夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

中国の伝染病感染、さらに悪化

2006年02月14日 08時47分18秒 | 時事放談: 中国編
今日も中国関連記事を紹介します。これまた怖い現実です。

**********

伝染病死亡率中国82%上昇 昨年 エイズ・肝炎拡大影響? (西日本新聞) - goo ニュース

2006年 2月14日 (火) 02:10

 【北京13日傍示文昭】中国衛生省は十三日、昨年の法定伝染病統計を発表し、エイズやB型肝炎などによる死者は計一万三千二百六十三人に上り、人口十万人当たりの死亡数を示す死亡率が、前年より81・92%上昇したことを明らかにした。中国では近年、エイズや肝炎の感染者数が急速に拡大しており、こうした深刻な事態を反映した結果とみられるが、衛生省は死亡率が急上昇した原因については明らかにしていない。

 発表統計によると、疾病感染報告は約四百四十三万人で、人口十万人当たりの発病数を示す発病率も、前年より12・7%上昇した。

 このうち、エイズ、肝炎、肺結核、梅毒などの「A・B型伝染病」の感染報告は約三百五十万人で、このうち死者は一万三千百八十五人。死亡率は前年より83・31%上昇した。

 インフルエンザや赤痢などの「C型伝染病」の感染報告は約九十二万人で、死者数は七十八人。死亡率は前年より20・0%下がっており、「A・B型伝染病」の死亡率の上昇が、法定伝染病全体の死亡率を押し上げる結果となった。

 また、昨年十月には中国で初めての高病原性鳥インフルエンザの人への感染が報告され、昨年末までに五人が死亡した。今年に入っても新たな死亡が報告され、十三日現在の死者は計八人となっている。

**********

いくら人口が13億人とはいえ、桁違いの数字の連発に驚くしかありません。経済だけが発展してお金があっても、こうした衛生・健康問題がクリアされなければ、安定した国家が形成されることは難しいはずです。

それゆえ、中国政府の迅速な対応を期待したいものです。さもなければ、そのとばっちりが隣国に及ぶ可能性は大きくなります。

同時に、伝染病感染者の増大という問題を、われわれ日本人も黙って見ておくわけにはいかないことなのです。日本政府もどうせODAを出すのなら、こうした問題に用途を絞ったお金を出すべきでしょう。

ともあれ、一度傾きだしたら半端ではない悪影響を周囲に及ぼす大国・中国。一時たりとも目を離すべきではありません。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 北京に暴動の恐れあり | トップ | お粗末過ぎるNew York Times社説 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事放談: 中国編」カテゴリの最新記事