凄い!凄すぎる!今日最高のニュースです。失礼ながら、大笑いさせてもらいました。
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自作デコチャリ 俺の愛車 門司の高3、LED400個
朝日新聞 2013年8月24日(土)14:03
【山下知子】赤、青、白、緑。色とりどりの電飾がきらめく自転車「デコチャリ」が、北九州市門司区に出没する――。そんな話を聞いた。
門司区の住宅街。豊国学園高校の丸尾龍一君(3年)が、作業着姿で黙々と愛車「龍一(りゅういち)丸」の配線をつないでいた。
電飾のほかにペダル近くには金色と銀色のラッパ。ハンドル近くのスイッチを入れると、トラックのホーンと新幹線の警笛の音が鳴り響く。前かご部分にはカーナビやCDプレーヤーを設置。スピーカーから流れる音楽は山本譲二の「みちのくひとり旅」だ。しぶい。
作り方を尋ねると、うれしそうに説明してくれた。まず、すのこやプラスチック板で車体を形作り、台所などで使うアルミテープを貼って輝きを生み出す。LEDの電球を400個近く車体に、前方下部にはクリスマスツリー用の電飾を、それぞれ取り付ける。
さらに、荷台に載せたバッテリーとケーブルでつなぐ。「小学校で習った豆電球の配線を応用した」そうで、「とにかく失敗して学んだ」と苦笑いする。龍一丸の重量は分からないが、ペダルをこいで進むにはかなりの力が必要だという。
小学生の頃、派手な外装を施したトラック「デコトラ」に憧れた。「父親がトラック運転手だった影響もあるかな」。まずは自転車でやってみようと、中学1 年生で作り始めた。素材や機材はお年玉で購入したり、知り合いのトラック運転手からもらったり。龍一丸を含めてこれまで3台完成させた。
作り始めて間もなく5年。近所で丸尾君を知らぬ者はなく、市が発行するフリー情報誌でも紹介された。最近はもの作りのイベントに招かれることも。丸尾君に憧れて、デコチャリ作りに励む後輩も現れた。
丸尾君の目指すデコチャリのイメージは人気アニメ「ガンダム」。ごつごつ、ゴテゴテした感じに魅力を感じる。完成型に近づいているか尋ねたらこう返ってきた。「いくらやっても先がある。デコチャリに完成はないんです」
卒業後は進学し、1級自動車整備士の資格を取るつもり。夢はもちろんトラックの運転手だ。
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朝日の当該サイトに行ってもらえば、龍一丸と龍一君本人が見られます。圧倒されますよ、デコチャリに。
「デコチャリに完成はない」、名文句です。ぜひとも、龍一君には、好きな道を歩み続けて欲しいものです。脱帽。
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