ゴウ先生、囲碁には詳しいのですが、将棋はサッパリ。そんなわけで、将棋の世界でこんな女流棋士哀史が続いていたとは思いもよりませんでした。
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女流棋士ら、将棋連盟からの独立を検討(読売新聞) - goo ニュース
2006年11月26日(日)00:54
日本将棋連盟に所属する女流プロ棋士で組織する「女流棋士会」(会長・藤森奈津子女流三段)が12月1日に臨時総会を開き、同連盟から独立する方向で検討していることが25日、分かった。
独立案が固まれば、同連盟理事会(米長邦雄会長)に正式に協議を申し入れる。
将棋の女流棋士は、1974年に女流名人位戦の創設とともに6人で発足。現在では現役プロだけで50人を数えるが、男性棋士のように社団法人である同連盟の正会員ではないため、同連盟の棋士総会での議決権も傍聴権もない。毎月の基本給がないうえ、厚生年金にも加入していない。
対局料だけでは年収100万円にも満たない女流棋士も多く、待遇面での改善を求める声が強かった。
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これでは基本的人権すら満たされていないのではないでしょうか。囲碁の世界では、タイトル戦に登場するというわけにはいきませんが、女性も男性と同じ土俵で戦っています。
これはどうしたことだろうと思っていたら、朝日が説明してくれていました。
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女流棋士会、日本将棋連盟からの独立を検討(朝日新聞) - goo ニュース
2006年11月26日(日)01:18
将棋の「女流棋士会」の役員が、所属する日本将棋連盟から独立する意向を固め、意見の取りまとめのため、12月1日に臨時総会を開くことが25日わかった。「独立」でまとまれば将棋連盟と協議するという。
将棋連盟正会員の「棋士」になるには、養成機関の奨励会を勝ち抜いて四段にならねばならない。男性に限られてはいないが、これまで女性が棋士になった例はない。
これとは別枠で、70年代に「女流棋士」の制度が設けられ、現在は女性だけの女流育成会の卒業者がプロである女流棋士になっている。50人が女流名人位戦、女流王位戦など四つのタイトル戦を含めた女流棋戦を戦っている。ただ、朝日オープン将棋選手権など、女流棋士の出場枠を設けている棋戦もあるが、原則として一般棋戦には出場できない。
将棋連盟からの独立によって、現行ではスポンサーから連盟に支払われている女流棋戦の契約金を直接受け取って自主運営することなどを目指すという。
「独立」については、財政改革を図る将棋連盟の理事会側からの提案もあり、女流棋士会の役員らが検討してきた。
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四段になるというのは、そんなに難しいことなのでしょうか。女性には無理なことなのでしょうか。非常に分かりづらい話です。
かつての林葉直子の不倫事件などを見ても、日本の将棋界は男尊女卑ないしは性差別の思想がいまだにまかり通っているような気がします。
同じ土俵で公平に男女が戦える環境を整える義務が、日本将棋連盟にあるような気がします。これが素人の浅はかな考えなのかどうか、教えてもらいたいものです。
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女流棋士ら、将棋連盟からの独立を検討(読売新聞) - goo ニュース
2006年11月26日(日)00:54
日本将棋連盟に所属する女流プロ棋士で組織する「女流棋士会」(会長・藤森奈津子女流三段)が12月1日に臨時総会を開き、同連盟から独立する方向で検討していることが25日、分かった。
独立案が固まれば、同連盟理事会(米長邦雄会長)に正式に協議を申し入れる。
将棋の女流棋士は、1974年に女流名人位戦の創設とともに6人で発足。現在では現役プロだけで50人を数えるが、男性棋士のように社団法人である同連盟の正会員ではないため、同連盟の棋士総会での議決権も傍聴権もない。毎月の基本給がないうえ、厚生年金にも加入していない。
対局料だけでは年収100万円にも満たない女流棋士も多く、待遇面での改善を求める声が強かった。
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これでは基本的人権すら満たされていないのではないでしょうか。囲碁の世界では、タイトル戦に登場するというわけにはいきませんが、女性も男性と同じ土俵で戦っています。
これはどうしたことだろうと思っていたら、朝日が説明してくれていました。
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女流棋士会、日本将棋連盟からの独立を検討(朝日新聞) - goo ニュース
2006年11月26日(日)01:18
将棋の「女流棋士会」の役員が、所属する日本将棋連盟から独立する意向を固め、意見の取りまとめのため、12月1日に臨時総会を開くことが25日わかった。「独立」でまとまれば将棋連盟と協議するという。
将棋連盟正会員の「棋士」になるには、養成機関の奨励会を勝ち抜いて四段にならねばならない。男性に限られてはいないが、これまで女性が棋士になった例はない。
これとは別枠で、70年代に「女流棋士」の制度が設けられ、現在は女性だけの女流育成会の卒業者がプロである女流棋士になっている。50人が女流名人位戦、女流王位戦など四つのタイトル戦を含めた女流棋戦を戦っている。ただ、朝日オープン将棋選手権など、女流棋士の出場枠を設けている棋戦もあるが、原則として一般棋戦には出場できない。
将棋連盟からの独立によって、現行ではスポンサーから連盟に支払われている女流棋戦の契約金を直接受け取って自主運営することなどを目指すという。
「独立」については、財政改革を図る将棋連盟の理事会側からの提案もあり、女流棋士会の役員らが検討してきた。
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四段になるというのは、そんなに難しいことなのでしょうか。女性には無理なことなのでしょうか。非常に分かりづらい話です。
かつての林葉直子の不倫事件などを見ても、日本の将棋界は男尊女卑ないしは性差別の思想がいまだにまかり通っているような気がします。
同じ土俵で公平に男女が戦える環境を整える義務が、日本将棋連盟にあるような気がします。これが素人の浅はかな考えなのかどうか、教えてもらいたいものです。
しかし,奨励会員は無給です.多くはプロ棋士になることなく他の職業に就くことになります.お金がもらえる女流は,その額が小遣い程度であったとしても,むしろ優遇されているともいえます.
性差別だとおもいます。
男女同一で対戦させるべきです。