本年4月に面会しました千葉県北部在住の県議会議員の方からのメールを、若干、手直しをして掲載します。
もうお聞き及びかと思いますが、今月28日の月曜日に所属会派として、駅の無人化などで国交省に要請してきました。
以下は、そのときのことを書いたブログです。
よろしくお願いいたします。
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JRが総武線の下総中山駅、東船橋駅、幕張本郷駅など15駅で朝の無人化を実施しています。また安食駅では勤務員が一人になってしまって休憩時間に窓口が閉鎖されるなど、利用しづらくなったことにたいして、利用者から不満の声が、たくさん会派に寄せられています。
また、トイレの設置や電車の増便、エレベーターや点字ブロックの設置など、県内各地から改善を求める声が上がっています。
今日は、こうした要望をまとめてまとめて会派の組織として、国土交通省に要請を行いました。
駅の無人化で国交省側は、「利用実態などを踏まえて会社自らが判断したものだが、移動の円滑化が図られるよう指導している」と答えました。
これにたいして、「朝の無人化で、車いすの人は前日までに駅に連絡しなければならない。何かあったらインターホンで管理駅と連絡が取れるとしているが、聴覚障害者はインターホンが使えない。障害者に新たな負担を強いるこうしたやり方はバリアフリーに逆行するのではないか」と聞きましたが、回答はありませんでした。
他の要望についても国交省は「JRに伝える」と繰り返すばかりで、住民の切実な要望にたいして消極的な態度に終始しました。
「朝の無人化」についてJRは、「経営の合理化」を唯一の理由にあげています。しかし、昨年度決算で純利益は2470億円。営業収益、運輸収入は6期連続増収となっており、過去最高を記録しています。
株主への配当は総額約270億円に及び、2018年度は289億円へと19億円も増額しようとしています。
駅の無人化など利用者の安全性や利便性を犠牲にしながら、もうけだけを追求し株主への配当を増やすことだけを考えているのでは、公共交通機関とは言えません。国土交通省は、利用者の立場でJRを指導し改善を進めていくべきです。
要請には、会派の現職または元職の代議士、国政選挙候補予定の方や、県内地方議員が参加しました。
以上です。
よろしくお願いいたします。
私より
せっかくの要請活動にも関わらず、白紙に近いような回答の応対には理解ができません。
どうも相手をみている感じがしてならず、それでは公平ややり方とはいえないです。