北朝鮮の拉致が国家テロであることは、紛うことなき事実。しかし、それと戦うかどうかは各国の思惑です。基本的人権の尊重という概念がある先進国は、アメリカを始め、応援してくれます。ですが、そのようなもののない国では、やはりどうでもよいことのようです。
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拉致被害者組織と研究者 意見交換会 中国側が突然拒否 (産経新聞) - goo ニュース
2006年 8月29日 (火) 04:26
■家族会など「拉致への姿勢見える」
訪中している北朝鮮による拉致被害者の「家族会」と支援組織「救う会」のメンバーらは28日、滞在中に予定されていた中国の研究機関関係者らとの意見交換会がすべてキャンセルされたことを明らかにした。中国側は理由について「事前に報道されたため」としている。
メンバーらが北京を訪れた後、突然キャンセルする非礼な行為は、北朝鮮による拉致という国際的な人権侵害に目を背けてきた中国側の姿勢そのものといえる。
訪中しているのは増元るみ子さん=拉致当時(24)=の弟で、家族会事務局長の照明さん(50)と救う会の西岡力、島田洋一の両副会長ら。
一行は27日に北京に到着し31日まで滞在。研究機関関係者や大学教授らと3回にわたり、拉致問題や北東アジア地域の安全保障、今後の日中関係などについて意見交換会を行うことになっていた。
西岡副会長によると、中国側は28日午後、「マスコミ報道があったため政治的に微妙な問題について静かな環境での話し合いができなくなった」として、一方的にすべての意見交換会をキャンセルしてきた。中国側出席者の所属機関などが報道されたためだという。
日本大使館ルートで要請していた中国政府担当者との面会も断られた。
西岡副会長は「残念だ。中国の拉致問題への姿勢が透けてみえる。北朝鮮の拉致は国際社会がともに戦うべき国家テロ。被害者には中国人も含まれているのに」と話し、増元照明さんも「民間レベルの意見交換会なのに、こうした理由で中止にされるのは、中国の言論統制の結果なのか」と語った。
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中国が拉致問題に対して冷淡かつ無関心であるのは、だれもが想像つくこと。ゆえに、こうした民間の話し合いがキャンセルになるのも、家族会や救う会の人たちにとって想定の範囲内であったことでしょう。
それでも北京まで足を運んだのは、中国が本当に拉致に対して何もしない国であるという印象を世界に証拠づけるためだったと想像します。そして、それは正しい行為であると判断します。
基本的人権の尊重という概念のない政府とそういうものを教えられていない人民との間に、他人の命を守るという発想が生まれるはずもありません。しかし、こうして行動を起こさないと、「話せば分かる」と信じているお人よしが日本中にいるのです。話をしても分かってくれないのが、中国と南北朝鮮であることは火を見るよりも明らかなのに。
暑い中大変だったと思いますが、こういう結果になったことは大きな成果ではないでしょうか。
拉致問題の完全解決に向けて、がんばってもらいたいと思います。
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拉致被害者組織と研究者 意見交換会 中国側が突然拒否 (産経新聞) - goo ニュース
2006年 8月29日 (火) 04:26
■家族会など「拉致への姿勢見える」
訪中している北朝鮮による拉致被害者の「家族会」と支援組織「救う会」のメンバーらは28日、滞在中に予定されていた中国の研究機関関係者らとの意見交換会がすべてキャンセルされたことを明らかにした。中国側は理由について「事前に報道されたため」としている。
メンバーらが北京を訪れた後、突然キャンセルする非礼な行為は、北朝鮮による拉致という国際的な人権侵害に目を背けてきた中国側の姿勢そのものといえる。
訪中しているのは増元るみ子さん=拉致当時(24)=の弟で、家族会事務局長の照明さん(50)と救う会の西岡力、島田洋一の両副会長ら。
一行は27日に北京に到着し31日まで滞在。研究機関関係者や大学教授らと3回にわたり、拉致問題や北東アジア地域の安全保障、今後の日中関係などについて意見交換会を行うことになっていた。
西岡副会長によると、中国側は28日午後、「マスコミ報道があったため政治的に微妙な問題について静かな環境での話し合いができなくなった」として、一方的にすべての意見交換会をキャンセルしてきた。中国側出席者の所属機関などが報道されたためだという。
日本大使館ルートで要請していた中国政府担当者との面会も断られた。
西岡副会長は「残念だ。中国の拉致問題への姿勢が透けてみえる。北朝鮮の拉致は国際社会がともに戦うべき国家テロ。被害者には中国人も含まれているのに」と話し、増元照明さんも「民間レベルの意見交換会なのに、こうした理由で中止にされるのは、中国の言論統制の結果なのか」と語った。
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中国が拉致問題に対して冷淡かつ無関心であるのは、だれもが想像つくこと。ゆえに、こうした民間の話し合いがキャンセルになるのも、家族会や救う会の人たちにとって想定の範囲内であったことでしょう。
それでも北京まで足を運んだのは、中国が本当に拉致に対して何もしない国であるという印象を世界に証拠づけるためだったと想像します。そして、それは正しい行為であると判断します。
基本的人権の尊重という概念のない政府とそういうものを教えられていない人民との間に、他人の命を守るという発想が生まれるはずもありません。しかし、こうして行動を起こさないと、「話せば分かる」と信じているお人よしが日本中にいるのです。話をしても分かってくれないのが、中国と南北朝鮮であることは火を見るよりも明らかなのに。
暑い中大変だったと思いますが、こういう結果になったことは大きな成果ではないでしょうか。
拉致問題の完全解決に向けて、がんばってもらいたいと思います。
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