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waikazuchan のノート

公共交通、福祉を中心に、様々な問題をみる雑学ブログ。千葉県南部の南房総より将来のことも。

房日投稿・顔が見える行政を

2018-06-12 14:47:30 | 特別公開・管理人セレクション
2018日6月12日
房日新聞社読者コーナー
今年5本目・通算97本目の投稿
それでは原文公開です。



先日、遠方の知人から、

鴨川市のホームページで、市長はじめ幹部が写真付きメッセージを出している

という連絡が。
早速、鴨川市のサイトを検索しましたら、亀田市長を筆頭に特別職、市の幹部職員のおひとりおひとりが、写真付きでメッセージを載せていました。
鋸南町の姉妹都市である長野県辰野町の広報誌で、新年度の新任の町役場幹部と自治会役員が、顔写真付きで一言添え書きの自己紹介の掲載がある以外、鴨川市のようなケースはおそらくないと思う。

昨今のネット社会での顔が見えないおつきあいが多い中、自ら載せて伝えるというのは、顔がみえる行政を目指す姿勢を感じます。
相手と一度、顔を合わせれば安心感と信用と信頼につながってきます。

ぜひ、鴨川市のような実践をほかの自治体でも見習ってもいいように思います。
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房日投稿・交通網の維持の難しさ

2018-05-16 00:39:26 | 特別公開・管理人セレクション
2018年5月15日
房日新聞社読者コーナー
今年4本目で通算96本目の投稿掲載
それでは原文を公開します。



すでに報じられています通り、東京から館山の下りの高速バスの夜の時間帯で、毎週金曜日に限り、館山駅止まり1本が休暇村まで延長。
また、具体的な運行期日は決まってはいませんが、長狭街道経由の都心への高速バスの実証実験が計画をされています。

一方、館山市内のタクシー会社1社が今月で撤退。
浜金谷、保田では最寄りのタクシー会社の営業所が閉鎖になります。

二次交通という言葉があります。これは鉄道駅やバスターミナルから、いわゆる枝線といわれる地域へのアクセスを指します。しかし、この県南地域においても、なかなか思うような二次交通の手段が生まれません。

地域によってはNPOや自治会が主体になって有償運行またはそれに準じたかたちで、二次交通を担っているケースはあります。

今年3月末に策定された富津市の地域公共交通網形成計画。あらゆる交通機関を対象に、全市民向けのアンケート実施、あるいはある地区の区長会が先例地に視察に出向くなどをしながら、今後の富津の公共交通をまとめたようです。
課題としては、

今年度末に完成の館山道に開設する浅間山バスストップの活用
バス路線の欠損補助のあり方
交通空白地帯へのデマント運行のアクセスの検討

があるようです。
特に3番目は安房地域でも共通課題であります。

さらに、昨年の規制緩和などで注目されている貨客混載。
すでに、千葉行きと東京行きの2つの高速バスで鮮魚または野菜を運んでいます。

これから館山市において、地域公共交通網形成計画の策定に着手されますが。
昨年度より座談会と表した集まりで、各地区で意見等を募り、今年度は計画の土台のための調査もされると聞いています。

大事なことは、ニーズがなにか。そのためのアクセス手段をどうするか。昨今のドライバー不足を踏まえ、旅客と荷物を効率よく輸送をする点も考慮が必要です。
かりに各種手段が示されたとしても、それを維持できるかどうかも考えなくてはならないです。

少なくとも国や県など補助に必要な条件、事業者の視点だけでなく、交通弱者や観光客の使い勝手のよさが、よい仕組みができあがるものと思います。
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5月7日申し入れ

