消えゆく霧のごとく(クンちゃん山荘ほっちゃれ日記)   ほっちゃれ、とは、ほっちゃれ!

きらきら輝く相模湾。はるか東には房総半島の黒い連なり。同じようでいて、毎日変わる景色。きょうも穏やかな日でありますよう。

どこから来るのか、ハクビシン!(ロンドンぎつね③の増補あり)

2016年10月26日 10時33分51秒 | 生き物
       2016 ハクビシンの大当たり年!
     当地でも、横浜でも、あちこちに



 久しぶりに強い朝日がさし込んできて、目が覚めました。
 きょうは日中、28度にもなるという!

 朝めし前に、少しばかり近所を歩きました。
 ここらへんでは、鹿やイノシシにはちょいちょい出会っても、ヒトにはめったにお会いしません。

        庭におでましの伊豆ザル

 ところが、今朝はめずらしくちょっとだけ顔を知っている古手のヒト、某OBAーに出会いました。

 「もう、3年にもなるかしらね、おさびしいでしょう」とおっしゃる。

 ははぁーん、2年前の6月に死んだクンちゃん犬♂のことだな、と直感。

 「なかなかさびしいことです」と、ややしんみりと返す。

 すると、急に我が意を得たり、といった風情で、「どなたか後添えをおもらいになったらいいでしょうに」と、とんでもないことを言い出す。
(このへんに常住されている方々には、旦那に先だたれて一人暮らしになったOBAーさまがたくさんいて、元の住まいは売り払っているため、やむなく山中にとどまっているワケです。だいたい80歳代以上ね。 )

 なんか勘違いしているなと思いつつ、「いずれにしても、あなた様は結構!」と喉まで出掛かりましたが、いちいち身の上を説明するのも面倒。「いやあ、とても、とても…」と、そそくさと立ち去ろうとすると、背中から、「この夏は、ずいぶん**さんのところをお助けになったそうじゃありませんか、ハクビシン退治で!」と、のたもう。

 ほうほうの態でさよならしましたが、**さんというのは、うちの5、6軒上におひとりで住んでいる別OBAー(80歳代)。
 この夏、**さん方の屋根裏にハクビシンが入り込んで大変な騒ぎになった、という話を後日談としてご本人から聞いたのは確かですが、別にお助けも何もしていないのです。ひまなOBAーたちってのは、いったい何を話しているやら!

 その**家のハクビシン騒動については、じぇれまいあさんのブログ「Jolly Good!Jolly Baking & Cooking」にコメント投稿していますので、ちょっとご覧ください。横浜郊外あたりでも、ことしはなぜかハクビシンがちょいちょい出没したようです。
   横浜のハクビシンはこちら
 
 驚いたことに、クリックするのが面倒という方が多いので、クンちゃんコメントの骨子を以下に掲載しておきます。

 【当地はいま、「奥山の紅葉踏み分け鳴く鹿の」かなりうるさい声に秋の深まりを感じております。
  さて、この夏、5、6軒上に一人住まいのOBAーさんに聞いた話。天井裏から誰か人でもいるかのようなかなり大きい音がする。ガサゴソ動き回る。気持ち悪いので、管理事務所の人に来てもらってあちこち天蓋を開けてもらったが、シーンとしちゃってようわからん。専門業者に来てもらって捕まえると、どこから入り込んだのかハクビシンだったというのです。10万円超のお金がかかり、「ほっとくと子どもが生まれ、もっと費用がかかりましたよ」とか言われ…。とんだハクビシン騒ぎでした。】

   じぇれまいあブログはクッキング中心の内容ですが、興味深い他の分野の過去記事も多く、特にロンドン郊外にお住まいの娘さん方の庭先にあらわれるキツネの画像には、こころが弾みました。
   ロンドン郊外のキツネ①はこちら
   ロンドンギツネ②はこちら
   ロンドンギツネ③はこちら

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4 コメント

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うふふふふ (makoto)
2016-10-26 11:06:30
私、ハクビシン関係もネタを持っています…と言ったら驚かれますかね?
関東では今から15年ほど前、埼玉県秩父地方の某センターで職員さんがセンター内でハクビシン生態調査をはじめたのです。秩父地方ではその頃から農業被害があったので。
10年ほど前から東京多摩地方の農業被害が出始めて勉強会も開かれるほどになりました。
横浜はハクビシンよりも最初は三浦半島や鎌倉周辺でアライグマ被害が発生し、それが北上した影響です。
気性が荒いアライグマの巣ができた後に温厚なハクビシンが住み着くケースが多いようです。
ハクビシンの目撃情報があったらまず近くの寺社や町会会館等の人が住んでいない建物をチェックします。
平日あまり人が出入りしない貸し農園や庭に柿を慣らせっぱなしの家も、格好の餌場になります。
行政に相談するとともに町内会にも報告すると、他に被害に遭われた方が見つかるかもしれません。
駆除業者もいますがかなり高額なので、地域一体となって対策した方が有効です。
なによりも、ハクビシンは外来種なのか判然としないので、鳥獣保護法の保護動物なのです。
返信する
恐れ入ります。 (じぇれまいあ)
2016-10-26 18:46:00
じぇれまいあでございます。
このたびはリンクしていただいた上に嬉しいお言葉までいただきまして、感激です!

キツネ、お好きですの?
娘たちのところにまたまた現れたようです。
後でアップします。


>鹿やイノシシにはちょいちょい出会っても、ヒトにはめったにお会いしません。

笑わせていただきました!
鹿も猪もこのあたりでは出会えませんもの。
「大トラ」や、「トラの威を借るキツネ」、なんかはたまに見かけますが。。。。

ハクビシンはあの後、現れていません。
バニーが「ここはわたちのテリトリー!」と見回っているせいかしら~と思っていますが、どうなんでしょう?

今後ともよろしくお願いいたします!
返信する
しばらくは、おとなしく (izukun)
2016-10-27 09:26:43
makotoさま

コメントありがとうございました。

**さん宅のハクビシン駆除は10万円超だったと言ってました。とんだ、ものいりで、困ったもんです。

それにしても、makoちゃんの場合は、異常にモノ知りのいわゆる博覧強記ってやつですね。わっちがお邪魔している先は、どのブログ管理人さんもそういう方々ですが、makoちゃんの場合は、ろこさん水準に達していますね。

また、お勤めに出たら、当分はネコをかぶっていたほうがいいですよ!しばらくの間はね!
返信する
“駆除困難”なヒトハクビシン (izukun)
2016-10-27 09:43:05
じゃれまいあ さま

コメントありがとうございました。

じゃれまいあブログにアップのロンドンギツネ第3弾、ありがとうございました。それも、この頁にリンクさせていただきました。

キツネ一般が好きというわけではないんですが、ロンドンギツネはなんとなく栄養不足にも見えて、かわいらしいです。前の住人から、餌をもらっていたのかもしれませんね。

当地は、鹿、いのしし、たぬき、さる、りす、が先住民ですが、菜園をやっていると、なかなか平和共存できない気持ちになったりもします。
それと、記事にも出てきたヒトハクビシン(大きな声では言えませんが、二階からたまに見ると、ハクビシン同様、頭に白い筋があるのです!)なんですが、こっちもなかなか“駆除”は困難なようです。

では、また。
    
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