリーズ、中国杯でフリーの演技直前の6分間練習で中国選手と衝突し、頭部などを負傷した。 

世界フィギュア
テン妨害?羽生が怒りあらわ

毎日新聞2016年3月31日 21時14分(最終更新 3月31日 21時14分)

 フィギュアスケートの世界選手権の男子SPを前に行われた30日の公式練習で、羽生結弦がテンと交錯しそうになった。羽生が曲をかけて練習している時に、テンがリンクの中央でスピンを行っていた。羽生は「それはねえだろ、お前」と大声を出すと、直後のジャンプで転倒。右手の拳でフェンスをたたいて怒りをあらわにした。

 曲をかけた練習中はその選手の進路を優先するのがマナー。羽生は前日の公式練習でも曲をかけた練習中に、テンと接触しかけて滑走を中断していた。

 テンの動きについて、羽生は「あれは多分、故意だと思う」と指摘した。ビデオを見ると、テンが羽生の位置を確認しながら、普通とは異なるスピンの方向に入るなどしていたという。

 ただ、羽生は自身の感情を抑えられなかったことに「みんなこのために練習をしてきたからこその緊張感がある。そういう中でコントロールしなきゃいけない」とも語った。

 羽生陣営は日本スケート連盟に対し、テン側に注意するよう要請。今後は連盟が対応する。テンは2014年ソチ五輪で銅メダル、世界選手権でも2度メダルを獲得この日のSPは78.55点で12位だった。【田中義郎】

羽生「出来70%」「精神状態グチャグチャ」でも首位発進&110点超え

羽生「出来70%」「精神状態グチャグチャ」でも首位発進&110点超え

SP首位発進した羽生結弦(AP)

(スポニチアネックス)

 ◇フィギュアスケート世界選手権男子SP (2016年3月30日 ボストン)

 フィギュアスケートの世界選手権は30日(日本時間31日)、米ボストンで男子ショートプログラム(SP)が行われ、2季ぶりの優勝を狙う羽生結弦(21=ANA)は110・56点をマーク。貫禄の首位発進となった。

 羽生は「気持ちよく滑った。(出来は)70%くらい」としながらも、3つのジャンプを危なげなく成功。冒頭の4回転サルコーを鮮やかに決めると、続く4回転―3回転の2連続トーループ、演技後半のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は流れるよう。昨年12月に自身がマークした世界歴代最高得点110・95点に0・39点と迫る高得点を叩き出した。

 SP前の公式練習中、デニス・テン(22=カザフスタン)が羽生の滑りを妨げる場所でスピン。羽生は「それはねえだろ、お前!」と声を荒らげた。前日29日の公式練習でも、羽生は曲がかかっている最中にテンと接触しそうになり、演技を中断せざるを得なかった。

 テンとのトラブルで「精神状態がグチャグチャな中」だったが「ショートプログラムの曲(「バラード第1番」)の背景やファンの気持ちを大事にしながら滑ることができた」と冷静さを取り戻した。
 
**********
 
デニス・テンなる無礼者に対して、羽生選手が日本語であれ怒鳴った結果、さらなる嫌がらせを受けずにすみ、怪我もなくショートプログラムに出られたのです。これを黙っていたら、テンのマナー違反はエスカレートしていたのかもしれません。
 
この意味で、羽生選手は、世界での戦い方を知っています。
 
しかも、これだけムカつくことがありながら、ほぼ自己ベストの演技をして見せるあたり、羽生選手の凄みを感じます。怒って自滅するような小者ではないのですな、この人は。
 
とはいえ、油断は禁物です。やっかむ連中がこれからも不愉快な干渉をしてくるかもしれません。日本スケート連盟には、羽生選手を始め、日本選手全員の安全確保のために、断固たる態度で無礼者スケーターを排除すべきです。それができて、国を代表する組織なのですから。
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 縄文期の日本人は、平和な民... | トップ | ジョコビッチ選手、ATPマスタ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事放談: 海外編」カテゴリの最新記事