東京の本質を見抜いています。
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森記念財団・都市戦略研究所は14日、2008年から毎年公表している「世界の都市総合力ランキング」の15年版を発表した。東京の総合順位は、調査対象とする世界の主要40都市中、8年連続で4位となった。
首位は4年連続でロンドンとなり、GDP成長率など経済分野の指標を伸ばしたことから、2位のニューヨークとのスコア差を広げた。3位は8年連続でパリ。5位と6位は、前年に続きシンガポールとソウルで、シンガポールは東京とのスコア差を縮めた。
一方、中国経済の失速が響き、勢いのあった上海は昨年の15位から17位に、北京は14位から18位へとそれぞれランクを下げた。
4位の東京は、訪日客数や外国人居住者数のスコアが伸びたものの、上位3都市との差が依然として大きい。交通・アクセス分野で国際線直行便就航都市数などが低水準にとどまっており、20年東京五輪・パラリンピックに向けての課題が浮き彫りになっている。
このほか国内では、昨年26位だった大阪がボストンに次ぐ24位に、36位だった福岡がモスクワを逆転して35位に上昇した。
世界の主要都市を格付けする「世界の都市総合力ランキング」の2015年版で、東京は08年に調査を始めてから8年連続の4位だった。森ビルが設立した森記念財団が14日発表した。
「文化・交流」「経済」など6分野、70の指標を得点化して主要40都市を比べた。訪日外国人が増えたことで「文化・交流」の評価は上がったが、国際空港など「交通・アクセス」の分野の遅れが目立っている。
1位は4年連続でロンドンで、上位に大きな変化はなかった。大阪は順位を二つ上げて24位、福岡も一つ上げて35位だった。同財団都市戦略研究所長の竹中平蔵氏は「東京は世界のなかではまだ苦戦している」と話した。
不動産大手森ビルの関連団体、森記念財団(東京)は14日、世界主要40都市を総合評価した2015年版の都市ランキングを発表した。東京は08年の調査開始以来8年連続で4位だった。1〜3位は、ロンドン、ニューヨーク、パリの順で、4年連続で同じだった。
六つの分野別評価で、東京は「経済」が1位、「研究・開発」は2位だったほか、「文化・交流」は海外からの訪問者増加で昨年の6位から5位に順位を上げた。一方、「交通・アクセス」が11位、「環境」が13位、「居住」は15位だった。
日本の東京以外の都市では、大阪が24位(昨年26位)、福岡が35位(同36位)とそれぞれ順位を上げた。
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森記念財団当該サイト:http://www.mori-m-foundation.or.jp/ius/gpci/index.shtml
東京はすばらしい都市ですが、「交通・アクセス」「環境」「居住」に問題があるといわれたら、その通りというしかありません。このあたり、東京オリンピックに向けて改善されたら、都民としてもありがたい限りです。
ついでに申し上げれば、飲食店の完全禁煙化が実現すれば、パリを抜いてニューヨークに迫るのではないかと思います。でも、無理なんでしょうね、いまの優柔不断な都知事では。
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