日本製AIソフト「Zen」、「アルファ碁」のでないAIソフト世界囲碁大会を制す

アルファ碁ばかりでなく、他の人工知能ソフトもどんどん強くなっているようです。

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コンピューター囲碁大会で日本ソフトＶ　２年ぶり３回目　「恐ろしくレベル向上」
産経新聞　2016.3.20 17:56

　囲碁ソフト同士が対局するコンピューター囲碁大会が19、20の両日、東京都調布市の電気通信大で行われた。9回目の今回は、日本をはじめ、米・仏・中・韓・台湾から過去最多の31チームが参加。日本のプログラマーが開発した「Zen」が2年ぶり3回目の優勝、米フェイスブックの研究員が作ったソフトが、大会初出場で準優勝した。

　対戦は、持ち込んだパソコンをネットにつないで実施。開発者らは事前に作成したプログラムの進行を見守った。「Zen」の加藤英樹代表は「自ら学習するディープラーニング（深層学習）の手法で、恐ろしくレベルが上がっている。（長く携わっている）歴史の差で勝つことができた」と、勝因を挙げた。

　グーグル傘下の企業が開発した人工知能（AI）ソフト「アルファ碁」が、世界トップクラスのプロ棋士を破り、注目が集まる分野。実行委員長の同大・伊藤毅志助教は「開発者が同じ場で戦い、問題点を議論することが進展につながるのでは」と語った。

　上位2チームのソフトは23日、小林光一名誉碁聖とハンデ戦で対戦する。

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どうなんでしょう。これで、Zenは、アルファ碁の次に強いAIソフトということになったのでしょうか。

かくなる上は、国粋主義といわれようが、イギリス産のアルファ碁に日本産のZenが勝つくらいになってほしいもの。そのためにも、Zenにはアルファ碁を超えるくらい猛勉強をしてもらいたいものです。

ちょっと前までなら、小林光一名誉棋聖・名人・碁聖がAIソフトに負けるはずがないと思っていました。ところが、いまは名誉棋聖は本当に勝てるのだろうかと心配してしまいます。この時代の流れの速さとAIソフトの猛勉強ぶりに圧倒されてしまうのでした。23日の結果に注目です。