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韓国、アメリカとの同盟関係を破棄か

2006年08月28日 07時57分02秒 | 時事放談: 韓国編
盧武鉉政権の外交を見ていると、次の大統領が野党から選出されたならば(その公算が大ですが)、国家反逆罪に問われかねないものが多々あります。そのひとつが、在韓米軍から有事の際の作戦権を韓国に移管させるというものです。

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09年の作戦権移管を提案 米国防長官、韓国に (共同通信) - goo ニュース

2006年 8月27日 (日) 21:49

 【ソウル27日共同】現在は在韓米軍司令官が保持する有事における韓国軍の作戦統制権について、ラムズフェルド米国防長官が今月中旬、尹光雄国防相あての書簡で、2009年に韓国に移管するとの計画を正式提案した。米側の計画が韓国側に正式に伝えられたのは初めて。韓国メディアが27日、国防省などの話として一斉に報じた。

韓国政府は中期国防計画が終了する12年の移管を要求しており、移管時期をめぐる米韓交渉は難航が予想される。さらに韓国内では北朝鮮の脅威を理由に移管そのものへの反対も根強く、国内議論も活発化しそうだ。

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大東亜戦争終結後存在する在韓米軍。共産軍勢力に対する防波堤として北の暴発を食い止めてきました。朝鮮戦争の例を出すまでもなく、北朝鮮の脅威を抑止する強大な軍事力を韓国だけで保持するのは、予算の面でも無理があった(いまでも無理)からです。

そして、朝鮮戦争では韓国軍は壊滅的な打撃を受け、米軍を中心とした国連軍の派遣を要請しました。その結果、現在の休戦調停は、北朝鮮・中国と国連軍が結んでいるほどです。

したがって、もし在韓米軍が朝鮮半島から撤退することがあれば、いつでも北朝鮮が南下政策を取る可能性はあります。盧武鉉政権は、それでもよいというのでしょうか。北朝鮮の圧制が敷かれることになれば、韓国がどうなるか。悲惨な結果が待っていることは間違いありません。

しかし、再三にわたるアメリカ側の要請にもかかわらず作戦権の移管を頑固に求める盧武鉉大統領に対して、アメリカ側も忍耐の限界が来たということでしょう。韓国側の要請よりも3年も早く再来年には移管してやると言ってきたのです。

これにより、韓国はアメリカとの同盟関係を破棄することになり、自国防衛は独力で展開するか、中国との同盟を結ぶか、北朝鮮と統一するかしなければならなくなります。

しかし、核実験すら強行しようとする北朝鮮を韓国が手なずけることができるのか。中国が本当に韓国の意向に沿う形で韓国を守ってくれるのか。不確かなことばかりです。

少なくともここ50年以上の平和を維持してくれたアメリカとの同盟関係を破棄してまで行う価値があるのかどうか。

盧武鉉大統領に再び弾劾が出される日が近づいているとしか言いようがありません。

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