いんこの気まぐれ日記

いんこの凸凹日記。

想像力

2015-03-01 23:25:40 | 日記

小さいときに、親によく殴られてばかりいました。って言ったら、今は心配されちゃうかな?
「昔は違った」なんて、言いたくないなと思ってるけど、今と違って母親から殴られるのは日常茶飯事だったのですよ。
言う通りになんてしたことなかった(笑)。
言うこときかなすぎて、布団叩きでお尻をはたかれ、マジックでその日忘れた物を顔に書かれ、雪の中裸足で立たされ・・とか。
(これが一連の流れ・・)
このブログを母親が知った時怖いので、ここまでにしといて・・(笑)。とにかく、すっげー痛かったw

しつけだけじゃなく、私も小中時代執拗ないじめを体験して、身体的にも精神的にも「痛み」を感じ、こうしたら痛いんだ、
心が痛むんだと学ぶことができた。それは、勉強じゃなく人間関係でしか学べない。

大人になっても同じ。恋愛関係で痛い目見て、失恋して、人はこうしたら自分や相手が傷つくと、失敗を重ねて学んでいく。
自分がこれをしたら、言ったら相手が傷つくと理解出来るようになり、保守的になったり時に攻撃になったりする。
(その感情コントロールは理屈では出来ないときもあるけどね、苦笑)

そういう「想像力」が欠けてきているんじゃないかなと、自分も含め、考えてみたいなと思う。

自分が過去に教える仕事をしていたとき、生徒のことを「子供」と見たことはなくて、一人間として対等に見ていた「つもり」。
なぜなら、彼らなりに感じて行動し、それが大人が思いつかない道だったりするし、彼らなりに切り開く力があるから、子供とか関係なく尊敬できたので。
だけど、もしかしたら、そこはそこで尊重してるよってスタンスでいて、実は避けているのかもしれなかったなと。
大人が積極的に関わらなきゃいけない部分は思っているより多いのかもしれない。
「子供」と認め、関わっていく勇気も必要なんだと思う。逃げない勇気。いい親、いい先生、いい大人は結局彼らにとって、
「都合の良い大人」。全ての子供が本当に自分のことを思って言ってくれていると、認識出来るとは限らない。

彼らが形成する世界観を壊して入ってくる大人を一言、「ウザイ」という言葉で片付けるけど、その言葉を聞いて逃げず、
「ウザイ」という言葉の裏にある意味や、SOSをちゃんと理解出来る大人になりたい。
接し方が間違っていてもいい。関わろうとしてくれる大人が居る事が大事。

多摩川の河川敷で亡くなった中学一年生の死をきっかけに、多くの人が子供に関わろうとしてくれることを望みます。
それは加害者に対する非難、攻撃という形だけではなく。それは、大人の逃げでしかない。どちらの少年ももしかしたら被害者なのかもしれない。
そういう想像力を働かせよう。
いわゆる、メディアが「周りの大人は何をしてたのか」と言う、大人っていうのは、親や先生だけじゃないんだということを、改めて心に留めて。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。



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ジンチョウゲのかほり

2015-02-26 22:43:55 | 日記
昨日、確定申告をすませてきました~。確定申告を済ませると春だなと思う。
うちは、自営業だったから毎年この時期はバタバタしてね。親がイライラして、よく喧嘩してたっけw
そして、やっと落ち着いたーって申告に行って、行列に並んでいると、ジンチョウゲが
咲いてる季節で、その匂いで癒されるの。小さい時の思い出の一つ。

ジンチョウゲ、だからなのか、私の一番好きな花。花?樹木?
散った後も地面に小さい山吹色の花が咲いて、綺麗だから好き。
誰かが「トイレの芳香剤と同じ匂いじゃん」って言ったけど、失敬な!笑

確定申告をしに行って、前の会社の支払い調書を見ると、なんだか懐かしい気持ちになって。
色々あったけど、全て終わってみれば、笑える思い出だなぁと昔を懐かしむ。
苦しい事も必ず、今に繋がっているから不思議だ。

自分が辿ってきた道をふと振り返ってみると、必ず共通点があって面白い。
一貫性が無いようである。
それが何なのか、分かってはいてもなんとなくこちょばいから言わない;

私にとっては、ジンチョウゲが少しずつ香り始めるこの2月が、自分にとっての節目。


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お受験しーずん

2015-02-13 22:13:19 | 日記
最近、うれしいニュースが届いた。教え子が高校に合格したと。ちょっと前に、小さな進学塾で働いていたことがあった。
担当は英語。本当は英語しか教えられないんだけど無理して、中学受験クラスの担任任されて、国語をがんばって教えてしまっていました(苦笑)。

初めて担当したそのクラスの生徒は、どのキャラもかぶっていなくて、一人一人の個性が生き、のびのびしたクラスだった。
教えているほうも、(先生といえど人間だから、相性っていうものは私はあると思っているんだけど。勿論、それは心の中に・・w)、
誰が教えても、楽しくて、大人の方が教えられる事が多いクラスだったと思う。

そのクラスの中に「カツオくん」がいた。見た目がカツオくんなの笑。
カツオは野球好きなの?彼は、サッカー大好き少年。とにかくまっすぐ、皆を楽しませることが好き。そして不器用。
本当にいい子なんだけど、勉強は正直できない。この国語嫌いの私がびっくりしちゃう位、国語が出来なかった。
努力はしていたんだけどね。
彼は、○学院に行ってサッカー部に入るのが夢で、○学院一本で受験を決めてた。
正直、彼の実力から言って、周りは「記念受験」だと思っていた節もあった。

