今年の長男の学芸会、今年は療育の成果が日常で見られるようになったからこそ、考えさせる年になった。
とりあえず「泣かない、逃げない、とにかくその場にいる」という目標は達成。
劇の途中、小道具のバナナ(プラスチック)を持たせるという先生のアイデアが大きかった✨→バナナが大好きなので、歯形がつくまでかじってたけど…。
そして、普段園で座らせている椅子を用意してくれて、そこに座って何となく皆の輪の中にいられた。→ルーティンにしてしまえば強い。
先生のサポートつきだけど、癇癪もなくその場にいただけで、去年を考えればものすごい大進歩。ただ、舞台のど真ん中で自閉っ子特有の「横目」(頭を傾け片眼の端で物を見る+そのままフリーズ)を炸裂させました(苦笑)。
1年前からかな。「横目」が出てきたのは。
直すことは出来ないものらしいので、家では何も言わないし、笑いにして返してるけど、慣れてない人が見ると、それだけで全てを「察する」。
現実は分かってはいたし、他人からどう思われても、もう全然平気。療育に通ってます!と障害をオープンにしている。
だから平気なはずなのに、「横目」を見た時に「あぁ、この子は障害者なんだな」って再確認し、私が生きてる間、この子の未来を背負ってるんだって思ったら泣けてきた(それが嫌だとか辛いとかではない)。
何だろうね、このどうしようもない気持ちは。味わったことがないよ。愛してるのにね。
本人の前では絶対泣かない。冷蔵庫の陰に隠れて泣いてたら、旦那が「今日の良かったポイント」を違う視点で教えてくれた。
こういう時、自分以外の視点は本当にありがたい。ワンオペで障害児を育てていたら、死にたくなったかもしれない。
今日初めて「かわいいと思えない瞬間がある、今日がそうだったかも」って旦那に言えた。
ダメ母だね。