2018-05-06 23:34:57 | 特別公開・管理人セレクション
先ほど、以下の申し入れを送りましたので公開をいたします。



国土交通省関東運輸局交通政策部消費者行政・情報課 御中


鉄道部関連
東日本旅客鉄道について申し上げます。

千葉忘れ物承り所の理解できない対応
本年4月の第4週、私の地元の岩井駅から千葉方面に通学する学生さんが、携帯電話を紛失。ただちに学生さんの親御さんが館山駅に連絡。その日のうちに携帯電話が本千葉駅で発見。
館山駅より親御さんへ、翌日のお昼に千葉の忘れ物承り所で引き取り可能の連絡が。
翌日、親御さんが千葉の忘れ物承り所に出向きましたが、

忘れ物はここにはすぐこない

など、応対した社員が荒っぽい感じだったそうです。
その翌日、承り所から親御さんへ、本人が引き取りにこない場合は委任状を用意せよと、連絡が。
さらにその翌日、親御さんがあらためて、千葉の忘れ物承り所に出向き、携帯電話の番号の確認をめぐって押し問答の末、やっと携帯電話を引き取れたそうです。
発生から4日目です。

この鉄道会社の忘れ物の取り扱い・処理の実態は、このような状況なんでしょうか。
少なくとも、即日、発見できたのであれば、遠隔地に配慮して、今回のケースであれば館山駅で引き取りができないのでしょうか。

なお、当事者の親御さんは、内房線と地域を守る会の活動に協力をしている人物。
同守る会はじめ、内房線沿線4つの住民団体の関係者は、この件について大変注視をしている点を申し添えます。



先日までの連休における輸送
内房線の各駅には、渋滞しらずの特急の利用のポスターなどが掲示。しかし、たった2ないし3本の特急だけで、その役割を果たしているのでしょうか。
少なくとも、批判の的である木更津乗り換え解消と、本気でアクアラインの渋滞緩和につなげるために、都心との直通列車の運行を確保する輸送が必要と考えます。
本年8月と9月には館山で、オープンウォータースイム競技のパンパシの国際または国内大会の開催が決まり、会場も館山駅に近い場所。
当該鉄道会社はなにもしないのでしょうか。



ダブルスタンダートと思われる
昨年11月の内房線と地域を守る会の署名提出、14年前の6月の秋田県湯沢市による湯沢駅に関する要望会、本年4月20日の群馬県みなかみ町による後閑駅の合理化についての訴えの3つのケースについては、当該鉄道会社は相手方に配慮した対応などが示されています。

しかし、成田線安食駅に関わる印旛郡栄町、早朝の駅の合理化に関する埼玉県・神奈川県・千葉県議会の一部会派の議員さん、4年前の11月に関係の意見書を採択した東京都荒川区議会といった相手方については、当該鉄道会社は事実上、門前払いと受け取れる対応と聞いています。

個別のケースという言い方をするにしても、地元・地域の駅や線区の改善を訴える点では共通項であり、当該鉄道会社の対応はダブルスタンダートと指摘を受けてもやむ得ないと考えます。

成田線安食駅の合理化については、地元の栄町役場、安食駅へ、抗議や不満の声が絶えないと聞いています。
本来、その声は当該鉄道会社が承るべきではないでしょうか。
地元への説明が不十分である以上、4年前の内房線長浦駅のみどりの窓口廃止の時のように、千葉支社長自ら、現地に出向いて、説明とそれに対する声を聞くべきではないでしょうか。


関連して
今年度、新たに社長になられました方は、将来、きっぷのペーパレス化を示されています。だとしましたら、すべての駅でSuicaが利用でき、チャージやイレギュラーの取り扱いなど、地方地域に区別や格差なく利便性につとめるべきと、考えます。

長野支社篠ノ井線の田沢駅には、時刻表と運行情報を電子看板と思われる装置で案内。
南房総市の観光施設などで使用していた電子看板を借用・再利用のかたちで、内房線の各駅に試験的な設置の検討を求めます。


以上、当該鉄道会社へ働きかけをお願いします。


平成30年5月7日
提出者住所
提出者氏名
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未採用投稿・疑わしきは確認せよ

