伊藤福祉のあそブログ

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実習した精神科病院を訪問する

2012年08月24日 | 福祉の仕事
2年前に精神保健福祉士の資格を取得するために、2週間の実習でお世話になった精神科病院を訪問しました。もちろん仕事で行っています。私を含めて5人で訪ね、法人が来年度に新規開設する施設のPRを兼ねて病棟の見学をさせていただきました。実習当時に指導していただいた方から「おひさしぶりです」と声をかけていただき、またお会いできてとても懐かしく思います。

ところで、新しい施設は利用者の地域移行を有期限の中で目指す施設のため、新規事業を進めていく上では、同業者との関わりだけでなく多くの社会資源との関わりが生じます。福祉の同業者だけでも、支援の対象者によって障がい者、知的、身体精神、高齢者、児童、母子などなど多くの種類に分かれます。障がい者でも、知的と精神の障がいを重複してもっている方もいるため、複数の種類の福祉業者との関わりもよくあることです。また、福祉施策や施設運営には保健福祉センターや役所など、特に市区町村などの地元行政との関わりが必要となってきます。また、利用者の地域移行を目指せば住居も必要でしょう。不動産屋さんとの連携も必要です。住居物件を借りるのに保証人もいないことがあります。保証人となってくれる団体との関わりもあります。地元町内会との関わりも必要です。

福祉の仕事をしていくためには地域における支援ネットワークを構築することは必要不可欠です。住みよい街づくりは行政だけの手では作業量に限界を感じます。『○○の実現!!』とうたっても実態が追いついていな、不十分、未完であるということを多く感じています。

今日の訪問で、社会資源などとの連携の構築に努めなければいけないことを認識して帰ってきました。それは、2年前に実習をさせとぃただいたときと同じように改めて気の引き締まる思いになりました。

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