こういう改善ができる日本の企業には、本当に感心してしまいます。
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マヨネーズ賞味期限1年に キユーピー、半世紀ぶり実現
朝日新聞 2016年1月8日09時00分
キユーピーは、主力のマヨネーズの賞味期限を現在の10カ月から1年に延ばす。対象は50~450グラム入りの5商品で、3月出荷分から。研究を重ね、半世紀ぶりにおいしさを1年保つことに成功した。そのカギは「酸素」にあった。
同社がマヨネーズを売り出したのは1925(大正14)年。当時は瓶詰で、賞味期限は1年。だが、より手軽に使えるよう、58年から現在のようなポリエチレン製のボトル容器に変えたところ、期限は7カ月に短くなってしまった。ポリエチレンは酸素を通すためだ。マヨネーズは酸化すると品質が低下する。
酸素を通しにくい容器を採用したり、容器の口にアルミシールを貼り付けたりといった工夫を続け、2002年には原料の油に溶けている酸素を取り除く製法を開発。10カ月に延長できた。さらに今回、製造工程で酸素を減らすことで、ついに1年を実現した。
賞味期限が長くなることで、売り場や家庭で廃棄されるマヨネーズを減らせる。キユーピーにとっても、倉庫での保存が利くため、出荷までの在庫調整がしやすくなるという。
キユーピーハーフも1月22日出荷分から賞味期限を10カ月から1年に延ばす。(岡林佐和)
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ダイエットのために、マヨネーズはできるだけ控えています。ですが、ときどき無性に食べたくなります。しかも子供の時からなじんでいるキューピーのそれを。
いまはハーフを使っているのですが、こういう企業努力をしてくれれば、キューピーは安泰でいてくれるはずですから、貧乏英語塾長も死ぬまで食べられることでしょう(そのためには、健康でいないといけませんが)。
出荷前の酸化が減るのであれば、出荷直後の製品はいままでのものよりおいしくなるのかもしれません。一度試してみますか(とはいえ、マヨネーズの買い置きはしないので、たいがい出荷直後のマヨネーズを食べてはいるのですが)。
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