2018-05-04 15:02:15 | 特別公開・管理人セレクション
2018年5月
地元新聞社の未採用投稿

文面後半の選挙の部分については、本日までの報道で異議申し立てが取り下げになったようです。
しかし、当方としては疑念とする16票の扱いについて、引き続き注視をしていくため、原稿はそのままで公開をいたします。



先月25日は兵庫県のあの鉄道事故発生から13年。
実は事故当時、娘さんを亡くされた遺族の方からのメールを現在も保管をしています。
この事故はけして風化させてはならないという想いからです。

改築前の岩井駅の事務室には、


疑わしきはとめよ


という貼り紙がありました。岩井駅は旧国鉄時代、近隣駅の信号やポイントを制御をしていた箇所で、そのなごり。
最近は人身事故、車両や設備のトラブルのニュースが絶えません。機械的に列車を運行していれば、何らかの問題は生じます。
岩井駅にあったあの貼り紙の文言は忘れないでいただきたい。
先々、内房線の線路設備のレベルが、一番下の扱いになる予定と聞いているが、あらたなトラブルがでないだろうか。

先日の報道で、先に実施された南房総市議選の選挙結果をめぐり、南房総市発足以降、はじめての異議申し立てが出されたようです。
開票作業中に一時的に放置された16票について、点検と確認を求める内容のようです。
報じられている通り、選挙では最後の当選者と次点者の差がわずか6票。
当然、疑わしきは確認せよではありませんが、有権者が納得できるよう調べるべきと思います。
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未採用投稿・市民後見人の必要と理解を

2018-04-28 15:53:45 | 特別公開・管理人セレクション
2018年4月
地元新聞社の未採用投稿
採用はされていませんが、公開をいたします。



自らの判断で財産や預貯金の管理、契約のやりとりが困難になった場合、最寄りの家庭裁判所の手続きにより成年後見人をつけることができます。
昨今の利用増により、弁護士や司法書士といった専門職に頼るのが容易でない中、あらかじめ必要とする知識や実務を身につけた方を、市民後見人と呼びます。
ただし、これは資格ではありません。
昨年度と今年度にわたり、安房地域の行政と社協が連携して、市民後見人についての養成講座を展開しています。今年度は実務を中心とした研修と聞きます。
時間を要する理由は、急にはできない点。やはり、ある程度の勝手を理解をしていなければ、実際の後見は難しいです。
後見人の選定は、最終的には家庭裁判所の判断で決まります。実際の活動はそこがスタートです。
活動は金銭的な部分がメインとみられがちですが、被後見人である当事者の身上の生活全般をどうやりくりするかが重視。

実は私が役員をしている障害福祉の団体の総会の中で、市民後見人についての勉強会を開く予定です。
制度の仕組みはもちろん、人材の確保が容易でない現状を理解し、組織としてもその必要性と拡散のお手伝いにつながればと、思います。

福祉の世界においても、団体組織の縦割りの傾向があり、横のつながりは薄いです。
市民後見人は、枠をこえた問題であります。
ぜひ、共通認識、情報共有の観点からも、人材確保と当事者が生活に困らないよう、ともに取り組みができますことを。
埼玉県志木市では成年後見に関わる条例や計画、審議会、専属のネットワークセンター開設と、先駆的な取り組みが。これはかなり参考になります。
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未採用投稿・先々の見通しを明確に

2018-04-08 14:35:28 | 特別公開・管理人セレクション
2018年4月
地元新聞社の未採用投稿
本日の告示を迎えましたので、公開をいたします。



4月15日は南房総市のダブル選挙があります。
すでに報じられています通り、市議選については選挙戦になる情勢。
今回の選挙は、南房総市にとって節目を控えている極めて重みのある課題があります。
合併発足15年目にあたる平成32年度以降は、合併特例債が使えなくなり、国からの地方交付税が年間で30億円程度の削減の時期を迎えます。
やはり市の財政問題が今後、どうなるのかであります。

