絵本（おくりものはナンニモナイ）

昨日のタイトルとはうって変わって、今日はメルヘンチック（？）なお話・・・



あの変わり者社長さんが私に勧めてくれた絵本です。

「絵本！？絵本なんて読むんですか！？全然似合わないですね～」
「そうでしょう　この本（おくりものはナンニモナイ）を千春ちゃんに読ませたかったんだよ」
「え～なんか私に対するメッセージですか？」

彼は、今までに私に手作りの食べ物や美味しいおやつや食事をいっぱいご馳走してくれました。でも、それは私にだけでなく彼の会社に働いている人全員にです。

よそ者の私にまで良くしていただいているので私は、何回に1回くらいは感謝の気持ちとしてお礼をしていましたが、とにかく食べる物にうるさいこだわり社長の満足のいくものは、とても難しいのです。ましてや独身貴族の彼は、セカンドハウスまで持っていて釣り用のボートまで持っていて彼の欲しいものは何もないのです。

彼は、見返りを期待して人に物をあげているわけではないので、気を遣わなくて良いからといつも言ってくれます。

いままで私が彼にを渡すとき、私はいつも

「たいしたものではないけれど“愛”がこもっていますから・・・」
と、堂々と会社の人たちの前で言って渡すと

「愛などいらない！そんなもんは必要ない！」と言われます（笑）

そんな彼から渡された絵本『おくりものはナンニモナイ』ものの数分で読み終わる絵本です。読み終わった後、とても温かい気持ちになりました。


『ムーチは、かんがえた。うんと、かんがえた。なんでももってる、ともだちをよろこばせるものってなんだろう？』

考えた末にムーチは、何も入っていない箱をアールにあげた。
その箱をアールが開けて「ナンニモナイ・・・」と言った。

「そのとおり！」と、ムーチ。「ナンニモナイ・・・きみと、ぼくのほかにはね」

そこでふたりは、ただじっとしてたのしんだ、ナンニモナイを・・・


えっ！？これって愛の告白？

だって「君さえいればいいんだよ」ってことじゃん！

今度会ったら聞いてみよう！

きっと・・・
「あなたは、幸せな人だね？」と、言って笑われるに決まっています。

もう3年位になるのかなぁ～絶対に女性を近寄らせない変わり者社長さんです。

今年のお歳暮は経費節約の為、料理嫌いな私が職員さん全員に手作りおやつを作ります！

きっと彼が一番喜んでくれると思います。

「お金でなく、そんな私の気持ちだけで十分だよ」って事を言いたいのですね。

解かっています。　いつもありがとう・・・

他にも心温まる絵本をありがとう・・・