西早稲田に田無から引っ越してきて初めての正月。氏神様である徒歩3分ほどのところにある天祖神社に初詣をしようと、大晦日の午後11時50分に出かけました。
普段は寂しい小さな神社ですが、祭りと元日は別。すでに100人以上の人が、狭い境内を通り越して道まで並んでいます。
20分以上待って無事お参りをすると、地元の町会が用意してくれていたお神酒(月桂冠)、年越しそば、豚汁、甘酒を頂戴しました。都心の方がこういう古い慣習が残っているのにびっくりです。こんな素敵な年越しをさせてもらうと、2008年はよい年になるのではないかと思った次第です。
夜が明けて、初日の出を見るつもりでしたが、起きたらすでに日は昇っていて、ガッカリ。ともあれ日課のジョギングの際に上がりきった太陽に手を合わせました。
そして、元日のハイライト。かねてから懸案の戦艦三笠を体験しに家族で横須賀まで出かけたのでした。
Yahoo!路線情報で確認したとおりに、山手線から京急を使って71分。12時36分に横須賀中央駅に到着。 そこからは、完全禁煙になった神奈川県のタクシーを使って、三笠公園まで。いつ以来でしょう、気兼ねすることなくタクシーに乗れたのは。ただし、少し臭かったですが、年配の運転手が運転するタクシーの車内は。乗車時間は、5分。初乗り料金の710円で到着します。
今回行くことを決めたのは、三笠の内部で「戦艦『大和』特別展」が開かれていたからです。 入場料は、一般500円、高校生400円、小中学生は無料です。ただし、わがやは招待券をもらっいましたので、無料で家族5人お世話になりました。
行きたいのに行けないでいる呉の大和ミュージアムから寄せられた資料やビデオが面白く、好奇心をそそられます。悪くありません。 一度は呉に行かないと、という気にさせられました。
さらに嬉しくなったのは、三笠が想像以上に立派であったこと。広々とした艦内が実に頼もしく、100年前にバルチック艦隊を打ち破ったのも当然という気になります。一見の価値ありです。
それにしても、不愉快になるのが三笠の目の前に広がる巨大な米軍基地です。夜間照明つきのスタジアムまであるのが三笠の上からハッキリ見えます。戦後日本の異常さが凝縮した場所だと言えます。
ただし、面白いと思ったのは、三笠の主砲の向き。どうですか。この角度で見ると、どう見ても三笠が米軍基地を攻撃しているように見えるではないですか。
いまの日本を東郷平八郎元帥ならばどう見るか。複雑な気持ちになりながらも、充実した元日の三笠体験をもって横須賀を後にしたのでした。 口はばったい言い方ですが、日本をよくするために、INDECは今年も闘います!
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