9月23日から25日までの3日間、東京お台場の会場で開催された心理学実験Ⅰのスクーリングが終了しました。参加者31名で、この間途中棄権する方もなく良かった。
今日は心理学概論も担当されている佐藤准教授による『長期記憶』の実験を行いました。
実験は「女性の名前」をいくつ再生(思い出す)できるかです。実験に要する時間は8分。この間に何人の女性の名を思い出し、記録用紙に書き込むことができるかです。これは他者との競争ではないので、多く思い出したから勝ちと言うものではありません。
実験は3回にわたって行い、各実験に要する時間は8分ですが、先生の開始の合図で1分刻み(ごと)で、時系列に何人の名前を再生できるかのデーターを取得します。実施に当たっては決めごとがあり、その決めごとを守りながら進めます。
自身の知っている女性の名前を限られた時間の中で思い出そうとしても、なかなか思い出せないことがわかりました。そのような意味では、記憶は曖昧なところもあるし、現在長期記憶としてインプットされている女性の名前が、いろいろな思い、意識等の介入で思い出せなくもなります。今回の実験でなるほどと思うところが多く参加して良かったと言う気持ちです。
3日間のスクーリングもあっという間に終了です。佐藤先生の講義はわかりやすく、心理学概論のスクーリングでもお世話になったので親しみが持てます。多分、今回のスクーリングに参加された学生のほとんどの方は参加して良かったと感じてお帰りになったのではないかと思います。ちなみに北海道と九州・沖縄方面から各1人の受講生が参加されていました。
心理学実験Ⅰの最後の仕上げに課題レポートの提出が必要です。期限は今年のクリスマスイブまで。先延ばしは許されない。間をあけずに最後の仕上げに取り掛かかり、合格をもってこの科目うを完結させます。
スクーリング会場の「プラザ平成」です。正面の大きな建物(東京国際交流館)の左となりの低層ビルです。
JRりんかい線を背にして、スクーリング会場方面を撮影しました。写真中央やや右にある茶色っぽく見える低層の建物です。
多くの方がご存じの建物上階に球体があるフジテレビです。
船の科学館付近から品川、田町方面を撮影しました。