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ドイツのカトリック少年合唱団、半世紀にわたり性的虐待が続いていた

2017年07月19日 05時29分50秒 | 時事放談: 海外編

世界中、どうしてカトリック聖職者は、少年への性的虐待をし続けるのでしょう。

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身体・性的虐待547人被害=カトリックの少年合唱団―独

 【ベルリン時事】ドイツのDPA通信などによると、南部レーゲンスブルクにあるカトリックの少年合唱団で1945年から90年代初めにかけ、少なくとも547人が身体的・性的虐待を受けていたと指摘した報告書が18日発表された。

 聖職者や教員らに虐待を加えられていたとみられ、調査に当たった弁護士のウェーバー氏は「刑務所や地獄、強制収容所のようだった」という被害者の証言を明らかにした。既に長期間がたっているため、刑事訴追は行われず、被害者に補償金が支払われる見通し。

 前ローマ法王ベネディクト16世の兄ゲオルク・ラツィンガー氏がかつて合唱団の指揮者を務めていたが、虐待の情報は得ていなかったと主張している。ウェーバー氏はラツィンガー氏にも責任の一端があるという認識を示した。

 合唱団は約1000年の歴史があり、国内外で公演を行っている。

547人の少年に性的虐待や暴行 ドイツの教会学校

 ドイツ南部レーゲンスブルクにあるカトリック教会付設の学校で、少なくとも547人の少年が性的虐待や暴行を受けていたことが明らかになった。行政当局から調査を委託された弁護士が18日、発表した。

 弁護士らによると、虐待や暴行があったのは1945年から90年代までの間。寮長や教師、学校の従業員らが事件にかかわっていたという。事件は2010年に発覚した。

 同校には約1千年の歴史を誇る有名な合唱団があり、前ローマ法王ベネディクト16世の兄のゲオルク・ラツィンガー氏(93)が1964年から94年まで指揮者をつとめていた。

 AP通信などによると、調査した弁護士はラツィンガー氏にも責任の一端があると指摘したが、同氏は「虐待については知らなかった」と否定した。被害者には1人あたり最高で2万ユーロ(約260万円)の賠償金が支払われる見通し。(ベルリン=高野弦)

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カトリック聖職者の少年性虐待の悪質ぶりは、アカデミー作品・脚本賞を受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)でも明らかにされたところです。

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この映画は米ボストンでのカトリック聖職者による少年への性虐待を暴くジャーナリストたちの奮闘を描いたものですが、世界中で同様の被害が起きています。一部ではいまも続いているのではないでしょうか。

こういうトラブルがなくなる日は来ないのか。信者というわけではありませんが、カトリックが身近な貧乏英語塾長、哀してくてなりません。


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