消えゆく霧のごとく(クンちゃん山荘ほっちゃれ日記)   ほっちゃれ、とは、ほっちゃれ!

きらきら輝く相模湾。はるか東には房総半島の黒い連なり。同じようでいて、毎日変わる景色。きょうも穏やかな日でありますよう。

薄めて済むのは蕎麦のツユだけじゃねえか ②

2023年08月12日 09時22分50秒 | 日記

 臭いものは海に流しちまえって

  ホントに大丈夫なの?!

  原発処理水の海洋投入問題

 というわけで、かの蕎麦屋さんを出て、熱海市伊豆山の土石流被害地点にさしかかったところでふと気がついたのは、2年半も前に決定された福島の原発の処理水を海に流してしまおうという、アレがいよいよ流し始めるという段階になっているということです。

 ここ10日ぐらいの間にテレビニュースで見たのは、ニシムラ大臣、コロナが猖獗を極めていたころに頻繁にテレビに出て来たあの方、が福島浜通り方面へ出向き、複数の漁協関係者にああだこうだと説明している、というものでした。その中で主にニシムラ氏が強調したのは、風評被害を想定して300億円の対策費を予算化し、適切な対応を取る、とかいうものでした。

 ちょっと待ってくれよ! これって、問題の本質を遥か遠くに押しやって見ないふりをしてないか?薄めて捨てりゃあ大丈夫って、ほんまかいな。さっきの蕎麦屋のおじおばの話と同じで、薄めたって悪いものの総量は変わらんのじゃないの! こうした危険性を感じるのは国民のうちひとにぎりの人だけらしく、世論が巻き起こる気配はない。

 2年半前に、鬼蜘蛛姉さんこと松田まゆみさんがご自分のブログでこの件をアップした際のおらとのコメントのやりとりを以下に再録しますので、参考にしてください。

 また、松田さんがこの件を再度取り上げるようでしたら、またおらのブログに転載したいと思います。(と何気に書いた振りして、督促しているわけであります。)

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鬼蜘蛛の網の片隅から:原子力発電 (sapolog.com) 

20210311日 原発事故から10年

 

「復興を目指して放射性物質で汚染された土壌が大量に発生した。環境省は何とこれらの汚染土の再利用を進めようとしている。タンクに貯まり続ける汚染水も海洋放出が検討されている。汚染されたものは拡散させないという原則すら無視だ。」

これが本決まりになりましたね。まったくどうかしている。くさいものは海に捨てて知らんぷり、なんて到底許せません。
なんか知らん基準値を設定して、それ以下だから大丈夫と言うが、「それ以下」が大量に無限的長期にわたり排出したら、海は一体どうなるんでしょう。
原子力を廃し、これに代わる電源を生み出す知恵はないのでしょうか?

Posted by izukun at 2021年04月21日 18:05 izukunさん

自民党政権では「海洋放出」を決めるのも時間の問題だろうと思っていました。「処理水」といってもトリチウムだけではなく除去できなかった様々な放射性物質が含まれているわけで、海に流せば当然、海の生き物の体内に入り濃縮されます。もちろん海洋汚染は日本だけの問題ではありません。無責任の極みでしょう。

化石燃料の大量使用も原子力も「負」の部分が一気に出てきました。この流れを止めるには再生可能エネルギーに切り替えるとともに、資本主義を止めて定常経済へと移行するしかないと思います。環境問題に本気で取り組まないと人類に未来はないでしょうね。

Posted by 松田まゆみ at 2021年04月21日 21:00

 

 


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1 コメント

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どうしよう・・・ (松田まゆみ)
2023-08-12 21:20:39
2年半前にこんな記事を書いていたことも忘れかけていました。
なんだかこんな風に催促されてしまうと、書かないわけにも行かないような(笑)。
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