明 令和5年11月3日我々は神戸市垂水区のおおとし山まつりに来ています。大歳山は我々が住んでいる明石舞子団地の割と
近くです。しかし誰もいない。
健 旗があります。我々は5歳児だが古代体験と書いてあるらしい。
舞子 上がったところに値段表があるわ。
明 しかし取材費原則ただ。お賽銭と図書館のコピー代のみが当ブログの揺るがぬ経営方針だ。
舞子 いつもながら切ないわね。
健 古代の火起こし体験です。火災防止のために消火器が置いてあるが煙が上がったところで止めるらしい。大人で3分、子供
で10分かかるらしい。
舞子 しかし誰も煙も出ない。かなり難しそう。
明 古代脱穀体験です。杵で籾米をついて殻を割ります。強くつきすぎるとお米も割れてしまう。
舞子 テミを使ってもみ殻とお米を分けます。出来たお米は持って帰れます。
明 お米はまだ玄米なので一升瓶に入れて棒でついて精米します。戦時中はみんなやっていた。
健 明は何歳だ。
舞子 古代衣装が体験できます。
健 衣装は大歳山遺跡とはかなり後の天平時代のものだ。
明 テントの中から変な奴が出てきた。
健 全国的にはあまり知られていないが、垂水区の観光大使のごしきまろだ古墳時代からタイムスリップしてやってきた。
明 するとあのテントはタイムマシンか。
健 そんなわけはない。着ぐるみだ。
明 中に入っているのは女性だ。
舞子 なぜそんなことがわかるの。
明 男性だと触られた女の子の親からは苦情が来る。男の子の親からは慰謝料の請求が来る。
健 前方後円墳の向こうに明石海峡大橋が見えます。大歳山遺跡の詳しいことは下記をご覧ください。
連載小説AKB 37 第35話 大昔の家を調査せよ(大歳山遺跡)(2018.9.7)
舞子 おおとし山まつりは毎年11月3日です。記事は2回あります。私たちは永遠の5歳児でので構成上無理がありますが気
にしないで見てください。このブログはクリックしても飛びません。ご面倒ですがカレンダーから探してください。
連載小説AKB 62 第55話 AKBおおとし山まつりに行く(大歳山遺跡)(2019.11.20)
連載小説AKB 120 第102話 おおとし山まつり(令和4年)大歳山遺跡(2022.11.18)
明 ここからは有料体験だ。
健 焼かなくても固まる粘土で作ります。実は諸物価高騰のため去年より100円高くなっています。
明 勾玉は、やわらかい石をやすりで削った後、水の中で磨きます。最後にごしきまろの首飾りのように紐を通します。
舞子 染物体験は3色の天然色素の中から選びます。布を結んで模様つくります。染液につけた後水洗いをして乾かします。
健 なんと家まで造る。
舞子 この家も古くなってきたからみんなで建て替えるのかもしれないわね。
明 空襲の後、焼け跡から材料を拾い集めて自分で家を建てた。役に立つかも知れない。
健 明は何歳だ。
明 これは粘土ではない。どうみてもあんこだ。
健 ねりきり体験500円と書いてある。古代体験ではないが和菓子作り体験のようだ。
舞子 古代米大福やみたらし団子に花見団子、赤飯も売っているみたい。
明 コロナ前は古代米のおむすびが無料で配られていたらしいが今はないらしい。これで調査完了だ。
お楽しみ抽選会 明舞団地松2自治会
明 令和5年10月28日、明石舞子団地松が丘2丁目自治会(B地区)のお楽しみ抽選会が行われました。
健 色づき始めた大きなけやきの木の下で松2カフェも開かれ、あったかな秋の日、ゆっくりとお茶を楽しみました。
舞子 自治会員の皆さんが次々に抽選に来られました。一等が出たとこは歓声が上がりました。
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