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米大統領一般教書演説、またもや日本を無視

2014年01月30日 03時50分25秒 | 時事放談: 海外編

オバマ大統領の日本軽視は、今年も続きそうです。「懸念することはない」などと、政府関係者がよくもいえたものです。

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日本に5年連続触れず=中国には2回言及―一般教書(時事通信) - goo ニュース

2014年1月29日(水)12:43

 【ワシントン時事】オバマ米大統領は28日の一般教書演説で、日本に直接触れなかった。日本に関する実質的な言及がなかったのは5年連続。日本と同じ同盟国である韓国を取り上げたくだりもなかったが、政治・経済面で台頭する中国には2カ所で言及した。

 大統領は演説で、アジア太平洋地域で同盟国を支援し、安全と繁栄の未来を形成すると表明。しかし、同盟国の具体的な国名は、昨年台風被害を受けた フィリピンを挙げただけだった。中国に対しては「(貿易競争で)中国も欧州も手をこまぬいているわけではない」と経済分野でのライバル意識をにじませた。  

オバマ大統領 一般教書演説 「内向き」姿勢、中国の脅威には触れず(産経新聞) - goo ニュース

2014年1月29日(水)14:56

 【ワシントン=青木伸行】オバマ米大統領の一般教書演説の特徴は、大部分が内政問題に費やされ、総じて新味に欠ける中にあって、11月の中間選挙における民主党への支持獲得を狙った施策を、国民へ向け強く訴求した点にある。

 「すべての人に(平等に)機会を与えるという深い信念こそが、米国民を団結させる」

 オバマ大統領はこう訴えた。「機会を与える」ための最たる施策が、貧困・中間所得層の所得底上げや、優遇税制措置といった貧富の「格差是正」だった。同時に、中間選挙で中間層の支持を取り込むための“目玉”でもある。

 演説の大部分が内政問題で占められたことはまた、米国が引き続き「内向き」であり、党派対立の先鋭化と社会の分裂を背景に、継続案件となっている未達成の課題がいかに多いか、苦しい状況を物語っている。

 大統領令などの権限を最大限行使する意向を示したのも、こうした現状を少しでも打破しようという決意の表明にほかならない。

 だが、選挙が近づくにつれ、与野党の対立はいっそう強まる。それだけに、示された政策がどれだけ日の目を見るのか、極めて不透明だ。その行方は選挙戦はもとより、オバマ大統領の「実績」を後世に残すという面にも大きく影響する。

 外交・安保政策は脇に追いやられた感が強い。そうした中、アジア・太平洋地域について「重点的な取り組みを続け、同盟国を支援し、より大きな安全と繁栄の未来を形成する」と、アジア重視戦略を確認したことは一定の評価ができる。

 だが、北朝鮮の核問題、何より東・南シナ海で覇権拡大の動きを強める一方の中国の「脅威」には、一切触れなかった。中国との「新型大国関係」に配慮してのことだとみられる。日本や東南アジア諸国には、強い不満が残るところだ。

政府、アジア重視継続を歓迎=「内政傾斜」の見方も―米大統領の一般教書演説(時事通信) - goo ニュース

2014年1月29日(水)18:47

  世耕弘成官房副長官は29日の記者会見で、アジア太平洋地域を重視する政策の継続を表明したオバマ米大統領の一般教書演説について、「全く賛同す る。米国の同盟国として、しっかり連携していきたい」と歓迎する意向を示した。一方、大統領演説に日本に関する言及はなく、米国の「内政傾斜」を指摘する 声もある。

 オバマ氏が日本に触れなかったことについて、世耕副長官は「過去4回も日本に関して言及がなかった。懸念することはない」と語り、佐藤地外務報道官も会見で「個々の国への言及はあまりなく、日本が特別ではない」と分析した。 

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中国やフィリピンの名前を出しているのに、「個々の国への言及はあまりなく」とよくいえたもの。日米同盟を本当に重視しているのなら、名前を出してもしかるべきです。日本軽視の表れだと見て、まちがいありません。

しかも、オバマ政権は中国に対して弱腰。この中でどうやって極東の平和を維持していくか。中韓のプロパガンダ戦略に圧倒され続けている中、日本はどのような外交をしていくべきか。今年も予断は許されません。


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