次に懸案事項である屎尿及びゴミ処理施設の問題。
屎尿施設については建設候補地が示されました。
ゴミ処理施設については、君津4市で進めている事業に参加するかどうかの段階。
聞くところによれば、富津の火力発電所の近くにあらたなゴミ処理施設の建設候補が示されているとか。
果たして、安房地域で出たゴミを君津4市の処理施設に運搬をすること自体、問題がないのだろうか。

そして、ライフラインのひとつである水道問題。
安房と夷隅の地域で構成する南房総広域水道企業団を先々、県営化する構想があるようです。
この4月から南房総市と館山市で、水道料金が値上げに。
料金改定や組織の見直しをする前に、現在の設備の維持管理や、水道企業団に支払うコストといった必要な情報公開がなされているのかどうか。

これらの先々のことを、あらたに選出される市議の方々は、チェック&バランスで取り組まれるべきではないでしょうか。

私個人の視点として。
やはり、公共交通や障害福祉の施策について、どの程度の問題意識や見通しをお持ちであるかどうか。
その点を厳しい目で一票を投じたいと思います。

最後に。
投票率の下降傾向に歯止めをかけるためにも、全国的に取り入れている移動巡回の期日前投票所の専用車両の導入を。
開かれた議会というのであれば、近隣の市議会にならい請願と陳情は平等に審議の機会を設けること。
これらを新しい市議の方々に要望をいたします。
コメント

3月15日申し入れ

2018-03-15 17:50:14 | 特別公開・管理人セレクション
先ほど、以下の申し入れを送りましたので公開します。




国土交通省関東運輸局交通政策部消費者行政情報課 御中



鉄道部関連

東日本旅客鉄道について申し上げます。



冒頭に
本日、内房線の一部駅で改正前、つまり現在の時刻表を、今度の土曜からのダイヤ改正の新時刻表として配布をしている、という情報がまいりました。
館山駅が管理している駅のようです。
また、君津駅と館山駅が管理している駅において、ごく一部の駅以外では、全くダイヤ改正の新時刻掲示がありません。


17日からのダイヤ改正において、内房線の下り保田始発6時43分発安房鴨川行きが4両から6両、安房鴨川7時19分発上り館山行きが6両から4両に変更。
後者の館山行きについては、安房地域の中心部である館山に向かう列車であり、平日の通勤・通学にかなり支障がでる車両の削減は、無神経の一言いわざるをえません。


早朝の駅の合理化駅で下総中山駅と東船橋駅について。
遠隔操作実施時間帯に、ホームのエスカレーターも稼働を停止をしています。
私が把握をしている限り、他の早朝の駅の合理化を実施している駅では、そのようなケースはありません。
稼働停止の理由を明らかにしていただきたいです。


京葉線千葉みなと駅構内にある関連会社の清掃員の方が使用する休憩所が、形がない大変粗末な状態が明らかになっています。
すでに労働基準監督署が実態を把握しているようです。
関連会社の内部の問題でありますが、極めて異常な状態と言わざるをえません。



ダイヤ見直し提案
以下、ダイヤの見直しを申し上げます。
あらためて、昨年12月の国会審議の答弁にかなった内容とはいえず、承服できません。


外房線
2227Mを大原始発から上総一ノ宮始発に変更
297Mを大原行きから勝浦行きに変更し、5271Mの接続対象とし5271Mは21分繰り上げとする
2227Mの折り返しとして、大原始発6時13分の上り上総一ノ宮の普通の設定
2236Mを大原始発を勝浦始発に変更し10分繰り上げ
784Aを勝浦から上総一ノ宮を19分繰り下げし、238Mを安房鴨川から勝浦を10分繰り上げ、勝浦で784Aの接続をとる


