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Mさんのお話から

2024-03-10 | クリニック・事務長

こんにちは。

先日、以前当院で勤務していたMさんが、ご家族で遊びに来てくれました。

ベビーカーに乗っていた下の妹さんは高校生に、お兄ちゃんは今度大学生になるそう。

いつもながら、子どもさんの成長は、驚きと感動でいっぱいになりますね。

しかし、自分達は同じ年月を経て、成長ではなく老化しているのですから、なんとも…。 はあ~。

 

Mさんは、当院に所属している時も、他県に引っ越してしてからも、スポーツ指導者として活躍していました。

自身も非常に優れたスポーツマンであり、指導者としても素晴らしい成績を収めていました。

当院長も指導に関わっていた弱小チームを、全国区に近い大会まで導いた実績があります。

 

         「一丸となって!」 ーFreepik Companyよりー

 

Mさんは、当時の思い出を懐かしそうに語ってくれました。

 「あの頃は、子供たちも指導者も保護者も、みんなが同じ目標を掲げ、同じ方向を向いて一生懸命だった。

  みんなが、それぞれ自分の役割を担って責任を持ち、

  誰一人として、誰かの足を引っ張るようなことをする人がいなかったからこそ、できたことだった。」と。

           

これはまさに、あらゆる組織に必要なことですよね!

当院も同じでした。

開院当初を思いだすと、それこそみんなが「一丸となって」頑張っていました。

医療に関する知識を持つのは、医療資格を持つ院長と数人の看護師のみ。

少々オーバーワーク気味でも、スタッフが文句ひとつ言わず頑張って下さったのは、

院長の思いを理解し、共感し、それに向かって全員のベクトルが一致していたからこそでしょう。

「院長の思い」とは、今で言う理念、ビジョンみたいなものですが、

当時は、そんなかっこいい概念など、あまり問われていない時代。

ただ、残念ながら、この結束に参加せず自ら離れて行った人がいるのも事実です。

 

ちなみに「当院の今…」は、みんなで一致団結して頑張っていますよ!

組織の結束力がもたらす成功を感じることができる瞬間です。

これからもみんなで力を合わせて、より良い未来を築いていきたいと思います。


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