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中国の収入格差、55倍!

2007年08月02日 11時29分52秒 | 時事放談: 中国編
中国が掲げる共産主義はまったくの虚構であることが、はっきりと分ってきました。

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最上下層「収入格差55倍」=背景に腐敗絡む灰色所得-北京五輪後の難題に・中国 (時事通信) - goo ニュース

2007年8月1日(水)14:39

 【北京1日時事】中国全国で上位10%の高所得層と下位10%の低所得層に属する家庭の平均収入格差が約55倍に拡大しているとの研究報告を、中国改革基金会国民経済研究所の王小魯副所長がまとめた。格差拡大は高所得層の収入急増が原因だが、こうした収入の多くは、腐敗や脱税などが絡み公式統計には表れない隠れた収入(灰色収入)で、国内総生産(GDP)の2割以上に達するという。

 来年8月8日からの北京五輪後の中国の変化に注目が集まる中、胡錦濤指導部にとって格差是正が最大級の難題となっている。 

 中国政府が公表する都市住民と農民の所得格差は3.3対1程度。2005年には比較的豊かな江蘇省都市部の富裕層と貧困層の収入格差が最大10.7倍と報告されたが、政府統計と独自調査を加味した王副所長の研究報告によると、都市部の上位10%と下位10%の家庭の平均収入格差も約31倍に達した。低所得層の収入に大きな変化はなく、高所得層への「富の偏在」現象が深刻化している。

 富裕層は自身の所得公開を避けたがるが、脱税やわいろ、不透明な土地取引による収益など表には出ない収入が多く含まれるのが原因。王副所長は「隠れた収入は4兆8000億元(約76兆円)に上る」との研究結果も明らかにする。

 腐敗で膨らむ高所得層の隠れた収入が、格差を拡大させ、社会を不安定に追い込むという悪循環だ。河北省の不動産業者は「『中国の特色ある社会主義』の『特色ある』というのは『腐敗』という意味だ」と声を潜める。

 北京五輪を控え、6月の都市部の固定資産投資が前年同月比で28.5%増と景気過熱が深刻化しているが、王副所長は「五輪前は相当過熱するが、危険はなく、政府のマクロ調整政策で防止できる」と分析。ただ、隠れた収入を撲滅させるためには腐敗を生む「政府管理制度の改革」(王副所長)が急務となっており、そうしないと格差問題は解決しないのが現実だ。

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いまや“共産革命”が起きても不思議ではない状態(?!)。先進国よりも陰惨な格差社会です。

これを短期間で是正できるのかどうか。シナリオは見えています。是正できなければ、それが社会不安につながり、その社会不安から中国人民の目をそらすために反日指導に力を入れてきます。

日本は中国と正しい間合いを取ることで、こうした不利益を被ることを避けねばなりません。なのに、日本のトップは、あのようにテイタラク。中国の格差拡大を間接・直接に助ける日本にならなければよいのですが。

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