読売新聞社の全国世論調査(4〜6日)で、民主党と維新の党が合流して今月中に結成する新党に「期待しない」は60%で、「期待する」の31%を大きく上回った。

 無党派層でも「期待しない」が55%に上った。

 今夏の参院比例選の投票先は、自民党が38%でトップだった。「民主党と維新の党が合流する新しい党」は、自民に次ぐ15%で、前回調査(2月12〜14日)の民主党(12%)と維新の党(1%)の合計の13%と比べて大きな変化はなかった。無党派層では自民と並ぶ16%だったが、「合流効果」は限定的のようだ。

 参院選の結果、自民党と公明党の与党が、参議院で過半数の議席を「維持する方がよい」と思う人は43%で、「そうは思わない」45%と拮抗きっこうした。参院選の選挙区選で、民主党などの野党が候補者をできるだけ「統一する方がよい」との回答は49%で、「統一する必要はない」31%を上回った。民主支持層では「統一する方がよい」が8割を超えた。

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新党に期待しないが60%だからといって喜んでいるようでは、自民党も終わりです。あれだけひどい政治をして日本を混乱に陥れた民主党に対して、日本国民の3分の1が期待するようになっているのです。どこで潮流が変わるかわかりません。

実際、昨今の安倍内閣・自民党は、タガが緩みすぎています。その辺から、自民党に嫌気がさし、新党に期待する人が出てきた可能性もあります。きっちりとした政治を行い、民主党支配の暗黒時代の再来にならないようにしてもらわないと困ります。