内房線
3129Mを5分繰り上げ
135Mに接続の館山9時45分発安房鴨川行きの設定
3131Mを30分繰り下げ

2124Mに接続する安房鴨川8時56分発の館山行きの設定
3124Mを20分繰り下げ

2135Mと2134Mの接続のため、安房鴨川14時45分の上総湊行き。折り返し上総湊16時5分発安房鴨川行きの設定→233Mと290Mの4両を活用

171Mを君津を24分繰り下げ総武快速の接続を

1127Mを君津で京葉快速と特急さざなみ9号の接続を
182Mとわかしお16号の蘇我乗り換え接続改善を



定期券購入など
千葉支社におけるみどりの窓口廃止駅が増えた関係で、Suicaの定期券が購入できる駅が限られています。
無用な混乱、混雑を回避の観点から、最寄り沿線の学校への出張販売でなく、駅での臨時の窓口の開設が一番のぞまれています。



以上、当該鉄道会社へ働きかけをお願いします。



平成30年3月15日
提出者住所
提出者氏名
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房日投稿・外房線でも熱意が

2018-03-15 16:12:11 | 特別公開・管理人セレクション
2018年3月15日
房日新聞社の読者コーナー
今年3本目で通算95本目

それでは原文公開です。



今月10日、勝浦市内で今年1月に発足しました外房線と地域を守る会の集会にいきました。
200人の参加。いすみ市は市長と議員、御宿・勝浦・鴨川の各市町からは現職または経験の議員の方も参加されました。

集会の中で、


いすみ市の太田市長は、単に相手方に陳情するだけでなく、何を必要とするか項目を決めて、国やJR本社へ訴えていく。
現状、千葉支社では取り合ってくれない。
大原では400人程度の方が東京へ通勤。それを千人、二千人を拡大できるよう利便性を求めていく。

夷隅地域のある高校の先生は、今回のダイヤ改正で削減になる列車の改正前の利用状況を調査され、ある程度の利用客がいることを報告。

この高校の先生の話を受け、守る会の事務局サイドより、改正後、つまり削減後の実態調査をすることが示されました。


今後の取り組みとして、

今回のダイヤ改正を受け、JR千葉支社への改善を求める要請活動、署名運動、夷隅地域はじめ近隣地域の団体さんとの連携するそうです。

外房線の地域は、現在のいすみ鉄道が、当時の木原線の時代の存続問題で、森代議士のお父様が代議士在任中の尽力で、結果としていすみ鉄道を守った経緯があります。
鉄道に対する熱意は、内房線以上です。
この守る会の代表は、勝浦市長をされた藤平さま。行政や各種団体にはしっかりしたメッセージを発信できる方です。

内房線には4つの住民団体がありますが、外房線と地域を守る会と共に連携した取り組みが必要であり、みなさまのご支援がなによりであります。

2年後の東京オリンピック・パラリンピックまで、何ができるかが勝負だと思います。
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房日投稿/ あれから25 年を迎えて思うことを

2018-02-18 15:24:12 | 特別公開・管理人セレクション
房日新聞社読者コーナー
通算94本目で今年2本目の掲載
当初、事前にテーマを伝えた投稿ネタを先に送りましたが、新聞社の判断でこちらが本日掲載。
それでは原文公開をいたします。



私の地元の岩井駅が夜間無人化してから、2月18日で25年になりました。

そのあいだ、様々な内房線に関わる厳しい合理化などがなされてきました。
私の中では、一生忘れない夜間無人化の問題と申し上げたいです。

昨年は佐貫町、安房勝山、富浦、南三原、上総湊、岩井、安房小湊の各駅で、みどりの窓口が廃止、及び営業時間の縮小などがありました。
私のところには、定期券やSuicaなどのチャージはどうしたらいい、という声が少なくありません。
上総湊駅がある富津市では、定期券購入の復活と朝方の駅の改札に駅員配置の要望がでています。
迎える新年度、通学定期券の購入には、学校からの証明書が必要です。つまり、きっぷうりばの窓口でなくてはできないことです。
購入できる駅がかなり限定している中、一時の集中混雑を分散させる意味で、学校から出される証明書を、柔軟に交付ができるよう県教育庁へ要望をしました。
JR側のルールでは、始業前でも事前に証明書が用意できれば、通学定期は購入できる文言があります。

