60日の間、ブログ更新がないと画面にあらわれてくる広告が出てまっせ、という知友からのお知らせをもらってだいぶ経ち、先日は北海道の畏友よりわざわざ同様メールをいただいて恐縮しました。
ひょっとして逝っちまったかな、という趣意が含まれているかどうかわかりませんが、そうだとしても大いにうなずけるところであります。
それにしてもなんという年だったのでせうか。なにをやったのか、さっぱり覚えていない有様です。ABちゃんが表から消えたことだけが救いですが、彼の悪事をすべて取り仕切ったという番頭がのしあがっただけですからねえ。どうにも変わりようがないかも知れんわ。
世の中も自粛から一転、狂乱の旅行推奨で、まったくしっちゃかめっちゃかですねえ。んで、結局、当然の如く感染者ぶりかえし。そんな中で迎える新年はどんな年になるのでせう。
ブログ非更新時期にも、これはUPしたいというネタはいくつもあったのですが、コロナ鬱気味で後回しにしているうちに機を逸してしまいました。そんなもののうち、いくつかを後追いUPしてみます。
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目の前の山に見慣れぬ鬼火が…! 数分間の驚愕!
10月の1日か9月末日の夕刻のことでした。
ふと、東側(海側)の里山を見上げると、その一郭の木々の間、それもかなり高い場所にまったく見たこともない明かりが灯っています。
その場所というのは人家はもとより何かの施設もまったくない所で、行くことさえ容易ではないことを、あたりを隈なく探索済みのおらは知っていました。
えーっ、なんであんな所に!
そのころ、小野不由美という、なんか不自由そうなお名前の書き手の『屍鬼』 (しき) という小説の巻1を読み始めていたこともあって、一瞬総毛立つ思いにかられました。そこには、山火事の始まりの描写とか、行方不明の娘を捜索するたいまつの火の様子が書かれていました。死んだ人間が墓から起きあがってくるという筋書きで、全体が不穏な雰囲気に包まれている作品なのです。
これは絶対おかしい! 鮮明でなくてもよい、すぐに画像を、とスマホで撮影して注目していますと、徐々に怪しい火は大きくなって、しかも動いていくのです。
ところが、ところがぁ、間もなく事態は急速に収拾されたのでありました。
満月がぽっかりとあらわれたのです!
つうわけで、めでたし、めでたし、ということになりました。
なお、気象学というのかなんか知りませんが、専門的には満月というのは、翌朝の午前6時何分とかいうことでした。