居酒屋~通りすがり~

今の我々に出来る事から始めましょうや。
明日を信じて始めましょうや。小さいことでいいからさ。困った時はお互いさま…ねっ

【四】『養子』をもらう事になりました…顛末記。

2012年10月27日 19時42分10秒 | 【四】本日のオススメ!

それは…。
10月に入ったある日の夜、唐突に言った女将の一言が始まりでした。

『あのね、店主。突然なんだけどね…。
私「ネコ=^^=」飼いたいんだけど、飼ってもいい!?』


ほぇ…?? い、いきなり…!? どないしたんや?
(・◇・)?



事情はこうである。

女将の職場の同僚から『生後5ヶ月の子猫(♂)の貰い手を探している人がいるんだけど、女将さん…「ネコ=^^=」飼わない?』

…と、話を持ちかけられたのが発端。


店主も女将も『わんこ』がキライな訳ではないのだが、
どちらかと言えば『にゃんこ派』である。

近所の飼いネコ、ノラネコを問わず、
見かける度に『一言掛けずにはいられない』店主と女将


でも、近所のノラネコ達はつれないモノで…

勝手に付けた名前でネコ=^^=を呼び、『メシ食いに来い』だの 『遊びに来い』だの好き勝手な事を言いながら話かけるのだが…

大概は『シカト』されるか、横目で『うるさい』と訴えられるか、はたまた小さな声で『あっち行け』と叱られるか…。
まぁ そんな扱いを受けるのが常であった。


★★
店主も女将も子供の頃、ネコ=^^=を飼っていた経験があるのも一因だとは思うけれど…

あの、『丸~い』体付きの愛しさ…。
人に媚びない『自由気まま』な振る舞い…。

かと思えば、まさしく『猫なで声』で頭を擦り付け甘える仕草…。
安心して だらしなく寝てる寝顔 等々…。

近所のノラネコ=^^=を見る度に
『仕事をリタイアしたら、ネコ=^^=飼って、ノンビリ暮らすか~』と話していた二人。

つまり それくらい
【再び、ネコ=^^=を飼う】って事が二人の共通認識になりつつあったのである。


★★★
しかしながら、それに対する懸念もあって…。

現在はお互いシフトで働く仕事のある身ゆえ、朝早かったり 夜遅かったりして二人の生活のリズムもバラバラ。

そんな中で場合によっては夜遅い時間まで
『ネコ=^^=を一匹で留守番させるのは可哀想だなぁ~』と言う思いがある。


また、動物の命と言うものは我々、人間よりも遥かに短い…。
産まれて一年で人間の『何倍』も早いスピードで成長していく動物たち。

生後5ヶ月の子猫だと、人間で言えば『9歳=小学校3年生』の子供と同じだと言うのである

20年生きたとして…
人間の年齢で言えば『100歳超え』の老人と同じになる。


だから、最初に子猫の話を聞いた時 店主は女将に こう言った。

『ネコ=^^=は、確かにかわいい。店主も飼いたくて仕方ない。
だが、寿命は我々より遥かに短い。
我々同様、体調の悪い時も当然あると思う。

俺たちはまだまだ身体も動くし、病気もないから元気だが、お互いに歳を取ってから動物を看とり 見送るのは精神的に相当堪えるぞ。
それでもいいのか…?』


【飼う前からなんちゅう心配をしとるのか?】と 皆さまは呆れたり、笑われたりするだろう。


しかしながら…
『動物を責任持って飼う』って事はその事も頭の隅に置いておかないとならないのではないか?
と思う店主。

前述の通り、ネコ=^^=も人間もだんだんと老いてゆく。
体調が悪くなる事もあるだろう。

普段から不在がちの家に残して置いて、『ネコ=^^=の体調の変化』をキチンと気遣ってあげられるだろうか?


ただ可愛がるだけなら易しい話だ。


でも、一緒に暮らすとなれば…
『可愛い~』だけでは済まされない【命への責任】を感じるからこそ、女将にそんな話をしたのである。


★★★★
女将店主の話を黙って頷き、聞いていたが…
やはり、どうしても『飼いたい』という気持ちが抑え切れなかったらしい。


彼女は彼女なりに、店主とは違ったネコ=^^=に対する様々な想い出がある。

また、成田に移り住んでからの数年間は それこそ『無我夢中』で過ごした数年間だった。


慣れない土地に来、畑違いの空港での仕事探し。

店主以外に顔見知りすら居ない環境の中で、精神的な余裕も持てないまま過ごした数年間だったのだろう… と思う。

その女将が成田に来て たぶん初めて…
女将自身が築いた『人との繋がり』で舞い込んで来た子猫=^^=の話。


『ネコ=^^=を飼いたい』と女将が言い出した時の顔は…
まるで、小さい子どもが見せる『懇願の表情』そのものだった。


その時 店主が思ったのは…

ようやく女将にも『気持ちのゆとり』が生まれてきたのかな? って思うと同時に、
ネコ=^^=と暮らす楽しい思い出を新たに加えたいと思ったのではないか?
という事だった。


それから二人でいろいろ話し合い、熟慮した結果…
『この子猫=^^=を我が家の子にしよう』と決めた次第なのである。


★★★★★
昨晩、連れてきた時には落ち着きもなくソワソワしていた子猫=^^=であったが…
今日1日、女将と過ごした子猫=^^= はだいぶ落ち着いた様子で。

朝から仕事の店主は『残業』を蹴っ飛ばして、ソッコーで帰宅。

家に入ると、まぁ~カワイイ声で小さく『ニャ~』と鳴きながら頭を擦り寄せてくるその姿に…

もう~お父さんメロメロ~状態な
店主なのでありました


以上…
これからは『飛行機』記事よりも『うちの子猫=^^=』記事が絶対増えそうな?
店主・女将の養子話顛末記】でごさいました。m(_ _)m


最高までご覧頂いた皆さまに感謝
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【四】『養子』をもらう事に... | トップ | 【三】レオとの休日… »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown ()
2012-10-28 17:00:00
ご無沙汰してます。

女将さんにカワイイ息子が出来たと真瑚が言うので
ビックリしました。

動物を迎えるのは容易いことではないですが、熟慮して迎えたのですから
良い家族になると思います。

真瑚がウサギを飼いたいと言いそうで不安で仕方ないですが、
真瑚自身はブログで必死に気持ちを抑えてるようです。
返信する

コメントを投稿

【四】本日のオススメ!」カテゴリの最新記事