夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

ドジョウ首相、閣僚を更迭もせず、国会を閉幕

2011年12月10日 12時27分11秒 | 時事放談: 国内編

ドジョウ首相は、いったい何をやっているのか。国会を中途半端なままで終わらせるし、閣僚の更迭もできない。国民のことというよりも、民主党のことだけを考えて行動しているとしか思えません。

**********

参院が一川、山岡氏問責を可決=野田首相は更迭拒否、政権苦境に―臨時国会閉幕(時事通信) - goo ニュース

2011年12月9日(金)16:03

 参院本会議は9日午後、自民、公明両党が共同で提出した一川保夫防衛相、山岡賢次消費者担当相に対する問責決議を、両党などの賛成多数でそれぞれ可決した。野田佳彦首相は同日の記者会見で一川、山岡両氏の更迭を重ねて拒否したが、野党は辞任しない場合、来年1月召集の通常国会冒頭から審議を拒否する構え。最重要課題に据える消費増税の与野党協議もめどが立たず、首相は一段と厳しい政権運営を迫られる。

 首相は9日夕の会見で、問責可決について「大変残念だ。厳粛に受け止めなければならない」とした上で、「襟を正して職務遂行に全力を挙げてほしい」と両氏を続投させる意向を表明した。また、一川氏は防衛省内で記者団に「職責を全うしたい」と辞任を否定。山岡氏は国会内で「職務に全力を挙げて取り組んでいく」と述べた。

 これに対し、自民党谷垣禎一総裁は都内の街頭演説で「参院の意思が明確に出た以上、首相が続投の選択をするわけにいかない」と反発。公明党の山口那津男代表も記者団に「内閣全体として厳しく受け止めてもらいたい」と批判した。

 両問責決議は、自公両党が9日午前に参院に提出。このうち、一川氏については、1995年の米兵による少女暴行事件の詳細を知らないとした国会答 弁や、不適切発言で更迭された前沖縄防衛局長への監督責任などが問われた。両党に加え、みんな、共産、社民、たちあがれ日本、新党改革が賛成。投票結果は 賛成130票、反対109票だった。

 山岡氏の問責はマルチ商法業界との関係などが理由。社民党は「閣僚在任時の問題ではない」として棄権した。投票結果は賛成125票、反対109票。民主、国民新両党は両問責に反対した。 

2閣僚は党内融和の象徴「交代させようにも…」(読売新聞) - goo ニュース

2011年12月10日(土)09:58

 自民、公明両党が参院で一川防衛相、山岡消費者相の問責決議を可決させたのは、来年中に政権を衆院解散に追い込む布石とする狙いがある。

 震災復興を核とした民主、自民、公明3党の協調路線には終止符が打たれ、野田首相は来年の通常国会に向けて態勢の立て直しを迫られている。

 「それぞれの担当分野で懸案事項が山積している」

 首相は9日の記者会見で、2閣僚を続投させた理由について、こう説明した。しかし、民主党内では「交代させようにも、できなかった」との見方がもっぱらだ。

 首相は9月の政権発足時に、民主党内の各グループに目配りして人事を決めた。一川、山岡両氏はいずれも、首相に距離を置く小沢一郎元代表のグルー プに所属し、党内融和の象徴的存在だ。さらに、小沢元代表と近く、首相が党運営の要と期待する輿石幹事長が「辞める必要はない」と繰り返してきた影響も大 きい。輿石氏は問責可決後も、記者団に「心変わりはしない」と述べ、続投を支持した。

 問責決議に法的拘束力はなく、来年1月召集の通常国会に2閣僚を続投させたまま臨むことは可能だ。とは言え、参院で野党が多数を占める「ねじれ国 会」では、与党だけで法案を成立させることはできない。「比較的政策が近い自公の協力を得るしか手がない」(民主党筋)のが実情だ。

 9日閉幕の臨時国会では、復興庁設置法など復興関連の法律の成立に民自公3党の協議が成果を上げた。首相は、臨時国会で積み残しとなった国家公務員給与削減法案や、消費税率引き上げを含む社会保障・税一体改革などでも、3党協議に望みを懸ける。

