箱根の旅 2日目 後編

ＰＭ12：30
ふたたびロープウェイ、ケーブルカーを乗り継いで、強羅へ到着。
ここから”施設周遊バス”でポーラ美術館へ。
ものすごい傾斜の道の山道に揺られて約10分くらいで到着。
木々の間に現れるガラス張りのキレイな美術館。
ひっそりとあってなんか素敵です
チケットは￥1.800とちょっとお高いですが、
箱根フリーパスがあれば￥200引き

企画展は「佐伯祐三とフランス、ヴラマンク、ユトリロ」展をやっていました。
佐伯祐三さん、ヴラマンクは私は初めて知りました。
白い壁の家の絵で有名なユトリロは日本でも人気があり、有名ですね。
この３人、白を効果的に使った作品が特徴的ですが、
それぞれの個性が出ていたと思います。
ヴラマンクは、暗めの色調の中に白を効かせていました。
それに対してユトリロは自然な色調に白で効果を上げていましたね～。
佐伯祐三さんは、その中間といったところですかね。
とにかく3人とも白を盛って盛って、目に白を惹き付けるカンジ。
いっちーも珍しく絵画鑑賞を楽しんでいました。
平日だし、都内ではないので、空いててゆっくり鑑賞出来たからかも。
普段はイヤがるんですけど・・(^_^;)

その他には「レオナール・フジタ」の企画。
名前だけは知ってましたが、実際に見るのは初めてです
小さい子供がいろんな職業をしている絵で、とっても可愛らしい
でもちょっと「ハムナプトラ2」の小さい原住民に似ているような。
（マニアックな発想ですか?）
常時展もいろんなのがあって、超たのしー
私が好きなルノアールやモネなどの印象派もあり、
日本画家もあって、ちょっとブリヂストン美術館に似ているかも。
変わったところでは扇子展も。
この扇子展は、欧州のやら中国のやら中東のやらで、
素材もいろいろだし、描かれている絵もギリシア神話だったり、
オペラ場面だったりで、すごい繊細。
クジャクの羽でバッサーっていうのもあったし、金で出来ているものも。
権力を誇示する道具として使われていたのですね。
芸術品な扇子に真剣に見入ってしまいました。

　　

ＰＭ2：30
休憩しつつも鑑賞していたけど、さすがにお疲れなので、
美術館内にある「カフェチューン」にて休息
徹底的に日常的なものを見せないのか、キッチンもケーキのガラスケースも、
レジすらないオープンカフェ。
シンプルなテーブルに椅子だけど、椅子はなかなか座り心地がいい。
大きいガラスに透かして見える木々だけがカフェ全体を包んでいるカンジで、
美術館内にあるだけあって、オサレですね～

　　　　

２人ともケーキセット（￥850）を注文。
おり姫は「ジャルダン・ドゥ・ローズ」いっちーは「トロアアクト」というケーキ。
お会計は注文したあと、テーブル払いでスマート。
すぐ来たケーキはどちらも美しいです
私のは上にバラのジュレがのって、中はフランボワーズ？のムース。
周りのホワイトチョコがアクセント。
いっちーのはちょっとホロ苦いキャラメルムース。
どっちもうまーーー！
小田急ホテルからケーキが来るそうです。
２人ともコーヒーを注文したのですが、カップが可愛い！
空と森のカップ。
ここのカフェにぴったりです。
欲しいなあ
コーヒーは泡立ちでちょっと苦めでしたが、
ミルクがたっぷり付いてきたので、大丈夫でした。

このあと、アートギャラリーで例によって例のごとく、
私はポストカード買いまくり。
ついでにセロハンで出来た花瓶も買い、
そしてバスに乗って強羅駅にリターン

ポーラ美術館HP↓
http://www.polamuseum.or.jp/index.php

ＰＭ3：50
強羅駅からはふたたび登山電車で箱根湯本まで。
来るときは高いなあと思った登山電車も、ロープウェイの高さには
敵うわけなく、低くカンジました。



ＰＭ4：30
箱根湯本到着。
これから家に帰るわけですが、
またロマンスカーで、しかも北千住まで行くロマンスカーに乗ります。
最近できた青いロマンスカーは、新宿から先、千代田線まで繋がっているのです。
そうなれば、帰りがラックラク～♪
しかし、本数が少なく１日２本、しかもPM5:04発とな・・・？
急いでチケットをゲットし、
お土産を買いに駅から飛び出したおり姫といっちー
いっちーお気に入りの漬け物屋「福住屋」へ行き、
私の定番「菜の花」へ行き試食、そこらのお土産屋を物色し、出発までにセーフ！
爆睡モードだったけど、お腹がすいてしょうがないおり姫。
だって、朝ごはん食べて、ケーキ食べたくらいだし。
というわけで、車内のサンドウィッチを食べ、幸せに爆睡。
旅行の余韻に浸りつつ、帰途に着きました