ダニー食堂

右往左往の日々。

販売員なら訪問時間は考慮すべきだと思う。

2014-05-07 | 本日のおススメ
早めに夕飯の支度を終え、パジャマで優雅に食前酒を煽っていたところ訪問者が。

セキュリティ会社の訪問販売でした。
空き巣事件以来、これで4件目。

今回の会社は全く無名な上に「私たちはご近所の監視をするなんたらかんたら」とか、このシールを窓に張ってくれたら素晴らしい」とか、このサインを庭の隅に立てさせてくれたら防犯に役立つ・・・」とおかしな切り口でこられたので、その人を家に上げるまでセキュリティ会社のセールスだとは気がつかなかったあたし。

小学校も近くにあることだし、近辺の防犯に役立つのであれば是非とも協力をさせて頂こうというスタンスで家に入れたの。

「ステッカーや看板を通りに面した目立つ場所に付けてくれるのであれば、これらの防犯用具は無料で提供しますと」防犯カメラやらセキュリティアラームシステムやらをカタログで紹介し始めたセールスマン。

「あっちゃー、セールスマンか。大失敗だ」と心の中で舌打ちするあたしとは裏腹に、話に食いつくダニー。

空き巣事件以来、防犯システム関連の商品を熱心に調べているダニーは既存の知識を持ち出しながら多々質問を始めたわ。

決してセールスに興味があるからじゃないの。

単純に探究心からくる質問事項で、この機会に専門の人から更なる知識を得て最終的に自分でホームセンターなりネットなりで商品を仕入れ設置しようという魂胆ね。

まぁセールスマンがそんなダニーの性質を知る由がある訳もなく当然、ビジネスチャンスとして捕らえるじゃない?

「おお、そんなことも知ってるんですか」
「これについてもご存知なんですね」
って、話は広がるばかり。

1時間が経過した頃「いい加減にしろよ・・・」と思い始めたあたしはキッチンで食事の準備を開始。

この時点で7時半。

でもね、あたしが台所へ行く都度、呼び戻されるのよ。
「奥さん、こっちで僕の話を聞いてくださいよ、これをちゃんと見てくださいよ」って。

「この家はこれから夕食なんだな。お邪魔だよな」っていう判断がこの人は出来ないんだと理解した頃、とうとうキレました。



マット君が(笑)



最初は無料、無料とアピールしておいて、最終的には毎月80ドルを48ヶ月契約だと?
こんなふざけたやり方は聞いた事がない。
名前と生年月日を聞き出して今度は電話番号か。
お宅のやり方は関心しないね。
ネットで少し調べれば他に安いところはいくらでもあるよ。
それに僕が来てから既に90分は経ってるよ、もういいだろう。


結果、帰ってくれたんだけど~。


あたしが思うに、あのセールスマンはそんなに悪くないの。
本人も認めてたけど、一番罪深いのはダニーね。


ちなみにメニューはカレーでした。