7月11日
私の古い友人が訪ねてきた。
嬉しいが、パソコンについて頼りすぎることがあって困っている。
大分前の話になります。(2016年の夏の話です。)
古き時代の友人が私の「PC困った相談&講習会」にやってきた。
嬉しいこともあるが、ちょっと頼りすぎだね。
自分のマシンのことならいざ知らず、友人のマシンも持ってくるには困った。
また、デジカメの未使用の「新品を持参して使い方を教えて」にはもっと困った。
自分でやって、困ったことに答えるのが私の主旨だからだ。
残念と言うしかない。
友人だから何でもやってくれると思うことが間違っている。
本当の友人なら、「本を手元に置いて学習しながら自分で解決するものだ」と指導するだろう。
どうもその辺が「聞けば教えてくれる私に解るように・・」と誤解しているようだ。
聞く、尋ねるということは、
先ず、自分でやってみて、調べて、学習してあることが前提だ。
困ったことのアドヴァイスを聞くなら、どこまで理解しているかはすぐわかる。
そこが欠けている。
だから、手順の説明でも自分でマスターできていない部分が多い。
だから「説明が早すぎる」なんだろうね。
何故なら、教室でもなければ講習会でもない、教えるなどという野暮はやめよう。
友人としてパソコンの話をしにくることだから・・・・。
他人のマシンまで持ち込まないでほしいね。
それをやりたければ貴方が請け負いなさい。
・・・ですね。
その友人が言うには、
「ここで学習すると面白いし楽しい」と言う。
今考えてみるとパソコンの講習会のほとんどは学習のための学習。
その学習とは操作や機能を事例を使って、覚えるための訓練。
無論、それは役に立たせるための実務に使うためのものだ。
無駄なことではない。
ただ、問題なのは、学習のための学習になってしまう傾向がある。
実際に使って楽しむ方法を教えてもらえなかったら使えないし使わないだろう。
「大学のPC担当の講師にもっとネットをやりましょう」と要望を出しta.[
WordやExcelで人生楽しめるから・・・」と言われて私、唖然とさせられた。
シルバー大学に入って、仕事もない人がWordやExcelどこで使うのだろうか?
実際に使って楽しくなければ学問のための学習で終わってしまう。
だからWord・Excel・の基本はしっかり教えてほしいがそれ以上は「いらない」
「仕事なければ必要性がないから、是非ネットを教えるべきだ」と言ってきた。
つまり、遊べるパソコンの使い方を教えて欲しいと話したわけだ。
多聞そこがみんなと(一般社会と)私が違う点だろう。
教えることって基本だけでなく応用する使い方が現実的だろう。
私は何でもやりたいし何でも教えたい。
が、WordやExcel使える人には、やりたいことをモノにする近道になる。
いろいろなことをやるWordやExcelが役に立つということだ。
だから、基本となる部分が足りないと苦労するのはご本人だ。
私の教える講習会はどこもやっていないことを教えることだ。
だから不思議と同じメンバーが参加してくれる。
難しいこと、初めての操作や内容にとまどうことも多々ある。
実際に操作をしてテーマをそれなりに行うこと(実務)が求められるからだ。
生半可な理解では通用しないから何度でもやり直すことになる。
パソコンの操作や知識は簡単ではないことを思い知ることになる。
この講習会ではネットは欠かせない。
何をやるにも基礎知識や操作やそしてネットなどを利用しなければ出来ない。
パソコンの総合的な学習(使い方)だからだ。
blogに自分の記事をアップして公開する
CDに176曲(YouTubeからmp3ダウンロード)して入れて作る、
音楽を自分の好みを集める(これも宿題だった)
YouTubeでビデオを見る
Rajikoでラジオを聞く
ネットで無料の電子図書館の本を読む(青空文庫もそうだ)
パソコン困ったの解決法を検索で探す、調べ学習も大事だ。
単にひとつのソフトが出来れば良いのではない。
パソコンで遊ぶにはそれ相当な知識と実力が必要だ。
そして、失敗してもそれは自己責任なのだから覚悟も必要だ。
ネットを使い、ダウンロードしWordやExcelで完成させる。
関連する手順や操作やエクスプローラーの整理が学習である。
Wordだけではできない、総合力がなければ完成できないからだ。
これは大変だ、けれど面白い、と言う。
総合力となる知識や経験はやらない人には解らないだろう。
私の教えたいことは時間が掛ってしまう欠点があるがこれは仕方がないことだ。
テーマの操作を覚え、知識を深め、経験を積みながら学習する。
これはどこでも同じだが、テーマや内容が遊びで、役に立つ点がちがうのだろう。多聞だが、同じような仲間が集まってやるところが好評だったのだろう。
パソコンを習う、学習すると言ってもなかなか自分の求めることを教えて呉れる処は見つからないものだ。私のそこが良かったのかも知れない。
独りで学習するもいいが、独りでは習得に数倍掛かるでしょう。
Win10のアップにすら何度もやり直しているように初めてのことは大変だ。
だが、私の講習会はいつもの参加者がいて教える方も四名いる。
生徒六人に指導者が四人いる。
それでもみんな苦労しながらやっている。
主催者は私だが技術屋さんではないから協力者たちと試行錯誤だった。それが良かった気がする。
パソコンは面白く遊べる身近な道具だが、使い方を知らなければ宝の持ち腐れだ。
Word・Excelできても、それではPC使えるとは言えない時代だ。
それができるなら卒業して役に立つ使い方をやってみないか?
生意気なようだけど、どこもやっていないことをやっているのが私の講習会だ。
そこまで出来なくてもその可能性を持っている講習会だと思う。
良かったら来てみませんか?
私の得意としてきた「PC困った相談&講習会」をやってきた記録です。
2016年の夏の話です。