今回の金融危機で、アメリカの就職状況もだいぶ様変わりしてきたようです。
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シリコンバレーでも就職難、大卒も「黄金の切符」にならず(トムソンロイター) - goo ニュース
2008年12月9日(火)18:50
[サンフランシスコ 9日 ロイター] 景気が後退している米国では、若い専門家や大学新卒者が職を見つけるのに苦労しているが、これまでシリコンバレーだけはその影響を比較的受けずに来ていた。
だがそのシリコンバレーでも、ここにきてコスト削減や初級職の減員を始める動きが出ている。20代の若手らは、もはや大学卒業はハイテク分野での夢の仕事への「黄金の切符」ではなくなったと感じ始めている。
6月にサンノゼ州立大を優等で卒業して以来、テクノロジー企業でマーケティングの仕事を探しているというジリアン・クローフォードさん(25)は「(大学で)あんなに努力をつぎ込んだ挙句に仕事に就けない」と嘆いた。25種余りの職に応募したが、反応はほとんどないという。まだシリコンバレーでの就職にこだわりたいというクローフォードさんだが、現実は厳しいかもしれない。
雇用コンサルティング会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスによると、ヒューレット・ パッカード(HP)やヤフー、サン・マイクロシステムズ、アプライド・マテリアルズといったハイテク企業は、ここ数カ月に14万人を削減するなど、シリコンバレーも世界的な経済危機の痛手を受けている。
雇用主側は、経験や在職経験のある人材に高い価値を見出すようになっており、人材派遣会社アデコのケリー・カイリー氏によると、多くの企業では、空いたポジションを埋めるのに新たな人材を採用するよりベテラン社員を回すようにしている。
同氏は「たとえ教育を受けた人材にとっても現状は非常に厳しく、よくなる前にもっと悪くなりそうだ」としている。
<厳しい数字>
米雇用統計によると、20―29歳は失業率が最も高いグループとなっている。11月の失業率は、全体の6.7%に対し、25―29歳が7.3%(前年同月5%)、20─24歳が10.4%(同7.7%)だった。
米労働統計局のエコノミスト、アマール・マン氏によると、不況時には若年成人層の失業率が急上昇するのは珍しいことではない。最近の米景気後退局面だった1990年と2001年には、20―29歳層の失業率がそれより上の年齢層に比べ高い上昇率を示した。
景気が悪いときには、就職しないで学生を続けたり大学院に入る例も一般的だ。マン氏は、1990―91年に大学院への入学者がやや増加したと指摘。「修士号や博士号を取ることは、結果的により高い給料を得ることと同じ。特に就職の見通しがあまり良くないときには、2年間働かずに教育を積んで自分の商品価値を高めようとすることもあるだろう」と語った。
シリコンバレーでの就職を目指す新卒者の多くは、妥協するか、あくまで大学で身に着けた技術が生かせる職にこだわって粘るか、決断を迫られている。
8月に米通信大手AT&Tでの契約職を失い失業中のクリスティーン・チェースさん(24)は「レストランで働きたくない。自分の専門を生かしたい」としながらも、「もう少し柔軟に、得られる仕事をつかむしかなさそう」と、最近就職あっせん会社に登録した。
アデコのカイリー氏は、職探しに対して柔軟な態度を示す人ほど雇用主側には魅力的に映るはずと指摘。「今はプライドで給料にこだわるようなときではない。時には謙虚になることも必要」と話した。
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能力のない人に、雇用を保証したり高給を払える時代ではありません。自分で自衛する術を持つことが先決。その意味で、就職バブル的様相を呈していたIT関連企業も正常な形に戻ったといえるかもしれません。
自分のしたいことをしたければ、ともあれ勉強。これは世界中どこでも変わりません。勉強し続けなければ、チャンスは訪れません。勉強してください。
当英語塾INDECは、いつでもお手伝いします。自己変革を本気でする気のある方のお問い合わせをお待ちしております。
INDECは、夢と希望をもった若者を応援しています!
公式サイト: http://indec.jp
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シリコンバレーでも就職難、大卒も「黄金の切符」にならず(トムソンロイター) - goo ニュース
2008年12月9日(火)18:50
[サンフランシスコ 9日 ロイター] 景気が後退している米国では、若い専門家や大学新卒者が職を見つけるのに苦労しているが、これまでシリコンバレーだけはその影響を比較的受けずに来ていた。
だがそのシリコンバレーでも、ここにきてコスト削減や初級職の減員を始める動きが出ている。20代の若手らは、もはや大学卒業はハイテク分野での夢の仕事への「黄金の切符」ではなくなったと感じ始めている。
6月にサンノゼ州立大を優等で卒業して以来、テクノロジー企業でマーケティングの仕事を探しているというジリアン・クローフォードさん(25)は「(大学で)あんなに努力をつぎ込んだ挙句に仕事に就けない」と嘆いた。25種余りの職に応募したが、反応はほとんどないという。まだシリコンバレーでの就職にこだわりたいというクローフォードさんだが、現実は厳しいかもしれない。
雇用コンサルティング会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスによると、ヒューレット・ パッカード(HP)やヤフー、サン・マイクロシステムズ、アプライド・マテリアルズといったハイテク企業は、ここ数カ月に14万人を削減するなど、シリコンバレーも世界的な経済危機の痛手を受けている。
雇用主側は、経験や在職経験のある人材に高い価値を見出すようになっており、人材派遣会社アデコのケリー・カイリー氏によると、多くの企業では、空いたポジションを埋めるのに新たな人材を採用するよりベテラン社員を回すようにしている。
同氏は「たとえ教育を受けた人材にとっても現状は非常に厳しく、よくなる前にもっと悪くなりそうだ」としている。
<厳しい数字>
米雇用統計によると、20―29歳は失業率が最も高いグループとなっている。11月の失業率は、全体の6.7%に対し、25―29歳が7.3%(前年同月5%)、20─24歳が10.4%(同7.7%)だった。
米労働統計局のエコノミスト、アマール・マン氏によると、不況時には若年成人層の失業率が急上昇するのは珍しいことではない。最近の米景気後退局面だった1990年と2001年には、20―29歳層の失業率がそれより上の年齢層に比べ高い上昇率を示した。
景気が悪いときには、就職しないで学生を続けたり大学院に入る例も一般的だ。マン氏は、1990―91年に大学院への入学者がやや増加したと指摘。「修士号や博士号を取ることは、結果的により高い給料を得ることと同じ。特に就職の見通しがあまり良くないときには、2年間働かずに教育を積んで自分の商品価値を高めようとすることもあるだろう」と語った。
シリコンバレーでの就職を目指す新卒者の多くは、妥協するか、あくまで大学で身に着けた技術が生かせる職にこだわって粘るか、決断を迫られている。
8月に米通信大手AT&Tでの契約職を失い失業中のクリスティーン・チェースさん(24)は「レストランで働きたくない。自分の専門を生かしたい」としながらも、「もう少し柔軟に、得られる仕事をつかむしかなさそう」と、最近就職あっせん会社に登録した。
アデコのカイリー氏は、職探しに対して柔軟な態度を示す人ほど雇用主側には魅力的に映るはずと指摘。「今はプライドで給料にこだわるようなときではない。時には謙虚になることも必要」と話した。
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能力のない人に、雇用を保証したり高給を払える時代ではありません。自分で自衛する術を持つことが先決。その意味で、就職バブル的様相を呈していたIT関連企業も正常な形に戻ったといえるかもしれません。
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