 しかし、自民党は早期の衆院解散を目指し、対決路線に転換。谷垣総裁は9日、「一刻も早く、この政権を追いつめなければ」と強調し、2閣僚が辞任 しない場合、通常国会冒頭からの審議拒否も辞さない考えを強調した。問責決議を共同提案した公明党の山口代表も、自民党の方針に同調する構えを見せてい る。

 民主党内では、一川、山岡両氏を続投させたままでは、通常国会冒頭で予定する2011年度第4次補正予算案の審議などが混乱しかねないとの懸念が 強まっている。両氏の自発的な辞任を期待する声はなお強い。ただ、山岡氏は、最近の言動が問題視された一川氏とは異なり、閣僚就任前の行動を問責理由とさ れたことに反発している。与党内では「通常国会前に小幅な内閣改造に踏み切り、2閣僚を交代させるべきだ」との意見が浮上しているが、2人の自発的な辞任 に道筋を付けるのが容易ではないことが背景にある。

首相強気、菅氏の轍踏む? 一川、山岡2閣僚続投 政権運営厳しく(産経新聞) - goo ニュース

011年12月10日(土)08:00

 2閣僚に対する問責決議可決で、首相の政権運営が厳しくなるのは必至だ。参院でのねじれ状況を踏まえこれまで低姿勢で臨み、野党側も攻めあぐねていたが、問責決議により与野党対決色が鮮明となったからだ。1月召集の通常国会前に小幅の内閣改造に踏み切っても、「問責閣僚」を守った首相に自民、公明 両党が手を差し伸べる保証はない。首相は事態打開の展望を見いだせないでいる。

 「(消費税増税の)素案をまとめた暁には、野党の皆さまにご理解をいただくよう、何度でもお願いをしていきたい」

 首相は9日の記者会見でこれまで通りの低姿勢をみせた。増税幅や時期を明示した「素案」を年内にまとめて野党側に与野党協議を呼びかけ、消費税増 税法案を来年3月までに提出することに「不退転の決意で臨む」と重ねて強調した。首相就任前に「101回でもプロポーズする」と、自公両党との大連立に色 気を見せたのも、消費税増税などをめぐる与野党協議を円滑に進めるためだった。

 もっとも首相の野党対策は、所信表明演説で使った「正心誠意」とはほど遠い。高野博師元公明党参院議員の内閣官房参与への一本釣りを画策し、逆に公明党の怒りを買った。

 会見で「1つの院の意思ならば厳粛に受け止めるが法的拘束力があるわけではない」と一川、山岡両氏を続投させる強気の構えを示した首相だが、実際には問責閣僚が通常国会で答弁に立つのは難しい。

 問責決議をめぐり野党側の要求を拒否し続けた首相に対し、自民党だけでなく公明党も態度を硬化させており、協力を得るのは難しくなったためだ。

 与党内からも今後の政局に厳しい見方が出ている。

 「野田政権にとって大きなダメージとなるのは間違いない。(2閣僚が)交代しないで野党が審議に応じてくれるのならいいが、そう簡単なものではない」

 国民新党の下地幹郎幹事長は問責決議可決後、記者団にこう語った。

 事態打開のため、今後、政府・与党内で、2閣僚を交代させるための小幅改造論が強まる見通しだ。菅直人前首相も昨年11月に問責決議を受けた仙谷由人官房長官、馬淵澄夫国土交通相を今年1月の召集前に代えざるを得なかった。

 改造により野党側との全面対決を避けられ、政権基盤強化につながるとの見方もあるが、一川、山岡両氏ともに小沢一郎元代表支持派。首相は党内融和を掲げてきただけに、後任人事には苦慮しそうだ。

 「安全運転」を繰り返してきた首相だが、現状のままでは問責問題を機に求心力を失った菅氏の轍(てつ)を踏むことになる。(加納宏幸)

**********

この臨時国会で何が達成されたのでしょう。年末年始に休みも置かずに議論して、必要な法律を作るべきなのに、国会を延長しようともしない。そして、無能な閣僚を更迭せず、来年の通常国会の審議すらもおぼつかない。

この責任は、今日の朝日新聞の社説が指摘しているように、ドジョウ首相の不甲斐なさにあります。結果を出せない首相には去ってもらいたいもの。

ともあれ、日本の夜明けはまだまだ来そうにありません。嗚呼。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中国に「誓約書」を出した民... | トップ | 孔子平和賞の受賞者が、プー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事放談: 国内編」カテゴリの最新記事