白岳自然公園の看板犬 スズメバチから幼児らかばう 悲鳴で駆けつけ、自ら標的に
10/28(土) 10:35配信 長崎新聞
長崎県佐世保市江迎町の白岳自然公園では、ボーダーコリーのロン(オス、8歳)が看板犬として来園者を迎えている。1日に近くの山で登山客がスズメバチの群れに襲われた際には、身をていしてかばい、客を避難させた。飼い主で公園の所長、横松賢一さん(62)は「人を気遣うことができる犬だが、ここまでするとは思わなかった」と愛犬の勇気ある行動に驚いている。
「ワンちゃんだ。かわいい」。夕日が木々を金色に照らし始めた9日午後5時前。公園で遊び終わった家族連れがロンの元に駆け寄った。体を触ったり体の上に乗ったり。思いのまま触れる子どもたちを穏やかに受け入れていた。
生後3カ月から看板犬を務めるロン。子ども好きな優しい性格で人気を集めてきた。
横松さんによると、登山客がスズメバチに襲われたのは1日午前11時ごろ。幼児や小学校低学年の親子連れ約20人が参加していた。下山ルートを探そうと草地に足を踏み入れた際、地面から約50匹のスズメバチが湧き上がった。子どもたちは悲鳴を上げてパニック状態に陥った。ロンはすぐさま駆けつけ、ハチを追い払おうとした。次第にハチの標的は黒色の毛を持つロンに。参加者はその間に離れた場所に避難をできたという。
6人が足や首、頭などを刺されて救急車で運ばれたが、命に別条はなかった。ロンが刺されたのは20カ所以上。治療を受けたが約1週間にわたって食欲不振や嘔吐(おうと)が続いた。横松さんは「子どもが刺されたこと自体いいことではない」としながらも、「『何をしてるんだ』という怒りで立ち向かったのだろう。ロンがいなかったらと思うとぞっとする」と振り返る。
傷を受けた後も看板犬として変わらず来場者を歓迎するロン。横松さんは「ロンは子どもたちが来てくれることが喜び。ぜひ遊びに来て」と呼び掛けている。
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20箇所もスズメバチに刺されたら、人間だったら死んでしまうでしょう。
ワンコだから、弱っても回復するんですね。
つい、この間も、車椅子のお年寄りがスズメバチの群れに襲われ、亡くなりました。介護の人もなすすべがなかったようです。
それにしても、なんと感心なワンコでしょう。
なんかご褒美をあげたい!
えらいワンコのお話と画像はこちら
えらいワンコ、うちのたくにこ(柴♂と♀)と大違い。
我が家のワンたちは、飼い主を助けるかしら?
なんか無理な気がするぅ ('~`;)
それにしても、動物の治癒力はすごいですね。
20箇所も刺されたら人間なら大変なことになるのに、治ちゃうんだと驚きました。
ご褒美あげたい!
その気持ちよくわかります。
またまた雨で、あしたも台風で、と秋晴れに恵まれぬ秋です。
ネットの情報を見ていると、ほんとに驚くような話に接することがあって、へぇー、うーん、ということになりますね。
前に、マムシの話のときに検索したら、マムシにかまれたネコ、それも子ネコが、だいぶ弱ったけど数日で立ち直ったというユーチューブがありました。
人なら、ほっとくと危ないけど、動物はすごい!