長浦駅はじめ、関東近県100の駅では、早朝または終日、駅の改札が無配置になり、主要駅で遠隔操作監視する合理化がされています。
各地ではこの合理化に不安や、再考を求める声がおきています。中には自治体の執行部と議会が動いている箇所もあります。

今国会ではバリアフリー法の改正案が審議されます。
バリアフリーと駅の合理化は別物ではあるかもしれませんが、交通弱者に配慮した施策が双方に求められます。
残念ながら、この25年は交通弱者の立場からみれば、配慮とは全くほど遠いものです。

3月のダイヤ改正より、佐貫町、鵜原、安房天津の3駅が特急の停車駅から通過駅になります。おそらく、終日無人化につながるでしょう。

これ以上、利用しづらいのでなく、利用しやすい方向にしていくために、内房線と外房線の沿線にある5つの住民団体の活動に、ご支援をお願いします。
この5つの団体と、同じ問題をかかえる地域にある団体さんとの連携が、各地の公共交通の改善につながります。
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未採用投稿/ 来年、和田浦に再び四季島がくるためにも

2018-01-21 15:33:31 | 特別公開・管理人セレクション
2018年1月
未採用投稿を公開します。



新年最初の元日の朝、内房線和田浦駅に、豪華貸し切り列車の四季島が、年末年始のツアーの初日の出の場面で停車。
私も見に行きましたが、おおよそ300人程度のギャラリーが和田浦駅やその近辺に集まりました。中には国道をドライブ中に立ち寄って見学した方々も、少なくなかったです。

しかし、来年、再び、和田浦に四季島がくるためにも、問題や課題などを申し上げます。

まず、四季島の和田浦駅停車に際し、JRと南房総市との受け入れ体制の準備などがあったと思いますが、残念ながら、南房総市と各種団体が積極的な歓迎の受け入れ体制があったようには見受けません。
山形のあつみ温泉駅では、自治体と観光協会が連携して四季島の停車時の熱烈な歓迎の受け入れがあり、それとは全く真逆であります。

その上で。
和田浦駅に前後する2つの踏切付近で、一部の撮り鉄や一般ギャラリーの写真撮影が、線路沿いぎりぎりまできて、警笛をならされたケースがありました。
これは過去のSL臨時列車と同じく、警備体制を十分にとるべきであります。

和田浦駅の海側にある和田コミセンと道の駅の駐車場がほぼ満車の状態でしたが、交通整理の対応がなかった点。

和田浦駅の海側、かつて0番線があった箇所付近。
本来、植え込みがある坂になっている箇所なんですが、駅構内に入れない事前案内があったため、やむえず、そこから四季島を見学したギャラリーが少なくなかったです。
やはり、四季島が発着したホームを広く整備、道の駅からの臨時改札と通路をきちんと設置し、安全を確保すべきと思われる。
ちなみに四季島の車両が一部、ホームからはみ出ていた点も付け加えておきます。

四季島停車中に、事前に駅ホームには入れない案内がありましたが、実際はJR側の判断かはわかりませんが、下りホームや跨線橋までギャラリーが集まっていました。

和田浦駅の駅舎のかつての案内所があったあきスペースについて。
長野県の姨捨駅のような駅舎を改築した四季島専用ラウンジまでいかなくても、四季島の足跡を記録した展示をやってもいいように思う。
また、海側の道の駅や和田コミセンでも一時的な休憩箇所としてあけてもよかったのではないでしょうか。

内房線はダイヤ改正や駅の合理化、和田浦駅自体が終日無人化という、寂しい話題ばかり。せめて、今回の四季島や、このあとに運行するサイクルトレイン=B.B.BASEをうまく活用した来訪者の受け入れを通じて、限られた機会の模索を。
話題があれば来訪のきっかけにつながります。
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