まぁ、結果だけ言ってしまうと、、、不合格。彼の試験日が皆より少し早くて、一本しか受けていない彼が、一番先に私のところに
報告に来ることはわかってた。

実は、私も高校受験で周りから「記念受験」と思われても仕方ない所を
受験したことがあって、担任の先生に不合格を告げに行ったときのシーンは今でも鮮明に覚えてる。

彼は、母親と一緒にお礼をしに来た。親が室長と別室で話している間に、彼は一人で教室のホワイトボードに
こう書いてた。

「みんな、俺の分もがんばってな!」

と。必死に涙をこらえて、大きな字で、ホワイトボードはみ出る位。

私はこういう子に生徒を育てたいと、思った。

受験は全てではないことは、恐らく本人も親御さんも、先生も分かっているんだけど、それぞれの役目というか使命があって、
それに対して一生懸命であるのは皆同じ。一生懸命やっているからこそ、結果を出すことも大事。それが先生なら、なおさら。
そうでなきゃ、説得力が無い。親も、子育ての節目節目に、形が欲しい。誰かに認められたい。

だけど、もし誰かの親、もしくは親になる可能性がある者として考える人がいるならば、成果の裏にある、その子なりの成長を
見つけてほしいし、私自身、常にそれに敏感でいたいと思う。そして焦らないでほしいと思う。それが、誰の子でも。

自分が悔しい思いをしている時に、悲しい思いをしている時に、他人の事を思いやれる人間に育ってる
事の方が、多分難しい。とっても大事な時期に、本人が自分の意志で、がんばってる過程で、自然にそれが身に付いているって
すごいことだと思う。

先生でなくなった今も、定期的に彼は連絡をくれる。サッカーの大会で優勝したとか、赤点取ったとか、彼女できたとか^^
気がついたら、結婚の知らせも来るんだろうか。
その時は、私いくつなんだろう?とか考えたり(笑)。

中高生と接する醍醐味はこれなんだな。たまにふっと思い出して、あの先生どうしてるかなー?って思い出すことが
出来る年齢の子供と接する醍醐味。それで、気がついたら20歳で、一緒にお酒飲んでたり。

「カツオくん」とも将来、おいしーいお酒が飲みたいもんだ(笑)。

ずっとそばで成長を見届けられなかった、生徒達のこれからの活躍を心から祈っています。

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痛い

2015-01-25 13:32:06 | 日記
最近、土日は主に喫茶店にこもってノーメイクで勉強しとります。
二日酔いでなければ(笑)。

今日もスタバでお勉強。

アメリカの発達心理学者、エリクソンの「発達段階説」を今日は勉強中。
彼はそれぞれの発達段階に「課題」が存在し、それが達成されないと心理的危機の状態に陥ると言っています。

例えば、分かりやすいところで6歳から12歳にかけて、「勤勉性」と「劣等感」が生まれる。
規則に従い、秩序に合わせ自主的に努力をするようになり、勤勉性が生まれるけれど、結果に繋がらないと
劣等感を持つことがある。って段階。

ちなみに、私の年代は成人初期(20~30歳)といって、家族以外の他者に親密感を抱き、信頼関係を
築こうとする。それが上手くいかないと、孤立し孤独感が生まれる段階なんだそう。

今、私のすぐ後ろで、携帯電話で友達と大きな声で話している男性は、恐らく「成人期」(30~65歳)。
「世代性」と「自己陶酔」が生まれる段階。
家族や社会、次世代へと関心等、将来への向上心が生まれないと、自分自身の所有物や身体的健康だけにしか
関心が生まれないそうな。

ずいぶんざっくり、後半は区切ってんだなー。そして占いと一緒。その分、当たってる部分もあれば
外れている部分もバランスよく含まれる。昔から、このざっくり人間をひとくくりにしてしまうのが嫌で
心理学を避けてきたんだけど、教育関係の仕事に就いてみて、観察材料の一つにはなるから、そして自分が
通ってきた道と照らし合わせて考えると何となく納得出来るから、それなりに面白い。

とりあえず、そのすぐ後ろで話している成人期の男性が、「俺はすごい」話ばかりしていて勉強に集中できない。
会社を経営していて、これからビッグになってやるんだ!感がすごい。志のある人はすばらしいけど
すぐ近くに貼ってある「通話禁止マーク」見えないんだろうかw
自分も気をつけよう。

書きながら思った。私、あと少しで「成人期」突入。一ヶ月切ってしまったー(汗)。
「自己陶酔」しちゃう女にだけはならないよう気をつけよう・・・。




コメント (2)
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お初です

2015-01-22 22:15:31 | 日記
どーも、いんこです。いんこって名前でブログを始めるのは、久しぶり。あの時は恥ずかしいブログばかり書いていた「お年頃」でした。
なんとなく心機一転、ほんとにたまにしか書かないだろうけど、頻度も内容もゆるーく始めたいと思います。


まず、自己紹介。と、言いたいけど、こういうのは小出しの方が良いと聞いたので?しません。
まぁ友人がまず、私の名前を聞いてイメージするのは「酒」ですね。お酒が大好きです。
でも、中毒の一歩手前くらい。「ほどほど」です。

ここでは、なーんでも自由に独り言として書きたいと思います。あまり、何を伝えたいとか信念みたいなものはないので、ここでたまに過激なこと
書いても、あまり気になさらず。あくまでも「独り言」です。

ということで、よろしゅうおねがいします。
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